特典で世界を再構成する戦隊   作:ボルメテウスさん

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世界丸ごと封印計画

その日、介人達はとある世界に向かっていた。

 

「なんというか、今回の世界は世界で色々と個性的だったな」

 

「うん、まさか、この身体で驚かれないのはびっくりだったよ」

 

そう言いながら、ガオーンは自身の身体を見ながら言う。

 

それは普段のキカイノイドの姿を隠す為の姿ではなく、彼らの本来の姿だった。

 

「えぇ、なんだって、ここには様々な世界が入り交じっています。

それも5つの世界が入り交じっている影響でジュランさん達の姿を見ても怪しむ人は少ないです」

 

「だけど、今回の仕事は案外簡単に終わりましたね。

転生者も今回は説得して、特典だけ頂きましたから」

 

「あぁ、だからこそ、なんか嫌な予感がするんだよな」

 

そう言いながら、介人は疑問に思ったように、首を傾げいると

 

「それはね、5個も世界が混ざったら、世界の分解には時間がかかるからだよ」

 

「っ」

 

それと共に聞こえた声に介人達が振り返ると、そこには理乃達が立っていた。

 

「理乃っ、まさか、この世界は罠だったという訳か」

 

「罠、そうだね。

ここで全て終わらせる為に」

 

そう言い、理乃の一言に合わせるようにギアトジンガーを構える。

 

「暗黒二重合体」

 

その音声と共に血のを中心に立っていた4体はそのまま巨大化し、姿を変えていく。

 

ステレンオーとサクシーザーの2体は上下でそのまま合体し、人型ロボットへと変わる。

 

「「合体完了、バトルシーザーロボ」」

 

それに合わせるようにガルプレスとクーライザーの2体も同様に上下で合体していき、それはまるで逆三角形に似て引き締まったフォルムの怪獣だった。

 

「「合体完了、バトルシーザードラゴン」」

 

そうして、2体のロボが合体が完了する。

 

「どうします。

この世界の影響でクロコダイオーは呼び出せません!」

 

「だったら、ここは俺達でなんとかするぜ!」

 

「たまには私達も活躍しないとね!」

 

そう言ったジュラン達の言葉を聞くと共に介人は笑みを浮かべる。

 

「あぁ、だったら行くぜ、皆!!」

 

その言葉と共に介人はそのままギアトリンガーを構える。

 

【GO!GO!GO!GO!

ゼンカイオー ジュゥラガオーン!!】

 

【1・2・3・4・GO!1・2・3・4・GO!1・2・3・4・GO

ゼンカイオー ブゥルマジィィーン!!】

 

その言葉に合わせるようにゼンカイオージュラガオーン、ゼンカイオーマジブルーンがそのまま構える。

 

「行くぜ!全力全開だぁ!!!」

 

その言葉に合わせるように走り出し、激突する。

 

姿が酷似しているゼンカイオージュラガオーンとステイシーザーロボはその手に持った巨大な剣で互いに激突させる。

 

攻撃力は互角なのか、剣は火花を散らすだけで、相手の剣を全くダメージを与えられない。

 

だが、ジュラガオーンの方が僅かだがスピードが上なのもあり、手数の多さでは負けて折らず、次々と攻撃を仕掛けていく。

 

「だが、それだけの事!!」

 

それと共に腰のパーツにセットされていた手裏剣がそのままジュラガオーンに向かって飛ぶ。

 

反応する事ができなかった、ジュラガオーンはそのまま後ろへと下がってしまい、ビルへと激突する。

 

「なっそれって、ずるいだろっ」

 

「勝てば良いだよ、勝てば!!」

 

そうしてジュラガオーン達が攻められている間、ブルマジーンもまた追い詰められていた。

 

「ぐっこれはっ」

 

ブルマジーンは背中から生えた巨大な翼と共にバトルシーザードラゴンに向けて、次々とレーザーを放っていく。

 

そんな空を飛んでいるブルマジーンに対して、バトルシーザードラゴンはその脚で大地を駈けながら、腕から次々とミサイルを放っていた。

 

「こんなのっいくらなんでも!!」

 

1度に撃てる攻撃の差、何よりもミサイルが放たれた後も追尾式としてブルマジーンを追い込んでいた。

 

「一気にとどめを刺す!

シーザー暗黒ブレス!!」

 

それと共にバトルシーザードラゴンから放たれた一撃がブルマジーンはジュラガオーンと同じ場所に倒れる。

 

「皆っ」

 

「一気に決めるよ」

 

その言葉と共にバトルシーザーロボとバトルシーザードラゴンはそのままとどめを行うように構える。

 

「やらせるかよ!

スーパーチェンジ全開!!」

 

それと共にジュラガオーンから飛び出すように介人はスーパーゼンカイザーへと変身すると共に巨大化し、そのままバトルシーザーロボとバトルシーザードラゴンに攻撃を仕掛ける。

 

「やっぱり、お兄ならば、そうしたよね」

 

「なに?」

 

介人の言葉に確信するように笑みを浮かべると共に理乃はそのまま飛び出し、取り出したのは暗黒ギアだった。

 

「知っている。

ギアって、本来は世界を丸ごと閉じ込める事ができるのを」

 

「っ介人さん!!」

 

フラグちゃんは何が起きたのか分かり、すぐに声を出し、介人の元へと向かった。

 

だが、それよりも早く、理乃の手にあるギアが介人を吸い込む。

 

「ぐっぐっ、全力全っ、ってフラグちゃんっうわぁ!?」

 

すぐにフラグちゃんを受け止めた介人達はそのままギアの中に吸い込まれていった。

 

「嘘だろっ、介人がっ」

 

「ギアに閉じ込められたっ?!」

 

その光景を見ていたジュラン達はそのまま立ち上がる。

 

「少し余計な奴も混じったけど、まぁ良いか」

 

「おい、どういう事なんだよっ!

お前、介人を閉じ込めて、何をするつもりだっ」

 

「何って、そんなの簡単だよ。

これでお兄は戦わなくて済む。

あとは、あんたらを倒すだけ」

 

「ちっ、ここで負けてたまるかよ!!」

 

「あぁ、なんとか、介人達を取り戻す為にやってやるよ!!」

 

その言葉と共に合体が解除されたジュラン達はそのまま立ち上がり、立ち向かっていく。

 

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