特典で世界を再構成する戦隊   作:ボルメテウスさん

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死亡フラグ、立ちました!

「この状況っ、どうすれば」

 

「さすがに介人だけで、どうにかっ」

 

戦いが続く中、ジュラン達は理乃達と戦っていた。

 

介人がトジルギアに閉じ込められ、合体が行えない状況で自分達よりも実力が遙かに上の相手であるバトルシーザーロボ達に戦いを挑んでいた。

 

「あのトジルギアを突破するにはっ、相当なパワーが必要です。

何か突破口はないでしょうかっ」

 

「そう言われても、理乃が手放す訳ありませんっ」

 

「だからっ、さっさと壊れちゃいな!!」

 

その叫びと共にジュラン達はそのまま大きく吹き飛ばされる。

 

「これはっ」

 

その中でエンデの懐で何か光っているのに気づく。

 

「これはもしかしてっ、皆さん!!」

 

---

 

「たくっ、まさかこんな所に閉じ込められるなんてな」

 

そう言いながら、介人は周りを見る。

 

「これはやばいですね」

 

「やばいとは一体どういう事なんだ」

 

「はい、これは死亡フラグですっ。

ここは絶海孤島の刑務所です。

ここで暮らしていくという事は大変危険な事です」

 

「へぇ、だからギアトリンガーも取られた訳か」

 

そう言いながら、介人は既に取り上げられたギアトリンガーを確かめるように懐を再度探る。

 

それでもギアトリンガーがない事に、大きくため息を吐く。

 

「それよりも、今は自由時間です。

大人しく「おい」あぁ?」

 

「お前が看守が言っていた奴か」

 

「んっ、どういう事だ?」

 

そう言っている間にも、次々とこの監獄に閉じ込められている男達が介人に詰め寄っていく。

 

「てめぇをここでボコボコにすれば、看守から礼がたんまりと貰えるんだよ!!」

 

「介人さん!!」

 

その言葉と共に次々と襲い掛かるが

 

「おらぁ!!」

 

「えぇ!!」

 

だが、そこで行われているのは介人による蹂躙だった。

 

「これは色々と酷いですね」

 

これまでゼンカイジャーとして戦った介人の戦闘経験はただの犯罪者相手には過剰とも言える戦力だった。

 

「おい、貴様っ、そこで何をしている!」

 

「あぁ、プロレスごっこ」

 

「かなり無理な言葉です!!」

 

「貴様には懲罰房に行って貰う!!」

 

「はぁ、ふざかるなよっ!!」

 

「あぁ、介人さんっ!!」

 

その言葉と共に看守に連れられて行かれた。

 

そこは壁も天井、そして地面も全てが石で囲まれ、入り口には監視カメラがあった。

 

「たくっ、厄介な事になったな」

 

「どうしましょう。

というよりもっ、この世界は一体っ」

 

「さぁな。

ただ、俺をこの世界を閉じ込める為だけの世界だからな。

痛めつけて、何も行動させないようにするという考えじゃないのか」

 

「何か逆転は」

 

「ないな、俺には」

 

「そんな」

 

その言葉を聞き、落ち込みだす。

 

「私、これまで何もお役に立てずに」

 

「別に約に立たないなんて、考えた事ないよ」

 

「でも」

 

「フラグちゃん。

お前と会った時の事、覚えているか?」

 

「初めてですか。

えぇ、確かに」

 

その言葉と共に思い浮かんだのは、介人がフラグちゃんに対して言った一言を思い出す。

 

「『俺を殺せるもんならば殺してみろ。それはそれで悪くない』っですか?」

 

「あぁ。

だからこそ、お前以外に俺は絶対に死なない。

こんな所がお前のフラグじゃないからな」

 

「っはっはい!

勿論ですっ、あれっ!?」

 

その言葉と共に介人達の上空には何か光の模様が現れる。

 

「あれは一体」

 

【テイコウペンギン!】【ヤルミナティー!】【閻魔ちゃん!】【ブラック!!】【混血のカレコレ!】クロスオーバン!!!】】】】】

 

その音声と共に光の模様は次々とフラグちゃんに降り注でいく。

 

「えっえぇ、これは一体何なんですかっ!!」

 

その言葉と共に変化し、その姿は黒いフードに紫のリボンを胸元につけた姿へと変わっていた。

 

「それって、フラグちゃんが初めて会った時の格好だな」

 

「それは分かりますがっなんで、いきなりこんな格好になったんですか!!」

 

「知らないです。

んっ?」

 

そうしていると、彼らの前に人影が一つ。

 

「あなたは」

 

「俺は剣崎一真。

ジョーカーだ」

 

「たっ立ちましたっ!!

というか、なんでこんな所に!!」

 

そこに現れたのは仮面ライダー剣の主人公だった。

 

「分からない。

俺も気づけば、この場所に呼ばれた気がしたんだ」

 

「気がしたって、まさか、これはフラグちゃんの力か!!」

 

「えぇ、まさか、世界を死亡させる程のフラグを立てるなんて!?」

 

「えっ、世界を崩壊?

どういう」

 

その理由が明らかになると共に中心に世界が崩れ始めた。

 

「これはっ?」

 

「確か、ジョーカーは地球上の全ての生命をリセットさせてしまう能力があります」

 

「あぁ、なるほど。

つまり、これは世界を滅ぼす死亡フラグという訳か」

 

「落ち着いている場合ですか!!

世界が滅んでしまうんですよ、脱出する手段がないのにこのままでは」

 

これまでにない出来事にフラグちゃんは混乱していた時だった。

 

「受け取れ」

 

「えっ」

 

そうして、剣崎から渡されたのはギアトリンガーだった。

 

「さっさと脱出しろ」

 

「了解!

行くぜ、フラグちゃん!」

 

その言葉と共に介人はゼンカイジュウギアを手に取る。

 

「スーパーチェンジ全開!!」

 

その音声と共に、介人はスーパーゼンカイザーへと変身する。

 

「行くぞ、フラグちゃん!!」

 

「はい!!」

 

その言葉と共に巨大化した介人の手の平にフラグちゃんが乗ると共に飛ぶ。

 

「ありがとうな、剣崎さん!」

 

そう言い、見ると剣崎も頷きながら、見送っていた。

 

それと共に手に持ったドリルで、今まで空だった場所に大きな亀裂ができ、介人はそのままゼンカイテンランスで突き刺した。

 

それによって、亀裂は大きく開き、そのまま脱出する。

 

「なっまさかっ!!」

 

そのまま脱出すると共に見えたのはステイシーザーから飛び出した。

 

「介人!!

無事だったのか!」

 

「あぁ、フラグちゃんのおかげでな!!」

 

「やっぱり、大当たりだったみたいですね!」

 

そう言い、嬉しそうに笑みを浮かべるエンデ。

 

「なんでっ、あれで脱出できる保証なんて、どこにもなかったのに」

 

「えぇ、確かに。

でも私達は全力で、今できる事を信じただけです」

 

「っだけど、無駄だよ!

例え、お兄が帰ってきて、三人でかかってきても、バトルシーザーロボとバトルシーザードラゴンには勝てないよ」

 

「それは」

 

その言葉と共に、ここまで戦って、ボロボロに追い詰められたジュランは反論ができなかった。

 

だが

 

「そんなの簡単だ!

一人で駄目ならば、二人!二人で駄目ならば、三人!三人でも、四人でも!

仲間、全員で力を合わせれば、勝てない相手はいない!!」

 

その言葉と共に介人はギアトリンガーを構える。

 

「確かにっ!

ぶっちゃけ、力を合わせるのが俺達だったよな!」

 

「あぁ、ならば、試してやるぜ!!」

 

「あぁ、全力全開合体だぁ!!」

 

その言葉と共に介人はスーパーゼンカイザーへと変身し、それに合わせるようにジュランも巨大化する。

 

【全開合体!!ゼンカーイ!!スーパーガッシーン!!ゼンカイオー スーパージュゥラーン!!】

 

その音声と共に介人とジュランはそのまま合体し、新たなゼンカイオーへと姿を変わった。

 

「巨大化したという事で、これは借りて、どーんです!」【BIG-BANG】

 

「僕達も行くよ!」【ライオーゼンカイガオーン】

 

「勿論ですっ」【セイクウゼンカイマジーヌ】

 

「思えば、二人での合体だけでしたので、私、好奇心がぶるんぶるんに盛り上がります!!」

【ゴウライゼンカイブルーン】

 

その言葉と共にガオーン達もまた、同時に巨大化する。

 

「なんだかっ私っ、カッタナー達みたいになったです!!」

 

「おぉ、これは凄いぞ!」

 

「だったら、俺達も行くぞ!」

 

その中で、エンデは介人が合体した事で使えるようになったゼンカイジュウギアで巨大化した。

 

だが、その姿はカッタナー達と同じSDだった。

 

「あぁ、全員揃って、全力全開合体!!」

 

その音声と共にスーパーゼンカイオーを中心に各々が回っていく。

 

それと共にゴウライゼンカイブルーンはそのまま巨大な戦車を思わせる姿に変形すると共にスーパーゼンカイオーはその上に乗る。

 

同時に変形し、スーパーゼンカイオーの脚部の鎧に変形する。

 

「一体何がっ!!」

 

その光景を見て、驚きを隠せない理乃だったが、マジーヌはそのまま右腕に巨大な砲塔となり、ガオーンもまた左腕に巨大なライオンの籠手となって一体化する。

 

そうして合体した彼らに合わせるように左肩にはカッタナーが、右肩にはリッキーが乗り、最後にエンデが胸元に左右に展開して、装着される。

 

「見よ!!全力8大合体!カンゼンゼンカイオー!!」

 

それと共に大きく構える。

 

「8人合体っだからって、どうにかできると思わないで!!」

 

「8人だけじゃない!

フラグちゃんとエンデ、あとついでに生存フラグもいて、10人の力が揃った最強だ!」

 

「お前、儂だけ雑だな」

 

「良いだろ、とにかく行くぞ!!

 

その言葉と共にカンゼンゼンカイオーは真っ直ぐとバトルシーザーロボに向かって行く。

 

「それぐらいで勝てると思わないでよ!!」

 

それと共にバトルシーザーロボはその手に持った剣でカンゼンゼンカイオーに襲い掛かる。

 

「カッタナーブレード!」

 

それに対抗するようにガオーンの口から飛び出た刀がバトルシーザーロボの攻撃を受け止め、そのまま跳ね返す。

 

「リッキーマシンガン!!」

 

同時にマジーヌの銃砲に連結するように、マシンガンが接続し、そのままバトルシーザードラゴンに向けて、攻撃を放つ。

 

「なっ、どうなっているんだっこれ!!」

 

「知らんのか。

1度、ヒーローが追い詰められ、絶体絶命になる状況。

まさに生存フラグという事を」

 

「何よりも、ヒーローの力を見誤った悪役は典型的な死亡フラグです!!」

 

「一気に決めます!!

センタイギア、セット!」

 

【ガングニール!【マクロスΔ!【龍とそばかす姫【スイートプリキュア【ラブライブ【アズールレーン!クロスオーバン!】】】】】】

 

その音声と共にカンゼンゼンカイオーの右腕は巨大な豪腕を形成する。

 

『カンゼンゼンカイオー!Glorious Break』

 

その雄叫びと共に打ち出された拳はそのまま真っ直ぐとバトルシーザーロボ達に向かって行く。

 

「くっ、くそっ!!」

 

衝撃はそのままバトルシーザーロボ達を吸い込み、巨大な爆発を起こした。

 

「やりましたかっ」

 

「あぁ、あとは理乃を」

 

そう言い、すぐに向かおうとした時、見ると、そこにはボロボロな状態になっていた理乃を抱えていたステレンオーだった。

 

「どうやら、今回は失敗だったようだ。

だが、この恨み、決して忘れないぞ」

 

その言葉と共に理乃達は完全に姿を消した。

 

同時に世界は崩壊し、介人達もまた元の世界へと戻っていった。

 

「あぁ、もぅ、あと少しで理乃を連れてこれたのに」

 

「仕方ないよ。

僕達もあの戦いで限界だったし、介人は大丈夫だったの」

 

「俺は別に。

何よりもフラグちゃんのおかげで、なんとかなったしな」

 

「えへへぇ、まぁ、今回は回収できませんでしたけどな」

 

「にしても、ブルーン。

お前、何時の間にあんな姿になれたんだ」

 

「ここに来る前です。

正直、今回の戦いで披露したかったんですが、間に合わなくて」

 

「まぁ、結果はオールオッケー!

とにかく、次からは理乃の回収が最優先だな」

 

「えぇ、確かに」

 

それと共に戦いを乗り越えた介人達。

 

だが

 

「へぇ、結構面白い事になりそうだねぇ」

 

その中で介人とフラグちゃんを見つめる影が一つ。

 

「これはなかなかにねぇ」

 

 

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