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「えぇ、これって、どういう事なの」
そう言いながら、ガオーンは呟きながら、電柱から顔を出しながら、驚きを隠せない表情で見つめていた。
「それは、俺が聞きたいよ」
それに合わせるように次々と介人達も一緒に現れながら、転生者だと思われる人物を見る。
それは、どこかの学園の生徒だと思われる少女だが、問題なのは、その容姿だった。
銀髪にクールな印象を持つ少女だが、それは余りにも似ていた。
「もしかして、ガルプレス?」
それは以前まで戦っていた理乃ことステイシーザーが率いていた悪の戦隊の一人であり、ガオーンのコピーであるガルプレスだった。
最終的には倒され、ハカイザーへと変わったはずの彼女が、ここでなぜ生活しているのか。
「おそらくそっくりさんだと思いますが、僅かにですが、確かに反応がありますね」
「だったら、どうするの?」
「そんなの決まっているよ」
そう言いながら、恋愛フラグは何か笑みを浮かべていた。
「ガオーン君、君に決めた!!」
「えっ、それって、どういううわぁ!?」
恋愛フラグは何を言っているのか困惑しているガオーンに対して、思いっきり押し出す。
そのまま、ガオーンはそのまま押し出され、少女の前に行く。
「んっ」
「あっえっと」
突然、現れたガオーンに対してガルプレスにそっくりな少女は睨んでいた。
(どっどうしよう!?
僕、人間ちゃんと仲良くなるのは良いけど、いきなりこれはどうしようもないよ!?
助けて、皆!!)
そうガオーンはすぐに電柱へと目を向ける。
だが、そこにいた恋愛フラグ以外全員が顔を横に向いており、恋愛フラグは何か期待するように見つめていた。
(駄目だった?!
どうしたら、んっ!?}
そう考えていると、ガオーンが目にしたのは
「どっどうしたのっ!?」
そう言いながら、ガオーンがすぐに寄り添ったのは、ダンボール箱だった。
その中には黒猫がおり、かなり衰弱していた。
「猫っ!?」
「急いで、病院に行かないと!?
動物病院は一体、どこにっ!!」
「こっちよっ!!」
それに慌てたガオーンを見て、少女はすぐに慌てたように言う。
それに頷くと、すぐに二人は慌てて走り出した。
「これは、上手くいったのか?」
「さぁ?」
その行動を見ていた、全員はそのまま走り出した。
「ここからじゃ」
「だったら!!」
そう言い、ガオーンはギアトリンガーを取り出した。
「えっ、まさか!?」
【バンガーイ!プリンセス・プリンシパル!!】
その音声と共に少女と猫を抱えると共にガオーンは勢いよく宙を跳ぶ。
「えっえぇ!?」
「さすがは動物好き」
その言葉に驚きを隠せない中で、全員がそのままガオーンの後を追う。
「とにかく全力で追いかけるぞ!!」
介人のその叫びと共に走り出す。
そうして、ガオーン達を追いかけ、道が分からず、ようやく追いついた頃には
「良かったぁ、猫ちゃんが無事で!!」
「そうね」
そう言いながら、助けた黒猫を囲んでガオーンと少女が仲良くなっている様子だった。
「ガオーン君っ、動物好きでナイスっ!!!」
「恋愛フラグ、生き生きしているな」
そう会話していると
「貴様がガルプレスかぁ!!」
「えっ!?」「誰?」
突然聞こえた声に、ガオーン達は驚くと、そこにいたのは大地の拳魔マクがまるでドゴルドの鎧を身に纏った怪人がそこにいた。
「あれはもしかして」
「そのまさかだよ」
そう介人とガオーンが互いに言い合っている間に
「はぁ、面倒で全開」
その後ろから現れたのは、ハカイザーだった。
「ハカイザー!
という事はこいつはお前の仕業か!!」
「まぁ、確かにそうだけど、こいつの希望もあってね」
「邪魔をするな、ゼンカイジャー!
そいつを復讐する為に、この姿になったんだ!!」
「えぇ、復讐って?」
その言葉に疑問に思っていると
「そいつの作り出した怪人によって、俺は死んでしまった!
だから、そいつに復讐する為にここに来たんだっ!!」
「復讐って、まさか、そんな事が」
これまでの戦いの中で起きた出来事。
その中でひそかに起きた被害に介人達は驚きを隠せなかった。
「だからこそ、そいつに復讐する為に、この力を得たんだ!!」
「という事で、こっちが正義なので、邪魔を「いや、さっさとぶっ倒させて貰うぞ」えっ!?」
ハカイザーの言葉に対して、介人はそのまま前に出る。
「なんでだ」
「いや、こいつが本人かどうかも分からないし。
何より、それが理由で殺させるかよ」
「っそうだよね!!
例え、この子がガルプレスの生まれ変わりだとしても、僕達がやる事は変わらない!!」
「そうかよ、まぁ良いか。
俺は面倒だから、ここまでなぁ」
「えぇ」
ハカイザーのあまりの一言に驚きを隠せなかったが、介人達はそのまま前に出る。
『チェンジ全開!!』
「チェンジ痛快!」
それと共に介人達はすぐに変身し、そのまま構える。
「秘密のパワー!ゼンカイザー!」
「恐竜パワー!ゼンカイジュラン!」
「動物パワー!ゼンカイガオーン!」
「魔法パワー!ゼンカイマジーヌ!」
「轟轟パワー!ゼンカイブルーン!」
「海賊のパワー!ツーカイザー!」
『6人揃って!機界戦隊ゼンカイザー!』
その叫びと共に、そのまま目の前にいるドマクドに向かって、ギアトリンガーやギアダリンガーを構え、撃ち出す。
「ふんっはあぁぁ!!!
だが、ドマクドは両腕を構えると、腕から放たれた雷と炎が混ざり合った盾が現れ、それを防ぐ。
「返すぞ!!」
それと共にまるで磁石に反発するように介人達に反射される。
「くっ!!」
それらの攻撃を受け、吹き飛ばされると共にドマクドは瞬く間に近づくと、自身の武器である喧嘩上刀を取り出し、振り上げる。
「くっこいつ、結構、とんでもないなぁ!!」
「だったら、ここはっ!!」
【37バーン!キョウリュウジャー!!】『ケントロスパイカー』
【43バーン!リュウソウジャー!!】『強竜装!』
その音声と共に介人達、5人の手にはキョウリュウジャーの獣電アームズが現れ、そのまま1つの武器であるケントロスパイカーへと変わる。
そして、エンデの手にはモサチェンジャーを手に持つと共に、ビリビリソウルの力を宿った強リュウソウアーマーを身に纏う。
「一気に決めるぜぇ、全力ブレイブフィニッシュ!!」
「モサブレイカー、はぁ!!」
介人とエンデの二人が同時に放った攻撃はそのままドマクドに向けて放たれた。
だが
「雷電斬怒!!」
その一撃に対して、手に持った喧嘩上刀で放った一撃を受け止める。
「くくっ、やはりっ怒りこそ最強だ!!」
それと共にケントロスパイカーはそのまま砕け散る。
「怒りが最強だって、笑わせるな!!」
そう言いながら介人はそのままゼンリョクゼンカイキャノンを取り出す。
「ならば、怒り以外のどれが最強だと言うんだ」
「そんなの決まっている。
全て合わせてこそ、最強なんだよ!!」
【極めろ ファイティングパワー!】
その音声と共に現れたのはゲキレッド、ブルーマスク、キリンレンジャーの3人が現れる。
「そのような奴らが現れた所で!!」
「まだまだ、これもおまけだ!!」
【闘志のファイティングパワー!】
それと共に介人はゲキレッドの顔をタッチし、引き金を引くと共に現れたのはウルトラマンレオ、仮面ライダーメテオが現れ、そのままゲキバズーカに手を当てる。
「まさかっやらせるか!!」
「ふんっ!」
それに合わせるようにブルーマスクが放った光の縄がドマクドの身体を拘束する。
「ぐっこいつっ」
「手伝わせて貰いますよ、パイセン!!」
【11バーン!マスクマン!】
その音声と共にジュラン達もまた各々の色に合わせた鎖を出し、そのままドマクドを押さえる。
「ぐっこの程度でっ押さえられると思うなぁ!!」
だが、ドマクドはその身体から溢れる気で、拘束を解ける。
「エンデ!!」
「了解です!スーパーチェンジ痛快!!」
その音声と共に介人とエンデはそのままスーパーゼンカイザーとスーパーツーカイザーに変身し、ドマクドへと近づく。
「遅い!怒轟覇獣!!」
その言葉と共に雷を纏った一撃と共に、巨大な熊のエネルギーを真っ直ぐゲキレッド達に向けて放つ。
だが
「天時星・時間返し!」
ゲキレッド達の前に出たキリンレンジャーが放った技により、ドマクドの時間だけ巻き戻されてしまう。
「なっ」
「宇宙・激激砲!!」
その叫びと共に放たれたのはウルトラマンレオのエネルギーと、仮面ライダーメテオのコズミックエナジーが合わさった激気の塊であり、真っ直ぐとドマクドの胴体へと当たる。
「ぐぅ」
その攻撃を受け止め、必死に耐えるドマクド。
だが
「必殺!」「全開!!」
それに合わせるように介人とエンデは各々の武器で、激気を押しだし、そのままドマクドを貫く。
「なっそんなっ、馬鹿なっ」
その一言と共に後ろへとゆっくりと倒れ、そのまま爆散する。
「はぁ」
「んっ、ハカイザー」
「さてっと、俺もここでやるか」
その言葉と共に全力破壊銃を倒されたドマクドに向けて、引き金を引く。
【ビックバーン!】
「っ」
その言葉と共にドマクドはそのまま巨大化する。
「ついでにこっちもなぁ!!」
【深淵の魔獣パワー】
その言葉と共に現れたのは仮面ライダーキバに現れたマザーサガークとヒドラパーンヘッダーだった。
「おいおい、こんなの一気に相手しろってのかよ!!」
「とにかく、こっちも行くぞ!」
その言葉と共に介人の言葉を合図に各々、合体していく。
「「完成!ゼンカイジュウオー!!」」
「「ゼンカイオー ジュラガオーン!」」
「「ゼンカイオーブルマジーン!!」」
その声と共に、各々が合体が完了すると共に、すぐに戦闘を行うように走り出す。
ゼンカイジュウオーはそのまま持ち前の火力でドマクドに向かって放つ。
だが、ドマクドは自ら発生さえる雷で、それらの攻撃を弾き返し、さらには一気に接近し、そのまま蹴り飛ばす。
「ちっこいつっ!!」
そして、ゼンカイオージュラガオーンを相手にしているがドリルと化した全身の角を高速回転させながら突撃して、盾と剣を吹き飛ばす。
「うわぁ、ちっこいのがこっちに来て、身体に張り付くっす!!」
そして、マザーサガークから放たれる量産型サガークによって、ゼンカイオーマジブルーンは身動きが取れなかった。
「このままじゃ、んっ、待てよ?」
それらの攻撃の中でふと、介人はとある事を思い出す。
「こうなったら、皆、全力合体だ!!」
「えぇこの状況で!?
どうやって!!」
「これを使うんだよ、ゼンリョクゼンカイキャノン!!!」
【ビックバーン!】
その雄叫びと共に介人の体内から出てきたゼンリョクゼンカイキャノンはそのまま変形し、なんと巨大な飛行機となって、迫っていたドマクドを吹き飛ばす。
「よしっ、予想通り!!とぅ!!」
それを見た後、合体解除すると共に、介人達は合体を解除し、介人はそのままゼンリョクゼンカイキャノンに乗り込む。
「それじゃ、行くぜ!!
全力全開合体!!!」
その言葉と共にゼンリョクゼンカイキャノンはそのまま他のゼンカイオー達に仕掛けている怪人達に攻撃を仕掛ける。
【ゼンリョクゼンカーイ!!】
その音声が鳴り響くと同時に合体していたゼンカイオー達はそのまま分離すると共に、各々のパーツが分かれ、5人はそのまま合体する。
【ゼンリョクゼンカイオー!!】
「おっおぉ!!
すごいですよ!ロボの大きさも大きくなっていますよ!!」
それと共に合体が解除されたエンデはそのまま叫ぶ。
「これがゼンリョクゼンカイキャノンの力!!」
「えっ、あれって、あんな力があるの!?
俺にもあるのかなぁ?」
ハカイザーもまた、それを見て、思わず自身の全力破壊銃を見る
「うわぁ、さっきのがまた来たっす!!」
そう言っている間にも、マザーサガークが再び量産型サガークを向かわせる。
「ここは、これだ!!」
【出動 パトロールパワー】
その音声が鳴り響くと同時に現れたのはグランドライナー、デカレンジャーロボ フルブラストカスタム、サイレンパトカイザーの3機が現れる。
「それじゃ、行くぜ!!
一斉射撃だぁ!!!」
その雄叫びと同時に各々のロボット達から離れる無限とも言える弾丸が次々と量産型サガークとマザーサガーク、そしてヒドラパーンヘッダーを打ち抜く。
「次はこいつだ!!」
【吠えろ ビーストパワー】
その音声が鳴り響くと同時に現れたのはサンバルカンロボ、超装光ギンガイオー、ガオキングソード&シールドの3体が現れる。
「必殺全開!!!!」
それと共にサンバルカンロボがゼンリョクゼンカイオーと一体化になり大気中にオーロラが出現、そこから発生するプラズマエネルギーを刀身に集め、ガオキングソード&シールドが一体化する事で刀身が大きく伸びる。
最後に超装光ギンガイオーが一体化になる事で、袈裟懸けに振るってドマクドを斬り裂く。
「がっがあぁぁぁ!!!」
そうして切り口からまるで岩のようになり、次々と切り裂く事によって、完全に砂のようになり、砕け散る。
「えっえぐっ!?」
その必殺技を見て、少女は思わず呟く。
それにはフラグちゃん達も思わず頷いてしまう。
そうしている間にも、世界は瞬く間に分離しようとしていた。
「っ」
それを見たガオーンはすぐに合体を解除し、少女の元へと向かう。
「ねっねぇ」
「えっ、はい」
ガオーンはすぐに少女に話しかける。
その姿は既に人間の姿ではなく、ガオーン本来の姿に変わっており、少し戸惑っている様子だった。
「えっと、そのっ!
君は、君のままで良いから!!
それじゃ」
「えっ何を言って」
そう聞き終える前に、世界は再び白く染まり、ガオーン達は元の世界へと戻る。
「ガオーン、なんだよ、告白か?」
それと共に先程まで一緒に合体していたジュランはそのまま詰め寄りながら言う。
「いや、告白という訳じゃないよ。
僕はその、彼女が、もしも、あのガルプレスの生まれ変わりだったら、その」
そう言いながら、ガオーンは少し俯きながらも
「今度は動物好きな事、誇って欲しいな。
そう思っていたから」
「ふぅん、そうなんだ」
それをジュランはそれだけ聞くと、すぐに別の方向へと向かう。
「いやぁ、結構良いのを見ちゃったな。
さてさて、それじゃ、私も仕込まないとねぇ」
それとは別に恋愛フラグはそう言いながら、取り出したのはピンク色の液体であった。
それは既にガチャに夢中になっている介人と、その後ろで止めているフラグちゃんへと目を向けていた。