あの戦いから数日の時が過ぎた。
その日、俺はこれまで住み慣れていた部屋から出て行き、世界のゲートの前にいた。
「本当に帰ってしまうんですね」
「あぁ、理乃だけを元の世界に返す訳にはいかないからな」
俺はそう言いながらフラグちゃん達が見送りに来てくれた。戦いの後、俺達はジュラン達の残骸を回収した後、基地まで戻った。
ジュラン達はすぐに修理を行ったが、その回復は未だに時間がかかるらしい。
それでも、時間がかかるというだけで、無事に回復する事はできるだろう。
それと同時に俺の本来の目的が全て達成され、役目を終えた。
つまり、元の世界へと帰る事だった。
「でも、寂しくなっちゃいますね。
色々とお世話になりましたし、私も一緒についていきます!」
「いや、流石についてこられても困るんだが」
「えぇー」
そう言いながら、残念そうな表情をするフラグちゃん。
まぁ、フラグちゃんもかなり頑張ってくれたからな。
「とにかく、俺は行くよ」
「そうですか……それじゃあ仕方ありませんね」
それだけ言うと、彼女は微笑みながら手を差し伸べる。
「それでは、また会いましょう」
「あぁ、そうだな」
それと共に俺は手を握り締める。
次の瞬間、俺の意識は光に包まれた。
見ると、そこは俺が住んでいた家であり、周りを見れば、懐かしい光景だった。
「本当、全部が夢だったような気がするな」
そう自虐気味に言いながらも、俺は外を見る。
「・・・んっ?」
俺はすぐに窓の外を飛び出し、街の風景を見る。
そこには普通に人々が歩いているだけではなく、なぜかジュラン達と同じようなロボット達が歩いていた。
「えっ、ここって、本当に俺の世界!?」
そう混乱していると、偶然つけていたテレビからニュースが流れ始める。
「数多くの侵略者と戦い続けたゴレンジャー。
そんな彼らを支えた数々のロボット達の技術によって、近年ではロボットに対しては良い
方向に進められ、現代では機械生命体キカイノイドが誕生しました。
彼らとの交流が始まり、既に43年以上も経ち、既に我々の生活は当たり前になっています」
「これって、一体どういう事」
俺がそう混乱していると、次に目を向けたのは、机の上にある手紙だった。
「これは、爺ちゃんの」
俺はそっと封筒を開け、手紙を見る。
そこに書かれていたのは、この世界で何が起きたのか、ゆっくりと俺は読み上げる。
「この世界の変化。
それは介人、お前がジュラン達と過ごした事によって、世界を再構成する時にジュラン達と共にいられる世界を願った。
そのおかげで、この世界ではキカイノイド達が誕生した。
彼らのおかげで私自身も数多く助けられた。
人間だけでは乗り越えられなかった危機も、数多くの友と友に乗り越える事ができた。
だからこそ、介人、お前にも、この世界を見て欲しい」
そう、書き残されていた。
「そうか、俺は、皆と出会って、色々な経験をして」
そう呟きながら、俺は窓から飛び出す。
「あぁ、行こう。
俺のいるべき場所へ」
そう言いながら、俺が向かうのは学校だった。
「さて、俺がいない間にどんな風に変わっているのか楽しみだな」
そう思い、俺が向かっていく。
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そこは真っ白な世界だった。
介人とハカイザーが戦った地において、一人の少女が二つのギアを手にしていた。
「ジェニ達はやられてしまったか。
まぁ、良いか。
元々の実験はできたし」
「それにしても、介人という奴、本当にとんでもないな。
全力全開と言って、ここまで無茶をするなんて」
「けど、あいつが戦ってくれたおかげで良いデータも取れた」
「そして、あとはこれを行うだけ」
そう言いながら、少女が二つのギアを光の球に凝縮させた。
「完成!まずは実験一作目という事でこのギアの名はまさに」
そう言いながらギアを回しながら、笑みを浮かべると共に
「魔進邪面だね」
次回の特典で世界を再構成する戦隊は!
「今日から、ここが俺の通う学園、文月学園か!」
ついに始まる高校生活にワクワクしながら教室に向かう介人。
しかし、そのクラスはなんとFクラスで!? さらに、謎の一人の少女!
「介人さん!実はこの世界には新たな危機が迫っています!」
現れたのはなんとスーパー戦隊の力と歴代の悪の組織が合わさったとんでもない怪人だった!
「たく、平和な学園生活はないのかよ」
そして始まる、学園を舞台にした大バトル!! 果たして、どうなる? 介人。
次回、特典で世界を再構成する戦隊!第2部!第一話!円満な学園生活にキキカイカイ!?
という事で、今回の話で本編第一部終了という形にさせて貰います。
次回から、また新たな展開にしていく予定となっております。
第二部も現在制作中でできれば明日中には投稿したいと考えております。
これからも特典で世界を再構成する戦隊をよろしくお願いします。