ウワバミ系女子ペンシルゴンがなんやかんやする短編SS
ワチャワチャするのが書きたかった(などと供述しており)

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鉛筆女王ノ遊戯

 煌々たる陽光は沈み、青白い月が闇夜を照らす現在時刻は夜八時。

 蠍と戯れが終わった俺の元へ一羽の隼が降り立った。

 

『件名: なし 』

『本文:サンラ苦君へ。今から新大陸支店の『蛇の林檎』までKILLように』

 

 誤字混じりの時点でそこはかとない不穏な気配を察知。

 なんだよ『KILLように』って…またPKするつもりかこいつ…?

 セッちゃん草葉の陰で泣いてるんじゃない?

 

 備えあれば憂いなし。俺は肉盾を装備する為にオイカッツォへ隼を飛ばした。

 

 

『件名:ユニーク自発出来ないマンへ』

『本文:新しいユニーク見つけたんだけど、ちょっと面倒っぽいから手伝ってくんね?』

 

『件名:生き急ぎ特攻A野郎へ』

『本文:OK どこ行けばいい?』

 

『件名:魚市場へ』

『本文:新大陸の『蛇の林檎』 内容はそこで話す』

 

『件名:焼き鳥へ』

『本文:了解。いま旧大陸だから転移便使って向かう』

 

 何回も往復させて少し疲れている隼に最高級の餌を与えてリリース。

 それじゃあ俺も向かいますかね。

「エムル。新大陸まで頼むわ」

「はいですわ!」

 エムルに『座標移動門』を使用させて、新大陸へと移動。

 持っててよかった兎タクシー。お代はヴォーパル魂、プライスレス。

 

 

 ◇◇◇◇

 

 ――――『蛇の林檎』新大陸支店

「……お酒が足りなぁぁぁい!! あ、そこのウィンプちゃん(色白ちゃん)! この店で一番高いお酒頂戴! お代はサンラク君につけといて!」

「は、はいっ! ま、ますたー! おーだーはいります!!」

「提案:空の容器をお下げします」

「ありがとう! ありがとう! そしてありがとう!」

「困惑:(酒は飲んでも呑まれるな)恐れ入ります」

「……オイオイ飲み過ぎだろペンシルゴン。一体何があったか知らねぇけどよぉ」

「なぁに言ってるの! これが飲まずにいられるかって話ですよサバイバアル君!」

「お、おう」

「私はいつものように完璧に仕事をこなしたのに、なんか偶々視察に来てたてっぺん山岳地帯のオッサンがね?『んー、なんか違うんだよねぇ』みたいな! 抽象的で具体例一つも示さない意見こねくり回して他のモデルの子の撮影にダメ出ししまくるわけですよ! そうするとどうなると思う!? 撮影時間がどんどん伸びるの! 拘束時間も伸びて私の憩いの時間は逆に減る! そんなん許せないでしょぉー!?」

「すまん、よくわからねぇ」

「サバイバアル君の推し作品の放映時間がカットされたらどう思いますぅー!?」

「それは許されねぇし許しちゃおけねぇなぁ!?」

「でしょぉー!?」

「なにやってんだお前ら…」

 完全にアルコール入って暴れる外道女王と、野性味あふれるネカマゴリラのデュエットが店の奥にあるボックス席で盛大な宴を開催していた。

 俺達以外に客がいないからいいものを、いたら即刻退去命じられるレベルの騒音だ。

 滅茶苦茶荒れてんなぁ…。天音永遠…ソロ討伐…うっ、頭が…。

 

「おう、サンラク」

「よう、サバイバアル」

「おっそーい! サンラク君遅刻! 遅刻した分私のツケ払ってもらうから覚悟しといてね!」

「いや意味がわからん。つか何これ今どういう状況?」

「俺もよくわからねぇけど、ティーアスたんが来るのを待って一人晩酌してたらペンシルゴンが突っ込んできてこうなった」

 鉛筆ロケットかな?

 つーかなんでシャンフロ内でヤケ酒してんだこいつは…。

 まあ実際に酒を飲むわけじゃないから、身体にアルコールが残って二日酔いとかにはならないんだろうけどそれにしたって荒れすぎだろ…。

 やだよ俺またこいつの相手ソロでやるの。はやく肉盾置いて帰りたいんだが?

 磯臭い肉盾君まだ―?

 

「で、今度は何のユニークを見つけたって?」

「おー、噂をすればなんとや……ゲッ」

「サンラクくぅん…! 今から私と浴びるようにアルコールの海に溺れて、イケない一線で反復横跳びしようぜぇ…!」

 ツインテ揺らしてやってきたネカマ二号の背後に、幽鬼の如く這い寄る混沌の赤毛と目があってしまいSAN値チェックです。

 成功で〇、失敗で一d六の減少。――失敗。一。

「元いたところに返してきなさい」

「やぁんつれないこと言わないでぇ…!」

「ユニークをやるなら頭数は多い方がいいかなって思ったんだけ……ど、ちょっと待てサンラク、ユニークってアレ(外道)じゃないだろうな?」

 妙に柔軟な動きでくねくねするディプスロは侮蔑の眼差しで流し見て放置。

 なんでちょっと嬉しそうなんですかね…。なにやってもご褒美かよ無敵じゃねーか。

「流石プロゲーマー、慧眼だなお目が高い。DHAたっぷりだな」

「悪い。急用を思い出した」

「おいおいつれない事言うなよオイカッツォ。鰹なら大人しくユニークの釣竿にかぶりついてりゃいいんだって」

「いや釣竿ってあれどう見ても毒針仕込んであるじゃん」

「そこにいるのはもしかしなくてもカッツォ君かな? カッツォ君だね? さあ飲みたまえ!」

 足止めが功を奏して肉盾へのヘイト移動完了。

 知らなかったのか…? 大魔王からは逃げられない…。

「いや未成年だからお酒はちょっと…」

「このゲームに未成年の概念なんてないんだよねぇ!?」

「……ハッ、つまりティーアスたんは合法……?」

「大丈夫だよぉサンラクくぅん…! このゲームはどぉやってもインナーはギリギリまで脱げない仕様になってるから、年齢制限は気にしないでオールオッケーぇ…!」

 ユニーク共が連鎖してんじゃねーよ! どうやったら消せるんだコレ。

 なんか妙に高そうな酒瓶を抱えてこちらにやってくるウィンプ。

 空になった容器を下げては新たに盛り付けられた料理をサーブするサイナ。

 二人だけでどれだけ食うつもりなんだよ…。

「報告:契約者(マスター)

「ん? どうしたサイナ」

 両手を伸ばしてこちらに抱きつこうとするディプスロの頭を片手で押さえて押し留めていると、給仕服に身に纏ったサイナに声をかけられる。

「あちらのリリエル=二一七の契約者(マスター)から代金の支払い指示が出ているので確認を」

 サイナから差し出される伝票。羅列される品目。

 酒、酒、酒、つまみ、酒、料理、パーティー料理、つまみ、酒、, etc.

 総額七桁マーニ。

 

 ははーん? さてはアレだな?

 俺今ならこいつひっぱたいても許されるな?

「痛いよサンラクくぅん…! 中つぶれちゃう…! まっかなお花咲いちゃうよぉ…!」

 自然と握る手に力が入り、アイアンクローをキメられているディプスロの呻き声が漏れる。

 そしてそんなか細い声をかき消すような、ひときわ大きな声が後方から襲来する。

 

「こんばんは! お邪魔します!」

「あの、えっと、ペンシルゴンさんにクランメールで呼び出されて来たのですが…?」

 

 店の入口の方から聞こえる紅音と玲さんの声。

 

 宴が始まる。遊戯が始まる。

 血で血を洗う凄惨で巫山戯た祭の火蓋が切られようとしていた。

「よく来た少女諸君、盛大に歓迎しようじゃないか!」

「こんばんは! ゴチになります!」

「こ、こんばんは」

「今日はサンラク君の奢りだから好きなだけ頼んでヨシ!!」

「ら…、――コホン、サンラクさん太っ腹です! ありがとうございます!」

「お、おう」

 奢るとは一言も言ってないんだけどなぁ…。

 紅音に目をキラキラ輝かせられたら断るものも断れない。おのれ外道。

 隠岐紅音、改め秋津茜は空いている座席に座り、テーブルに並べられた料理へ手を伸ばして食事を始める。

 とりあえずペンシルゴン、お前あとでマジで覚えてろよ……?

「あぁ…っ! 痛みが快感に変わってきたよぉ…! クセになりそうだねぇ…!」

「こ、こんばんは。えっと…らく、サンラクさん、その、アイアンクローを極めてる方は、何かあったんですか?」

「こんばんは。何かあったというか、存在自体が間違いというか、どうしてこんなになるまで放っておいたんだというか…」

「??」

 頭に疑問符を大量に浮かべるレイ氏。大丈夫、俺もよくわかってないからセーフ(?)

「随分と酷い謂われようだねぇ…! まぁそんなサンラクくんの罵倒ですら、私は愛おしく感じちゃうんだけどさぁ…? 君も罪な男だよねぇ…。ちゃぁんと責任取ってくれるんだよねぇ…?」

 何らかの強化アイテムを使用したのか、自分の頭を締め上げる俺の手をいともたやすく解いてみせるディープスローター。

「無責任にゲーム一本潰したお前が責任云々は一番言ったら駄目なやつだろ」

「あはははははっ! それもそうだねぇ!」

「いや笑えねぇんだよなぁ…」

 解いた手をディープスローターは離そうとしない。

 それどころかこれ見よがしに腕へ絡みついてくる。

 まるで何かを主張するかのように。周囲に誇示するかのように。強く絡みついてくる。

「……あ、あの! お、お二人はどういった、か、関係なんでしょうか…!?」

 振りほどこうにも掴まれた左腕は文字通りビクともしないので、腕に頬擦りしようとしているディープスローターの頭を残った右腕を使い全力で押し返していると、声を荒げたレイ氏が問い掛ける。

「……。見た通りの関係だよぉ?『最大火力』」

「見た通りの関係でものすごい不仲な関係かなぁ」

「……、なるほど」

 なんか一瞬寒気というか身の毛がよだつ程の悪寒が走ったのは気の所為気の所為…。

「あれぇ…? サンラクくんは私のこと嫌いなのぉ…?」

「好きか嫌いかで言えば嫌いだな」

「えっと、ディープスローター、さん? サンラク君が嫌がっているので離れてもらえませんか?」

「……ボクは『最大火力』に指図される筋合いはないんだよねぇ」

「……離れないなら実力行使も辞さないですよ?」

「出来るものならどぉぞ。仮にボクを引き剥がせても、それでサンラクくんの紙装甲が耐えられるかは別問題だけどねぇ?」

「なら貴女の腕を外せば問題ないですね?」

「――待て待て待った待った、二人ともストップストーップ!」

 なんで出合い頭でこんなドロドロしてるんですかねぇ!?

 水と油ってレベル越えてもはや海水と重油。

 まだ何も食べてないのに窒息するし胃が痛くなるレベル。

「とりあえずディープスローター、離れてくれ。頼む」

「サンラクくんが言うならしょうがないなぁ」

「レイ氏もその構えを解いてもらえるかな」

「…あっ、は、はい! ご、ごめんなさい気が動転して……」

「おーいそこの三人! 長話をするなら私の酒のツマミになる話してもらえますぅー!?」

「うっぷ……目眩が……」

「オイオイだらしねぇなぁ。ホラ飲め、水だ」

「これ美味しいです! おかわりお願いします!」

 

 火蓋が切られるその直前。溢れた火薬が発火する。

 種火は大火を齎した。合縁奇縁が巡りて愛怨忌炎と成す。

 ならば、その炎禍が招くは人の業。

 女王の心、民知らず。民の心、女王知らず。

 火蓋はたった今切られた。此れより狂乱の幕が上がる。

箸の入ったケースを手渡した。

 

 それから各々円形の卓を囲むように座り、各自ずらりと並べられた料理に舌鼓を打つ。

 座席の並びはペンシルゴンを起点にサバイバアル、オイカッツォ、秋津茜、レイ氏、俺、ディープスローターの順。

 ちなみに現在の俺は食事をするのに覆面が邪魔なのと、幼女先生がいつ来てもいいように聖杯を使用して女アバターになっているので実質女子会。なお実際は野郎が二人。

 …ん? 一人足りない? 性別鰹は第三の性別なのでノーカンノーカン。

 

「サンラク君、そこの割り箸ケース取ってくれる?」

 一発ギャグで服を弾き飛ばしたら酩酊状態の影響か、しばらく腹を抱えて大笑いし続けたペンシルゴンが願い出る。

「俺にはすぐ手元に箸があるように見えるんだが、ついに耄碌したのか?」

「はぁー!? 私は今までもこれからも現役なんですけどぉー!?」

「さいですか」

 ならこんなところで酒浸りしてないでリアルの肉体を労ってやってくれませんかね…。

 口に出せば更に面倒なことになるのは容易に想像がついたので、心の中で愚痴りつつ割り箸の入ったケースを手渡した。

 受け取ったペンシルゴンは何本か取り出すとそれを二つに割り、インベントリアから手投げナイフらしきものを取り出して表面をガリガリと削り出す。

 

「サンラクくぅーん…! この料理、見た目はグロテスクだけどかなりイけるよぉ…? ほぉら、上の口開けてぇ…?」

「へぇ(無視して目の前の肉を食う)」

「ら、ンラクさん! こ、このフェロシタス・デレクタメンタムを使ったカルパッチョ、ぜ、絶品です…! ので! 一口どうでしょうか…!?」

「あー、ごめんレイ氏、魚介系はちょっと食べたくないんだ…」

 事ある毎に両隣から料理が小皿に盛られたり、開口を促されたり、対面に座る秋津茜はなんかニコニコしながら俺を見てくるわで終始落ち着かない食事だが、まあ珠にはこういうのも悪くはないな。

 

「あー…だいぶ緩和されてきた…」

「食に関する状態異常に限った話じゃねぇけど、ステータス異常はデスポーンで治すのが手っ取り早ぇんだよな。昔生肉食いすぎてスタミナ九割持ってかれてヤバかった教訓」

「なんでそんなに生肉食べちゃったんですか?」

「だって肉は生で食うもんだろ?」

「え?」

「ん? なんかヘンなこと言ったか?」

 野蛮人に火なんて高尚なモノが使えるわけないから仕方ないね。

 

 ◇◇◇◇

 

「……よーしっ、出来たぁ! ――それじゃあ今から王様ゲーム始めまーす!!」

「なにが『それじゃあ』なんですかねぇ…」

「宴もたけなわなら二次会をやるのがお約束でしょー!?」

 どうやらペンシルゴンが先程からゴリゴリ制作していたのは王様ゲームをやる為の小道具だったらしく、ペンシルゴンが握る割り箸の先にはそれぞれ数字と『王』の文字が刻まれていた。

「ちなみに拒否権は?」

「聖槍カレドヴルッフが与えないんだよねぇ。なんとかに口なしとか言うでしょ?」

 仮にも勇者が賞金狩人の拠点でPK宣告しやがったこの鬼! 悪魔! 外道!

「ペンシルゴンさん! 王様ゲームってなんですか?」

「んー、簡単に説明すると乱数の女神に愛された人間から命令を受けてワイワイするゲーム」

「なるほど!」

 うーん、このアルコール浴びすぎたポンコツ外道。

 説明している相手が乱数の女神の化身であることを失念しているな?

 せっかくだ、醜態録画しておいてあとで強請りネタにしてやろ。

 ネチケット? 勝手知ったる間柄の無礼講だからいらないでしょ。

 

「はいじゃあ全員参加ということで! 私が割り箸握って『せーの』って言ったら皆は『王様だーれだ!』って言いながら引き抜いてね」

 

「――はいじゃあ『せーの』」

 

「「「「王様だーれだ!」」」」

――以下、『録映の眼珠』により録画された映像より音声のみでお送りします。

 

 秋津茜「私が王様ですっ!」

 ペンシルゴン「じゃあ秋津茜ちゃん、命令言ってみよっか!!」

 秋津茜「それじゃあ五番の人はこの『超絶奇跡デスピカンテ』を飲んでください!」

 サンラク「よく見つけたなそんな禍々しい血の池みたいな飲み物」

 サバイバアル「ハッ、なかなかエゲツねぇこと命令するじゃねぇか」

 オイカッツォ「ちなみに五番って誰なの? 俺四番」

 サイガー〇「わ、私は二番です」

 サバイバアル「三」

 サンラク「六番。ディープスローターは?」

 ディプスロ「一番だねぇ」

 ペンシルゴン「…………。――やり直し! やり直しを要求しますぅー!!」

 サンラク「このゲームオートセーブ進行なんでやり直し出来ないんですわ」

 サンラク「ウィンプ。この『超絶奇跡デスピカンテ』一個くれ」

 ウィンプ「…………ほんきでいってる?」

 サンラク「本気も本気、大真面目だよ。なあペンシルゴン?」

 ペンシルゴン「……なんだか酔い覚めてきちゃったからお開きにしない…?」

 サンラク「マスター! この『超絶奇跡デスピカンテ』くださ―い!」

 ペンシルゴン「あああああああ!! やめてぇぇぇっ!!」

 サンラク「『やめて』と請われた時に慈悲がないお前にはお似合いの末路だよ」

 

 ◇◇◇◇

 

 ペンシルゴン「……本っ当に辛いものを食べた時って辛い通り越して痛いんだよねぇ」

 オイカッツォ「飲み切った…だと…?」

 サイガー〇「す、すごいです…!」

 サバイバアル「一口飲んだが昔食った毒キノコみてぇな感じだったな」

 秋津茜「毒キノコ食べたことあるんですかっ!?」

 サバイバアル「あ? リアルじゃ食ったことねぇよ。別ゲーの話だ」

 サンラク「あー、そういう感じね。なんとなく想像ついたわ」

 ディプスロ「ずいぶんと悪食なんだねぇ」

 サンラク「性癖暴飲暴食のお前が言えた義理じゃないんだよなぁ」

 ペンシルゴン「んふふふふ。だから君たちにも同じ思いをさせてあげるねぇー!?」

 

 ペンシルゴン「――『せーの』!」

「「「「王様だーれだ!」」」」

 

 

 秋津茜「私が王様ですっ!」

 ペンシルゴン「再放送かな??」

 オイカッツォ「ちょっとその運分けてもらいたいなぁ…」

 サバイバアル「はー、持ってンなぁ」

 ディプスロ「……同じ人が続けて選ばれるのは面白くないねぇ」

 サンラク「乱数の女神は気まぐれなんだからしょうがねぇだろ」

 秋津茜「え、えっと…じゃ、じゃあ二番の人が代わりに命令してくださいっ!」

 サンラク「まさかの王権譲渡」

 オイカッツォ「二番って誰?」

 サンラク「俺なんだよなぁ」

 ペンシルゴン「ラッキーボーイとガールだけで王権交換会しないでもらえますぅ―!?」

 サンラク「転生してLUCにステ振り直して、どうぞ」

 ペンシルゴン「転生するくらいなら革命起こした方が手っ取り早くない?」

 サンラク「ぬかしおる。ここがどこだかわからん奴じゃあるまいし」

 サイガー〇「ぺ、ペンシルゴンさんっ! 厨房の方から並外れた殺気が!?」

 サバイバアル「度が過ぎると包丁飛んでくるから気をつけろよペンシルゴン」

 オイカッツォ「経験済みなんだ…」

 ディプスロ「それでぇ、サンラクくんはどんな鬼畜な命令をくれるのかなぁ…?」

 ペンシルゴン「ゲーム内なら何をやっても合法だけど、運営に目を付けられるような奴は駄目だからね?」

 

 サンラク「んー、じゃあ解散! お疲れ様でした!」

 

 ――――音声の再生を終了します。

 


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