お隣さんが踏み台転生者だった件   作:あああう

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第二話

踏み台転生者。それは前世で流行った二次創作系の小説に出てくる主人公のかませ犬だ。

 

 なぜアインハルトが踏み台転生者なのかというと一つは容姿だ。

 あれだけ整った容姿をしていてさらにオッドアイ、踏み台転生者はなぜだか知らないがオッドアイが大好きでとりあえず美人orイケメンな顔をしている。

 

 次に一人暮らしという点だ。

 踏み台転生者にとって親というのは本当の意味で親だと思えない存在、何しろ転生者の主観では前世の親が本物で今世の親は血のつながった他人という感じがするからだ。

 俺も親父やお袋を純粋な家族として見れるまでかなりの時間を要した。

 いくら魔法世界出身の子供が早熟だからと言ってアインハルトの歳で一人暮らしは早すぎる。もしかしたら家族との関係が上手くいっていないのかもしれない。

 

 さらにアインハルトには格闘技の経験がある。

 俺は姿勢や身体つきを見るだけで格闘技経験者かどうかわかる。

 アインハルトはあの年齢でいえば相当の手練れと言えるだろう。

 リリカルなのは4期の主人公のヴィヴィオも俺に鍛えてほしいと言って格闘技をやっているしヴィヴィオの友達も格闘技をやっている。

 これは推測だが4期は格闘技を始めたヴィヴィオを主人公にミッドチルダで起こる様々な事件を格闘技で解決するアクション百合アニメなんじゃないか?

 リリカルなのはシリーズで世代交代したとはいえ高町の名を持つヴィヴィオが巻き込まれることになる事件はおそらくロストロギアが関わってくる。

 それを止めるには魔法ではなく格闘技術が必要でそれに介入する前準備としてアインハルトは自分を鍛えてるんじゃないか?

 

 もちろんこれらは憶測でしかない、だがもしこのことが事実ならアインハルトに原作に介入する覚悟があるのか確かめなければならない

 原作に介入するということは原作以上の結果を出さなければ意味がない。

 それだけの能力があるのか、それだけの覚悟があるのか。

 

 それに彼女はどこか危うい雰囲気を持っている。

 なんというか俺が昔地下闘技場で戦ったリーグ落ち寸前の後のない格闘家のような目。

 何かに焦ってるような空気を感じた。

 

 俺も転生者デビュー失敗してるからな。

 先輩転生者として何かしてあげれたらいいが…

 

 とにかく今度会ったとき聞いてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やあ、待たせてしまったかな?」

 「いえ、今来たところです。」

 なんかデートっぽい会話だな。

 

 「えっと、俺と戦いたいってことだけど…」

 「はい。」

 「なんで?」

 「私の拳があなたにどれほど通用するのか知りたいからです。」

 やはり戦闘狂だったか

 

 「うん、それじゃあ試合する場所まで行こうか。」

 そういってアインハルトを廃倉庫まで案内する。

 知らない大人にほいほいついてくるなと言いたいところだがそういったとたんに試合が始まってしまうかもしれないから言えない。

 地下闘技場の戦闘狂どもと比べればまだアインハルトはましだと信じたいが…

 

 「知り合いにつてがあってね、ここは救助隊の訓練でも使ってる場所で許可ももらってる。本気で来ていいよ。」

 「わかりました。…武装形態!」

 そういってヴィヴィオが最近習得した大人モードように変身する。

 やはりアインハルトはヴィヴィオのことを知っているのか?

 あまりにもタイミングが良すぎる。

 

 「それじゃあ俺も。如意棒、セットアップ!」

 上下ジャージから亀仙流の山吹色の胴着に変身する。惑星ポポルにいるカエルのフンの色じゃないよ。

 

 「それじゃあ魔法なしの格闘オンリー、時間無制限でいいかな?」

 「はい!」

 

 「如意棒、カウントダウン!」

 「了解。5,4,3,2,1,スタート」 

 

 

 

 

 

 




結構書いたつもりでこの短さ
小説って難しい
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