新・黄金世代 ~第三の世代~   作:Quick

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サイレンススズカ初登場の話です。


レース描写に関してはまだまだ模索段階です。今回は違うパターンでやってみます。


帰ってきた逃亡者

 

ダービーが終わり、サードステージのデビューまで数週間と迫るなか、チームスピカは何時ものようにトレーニングをしていた。

 

 

夕方、練習が終わると、サードとスペシャルウィークがトレーナーに呼び出された。

 

 

トレーナー「明日なんだが、2人は午後のトレーニングを休んで空港へ行ってくれ。」

 

サードステージ「空港ですか?」

 

スペシャルウィーク「あ!

 

 

もしかして明日は。」

 

 

トレーナー「ああ、

 

 

 

 

スズカが帰ってくる!」

 

 

 

 

サードステージが唯一会っていなかったチームスピカのメンバー、サイレンススズカがドリームシリーズに出走するために帰ってくるのだ。

 

 

 

 

翌日

 

 

午前中のトレーニング後、成田空港でサードとスペが待っていると。

 

 

「スペちゃん。」

 

 

スペシャルウィーク「スズカさん!!」

 

 

今年のWDT以来、半年ぶりに日本へ帰って来たサイレンススズカ。

 

サードステージ(この人が・・・

 

 

サイレンススズカさん・・・!)

 

 

サイレンススズカ「貴女がサードステージちゃんね。

 

トレーナーさんやスペちゃんから貴女の事を聞いているわ。

 

来年のクラシック、期待しているわ。

 

頑張ってね。」

 

 

サードステージ「はいっ!

 

 

頑張ります!!」

 

 

 

 

その後スズカは、トレセン学園白井分校へ向かった。

 

 

現在の規則として、海外に遠征したウマ娘は白井分校で健康診断を受ける事になっている。トレセン学園で伝染病によるクラスターが起きるのを防ぐためだ。

 

 

 

トレセン学園白井分校は、普段は海外から帰って来たトレセン学園所属の待機施設、トレーナー候補生の研修施設、日本のレースに挑戦する海外のウマ娘のトレーニング施設として機能している。

 

 

また、夏には合宿所としても開放されていて、一部のウマ娘にとっては馴染みのある施設なのだ。

 

 

1週間後、スズカは無事に待機期間を終え、トレセン学園に帰ってきた。

 

 

 

その数日後に、帰国初戦なのだから、かなりのハードスケジュールをスズカは強いられている。

 

 

海外を転戦するウマ娘はそういうローテーションは日常茶飯事らしいが、サードには全く想像のつかないものだった。

 

 

 

 

そして、いよいよサイレンススズカの凱旋レースの日を迎えた。

 

 

宝塚記念の当日に組まれた、ドリームシリーズグレードだ。

 

 

 

7R ドリームシリーズ グレード 芝2200m

 

1枠 1番 アーネストリー

2枠 2番 ダンツシアトル

3枠 3番 トーセンジョーダン

4枠 4番 タケノベルベット

5枠 5番 ダイユウサク

6枠 6番 サイレンススズカ

7枠 7番 ゴールドアクター

7枠 8番 サクラチトセオー

8枠 9番 ヤエノムテキ

8枠10番 タイキブリザード

 

 

10人が揃ったレース。サイレンススズカに勝算はあるのか。

 

 

阪神レース場

 

例によって、チームスピカ全員がやって来た。

 

 

その集団に注目するファンも多数だ。

 

この流れはもう見慣れたものである。

 

 

 

来賓や関係者用のスペースの場所ではなく、いつも正面スタンドの最前列で観戦する。

 

 

発送時刻を迎え、スターターが台に上がり、ファンファーレが流れる。かつて宝塚記念で使われたオリジナルファンファーレだ(現実では1987年と1990年に使用)。

 

「阪神レース場8レースは、ドリームシリーズ グレード、ドリームクラス芝2200m10人。

 

 

枠入りは順調。

 

 

最後に10番、タイキブリザード。

 

 

入って、10人ゲートイン完了。」

 

 

ガッシャン!

 

 

実況「スタートしました!

 

先ずは第1コーナーへ向けての先行争い。

 

 

予想通りサイレンススズカは譲らずに先手を取りました。内からはアーネストリーも好位につけます。

 

その外からはヤエノムテキ、更にはタイキブリザードも2番手グループに取りついて、後方からはダイユウサク。

 

最後方にサクラチトセオーの展開で、各ウマ娘これから第1コーナーから第2コーナーへとカーブしていきます。

 

 

先頭サイレンススズカ、リードの方は6バ身、7バ身と大きく広げて向こう正面へ入りました。

 

2番手の位置にアーネストリーが続き1馬身離れてダンツシアトルとタイキブリザードが追走。

その後5番手にヤエノムテキとゴールドアクター。直後にトーセンジョーダンがピッタリとマークし1000mのハロン棒を今通過。

 

更に中団グループ、タケノベルベット、その後1バ身後方にダイユウサク。

 

最後方サクラチトセオーで、各ウマ娘第3コーナーへと入っていきます。

 

 

先頭サイレンススズカが飛ばしてリードは8バ身から9バ身ほど。

 

離れた2番手にアーネストリーが一気に動いた!! リード6バ身、5バ身と縮めていく!

 

 

その後3番手にダンツシアトルとタイキブリザード並んで追走し、更にヤエノムテキが並ぶような態勢で、

 

 

各ウマ娘第4コーナーをカーブし、先頭のサイレンススズカは、直線コースへ入りました!

 

 

サイレンススズカリードは4バ身! アーネストリー懸命に追う!! その外からヤエノムテキ3番手!!

その後ダンツシアトルタイキブリザード!!

 

しかしサイレンススズカ、また突き放す!! 6バ身,7バ身!! これはセーフティリード!

 

2番手アーネストリー粘っている!!

 

大外からは、サクラチトセオーが追い込んできた!

 

間からはヤエノムテキ!!

 

 

しかし、サイレンススズカ、先頭でゴールイン!!

 

逃げ切りサイレンススズカ!!

 

今年国内初戦でしたが圧勝逃げ切り!

 

そのあと2番手争いはアーネストリー、ヤエノムテキの争いの中、外サクラチトセオー交わしたかどうか!?」

 

 

終わってみれば、サイレンススズカの逃亡劇、並み居る強豪を抑えて完勝に終わった。

 

 

1着 サイレンススズカ 2.10.1

2着 サクラチトセオー 5

3着 アーネストリー クビ

4着 ヤエノムテキ 1/2

5着 タイキブリザード 3

 

 

スペシャルウィーク「スズカさーん!」

 

サードステージ「おめでとうございます!」

 

レースを終え、涼しい顔で引き上げてくるサイレンススズカを迎える2人。

 

 

サイレンススズカ「ありがとうスペちゃん、サードちゃん。

 

やっぱり、日本のコースを走るのはとても気分がいいわ。」

 

帰国して検疫等の検査で走る時間があまりなく、それがストレスとなっていたスズカ。しかし、この1戦こそストレス発散の場となった。

 

相手の寄せ付けない逃亡劇となったのである。

 

 

サード「これでいよいよ、私のデビューももうすぐ。

 

頑張らないと!!」

 

 

サードステージのデビュー戦は2週間後と控えていた。

 

果たして、デビュー戦を無事勝利で飾ることはできるのか?

 

 

続く 




長らく放置してた小説ですが、待っていた人はいたんでしょうか?

その間に新ウマ娘の実装やアニメ3期もありましたが、色々と調整しながらやっていければと思います。

アニメ3期の方は、ピークアウト云々は無視の方向で行きます。あしからず。


いよいよ、次回はデビュー前夜辺りにはなるとは思います。トレセンやレース場の独自設定もあるんで、その辺りも紹介できればいいかなと。

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