新・黄金世代 ~第三の世代~   作:Quick

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ドリームシリーズ、勝つのは?


待っていろ!

ガッシャン!!

 

 

実況「スタートしました。

 

 

ゴールドシップは例によって遅れたスタートになりました。

 

 

まず先行争いは、

 

 

やはりメジロパーマーが行きます。

 

 

メジロパーマーが先頭に立ちました。

 

 

2番手の位置ですが、メジロマックイーンが続いて、そのあとやや離れました。」

 

 

例によってゴールドシップは出遅れ、メジロパーマーが先手を奪う序盤。

 

 

9人のウマ娘はポジションを探りながら、1回目の坂を上る。

 

 

 

 

 

トレーナー「サード、長距離戦で1番大切なことは何か?」

 

サードステージ「スタミナと、如何にそのスタミナを終盤まで温存できるペース配分です。」

 

トレーナー「・・・

 

近年の長距離戦の傾向から見ると、その回答は優等生的な回答だな。

 

だが、ドリームシリーズで走る歴戦のウマ娘では、それが全く通用しなくなる。

 

それをよくちゃんと見ておくんだ。」

 

 

 

実況「9人が第4コーナーをカーブして、1周目の正面スタンド前へと入って参ります。

 

 

メジロパーマーが先頭5バ身のリード、

 

 

それに続いてメジロマックイーンが2番手、

 

 

そのあと6バ身程離れてネオユニヴァース3番手。

 

その直後にマイネルキッツとシルクジャスティスが並ぶような形で、そのあとにエイシンフラッシュ。

 

更にすぐ後ろをヒシミラクルとウイニングチケットが後方2、3番手。

 

 

最後方にゴールドシップという展開で、

 

 

各ウマ娘、正面スタンド前を通過し1コーナーへと向かっていきます。」

 

 

前半は平均よりやや早い流れで飛ばすメジロパーマー。中盤に入るとペースを緩め始める。

 

 

すると、

 

 

実況「各ウマ娘第2コーナーに入って、メジロパーマーのリードがなくなって、メジロマックイーンが詰めて参りました!

 

3番手は大きく離れてネオユニヴァース、そのあとにマイネルキッツエイシンフラッシュは変わりません。」

 

 

ペースはマックイーンがパーマーを詰めてそこまで緩む展開にならない。

 

 

 

実況「各ウマ娘これから2回目の坂の頂上へと向か一気にヒシミラクルとゴールドシップが上がってきた!!」

 

 

得意のロングスパートで勝負をかけたのはゴールドシップとヒシミラクル。勝負は淀名物の坂で大きく動き始めた。

 

実況「2回目の坂の頂上に入り、先頭はメジロパーマー変わりません。その後メジロマックイーンがぴったりとマーク。

 

3番手の位置に、早くもヒシミラクルとゴールドシップ上がってきた!

 

その内にマイネルキッツも仕掛けて参りました!!

 

 

 

後方はネオユニヴァース、エイシンフラッシュが並んで、その後にウイニングチケット、最後方にシルクジャスティスという展開で、後方の4人は大きく離れて追走し、

 

各ウマ娘第4コーナーカーブして、ここでメジロマックイーンが先頭に立った!!

 

 

さあ最後の直線!!

 

 

メジロマックイーン先頭!!

 

リードは2バ身から3バ身!!

 

外からヒシミラクルとゴールドシップ伸びてきた!

 

外からヒシミラクルとゴールドシップ!!

 

その後はメジロパーマーが4番手争い!!

 

 

ゴールまで200m!!

 

メジロマックイーン押し切り態勢!!

 

 

ゴールドシップ、ヒシミラクルが追い詰める!!

 

 

3人が並ぶ態勢になった!!

 

 

内外離れるような態勢で、

 

 

今ゴールイン!!!

 

 

 

際どい勝負!!!

 

 

 

内で粘るメジロマックイーンを、間ヒシミラクルと外からゴールドシップが追い詰めました!!」

 

 

3人の力と力のぶつかり合いは、スタンドの観客を唸らせる激闘だった。

 

 

 

サードステージ「・・・!!?」

 

 

トレーナー「どうだったか?今のレース。」

 

サードステージ「持てるだけのスタミナを出し切って出し尽くす消耗戦・・・

 

スタミナを誤魔化すんじゃなくて、スタミナを出し切る・・・

 

 

そんなレースがあるんですね・・・」

 

 

サードステージは、長距離はスタミナを如何に温存し、ラストスパートで発揮する瞬発力を活かすという現代のスタンダードの戦略が常識と思っていた。

 

だが、マックイーンやゴールドシップのように瞬発力を活かせないウマ娘のスタミナを活かした消耗戦というやり方もあるというのを改めて思い知らされた。

 

 

 

だが、サードは実力を見せ付けられても自信を無くすことはなかった。

 

 

サードステージ「もっと強くなりたい、そんな気持ちになるレースでした。」

 

トレーナー「よし!いい心意気だ。

 

デビューに向けて、更に厳しい鍛練を積むぞ!」

 

サードステージ「はいっ!!」

 

 

デビュー前でありながら、更なる上のステージという存在にワクワクと興奮が隠しきれないサードであった。

 

 

 

 

結果は、メジロマックイーンが僅かに凌いで勝利をおさめた。2着ゴールドシップ、3着ヒシミラクル。

 

 

 

 

着順

 

1着 メジロマックイーン 3:16:1

2着 ゴールドシップ ハナ

3着 ヒシミラクル アタマ

4着 メジロパーマー 10

5着 マイネルキッツ 1/2

6着 エイシンフラッシュ 6

7着 ウイニングチケット 大差

8着 シルクジャスティス 1 1/2

9着 ネオユニヴァース 2

 

続く

 




次回は、テイオーのレースです。その日はダービーデー。1年後、サードはその舞台に立てるのでしょうか?
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