少しモンハンにハマりすぎた結果がこれですね笑
またTwitterを見てた人なら知ってると思われますが、D4DJのこんなシチュあったらな妄想が楽しくてなかなか小説に時間を避けなかったのが原因です。気をつけます……。
「ふわぁ〜……。」
次の日、俺は朝早くに目覚めてしまってあくびを噛み殺す。部屋分けのための襖を少し開けて向こう側を覗くと、しのぶたちはまだ寝ているらしい。一人を除いては……。
「おはよう。和也、意外と起きるの早いね。」
俺側の部屋から女性の声がして、後ろを振り向くと椅子に座って窓から光を浴びている響子さんがいた。響子さんパジャマだ……かわいい……。
「おはようございます。じゃないでしょ……なんで響子さんがこっち側の部屋にいるんですか?」
「私も早くに目が覚めちゃってさ、陽を浴びようにも和也側にしか窓がないから仕方なく入ったんだけど……迷惑かな?」
「迷惑なんてそんな!ただ一言かけて欲しかったなって。」
「あはは!そう言うことね。ごめん、和也すっごく気持ち良さそうな寝顔してたから起こそうにも起こせなくなっちゃって。」
「んな!?」
自分の寝顔見られたのかと顔を赤くすると響子さんはさらに可笑しそうに笑い出す。
「な、なんでそんな笑うんですか!」
「ふふ、和也やっぱり女の子みたいで。つい可笑しくなっちゃった。」
俺が少し声を荒げると、涙を拭いながらそう言った。
「と言うか前にもこんなことあったよね。ほら、私たちが初めて和也と会った時。」
「しのぶとの絡みで夫婦みたいって言われた時のやつですか……。」
「そうそれ!懐かしいね……。」
「ですね。俺、響子さんたちとここまで仲良くなるなんて当時は考えてもなかったです。」
「私もまさかしのぶが付き合うなんて思ってもなかったよ。一番そう言うのに興味のない子だと思ってたから。」
「俺もそう思います……。」
「でも良かったな、しのぶの彼氏が和也で。」
「な、なんでですか?」
「和也いい子だもん。しのぶが振ってたら私が付き合っちゃってたかも。」
「何言っt……!!」
恥ずかしくなり、つい大声で反応しそうになると響子さんは唇の前に人差し指を立てて「しーっ」と言う。
「しのぶたち起きちゃうよ。あくまで例えばの話しだから、動揺させちゃってごめんね。」
そう言った響子さんは優しく微笑み俺を見る。陽の光のせいか少しだけキュンとしてしまった。その後、少し沈黙が続くと襖が静かに開く音が聞こえてきた。
「あれ〜?響子、もう起きてたんだ……。」
「あっ由香、おはよう。和也も起きててさ、ちょっと話してただけだよ。」
「おー和也くんもおはようデース!それで、なんの話をしてたの?」
「ふふ、それは私と和也の秘密だよ、ね?」
「そうですね……。」
「えぇ〜なんで〜?」
響子さんと俺が見つめ合い微笑むと由香さんは、残念そうに不満を口にする。
そこからしばらく三人で話しているとしのぶと絵空さんも起きてくる。
「朝から元気だな……ふわぁ〜。」
「私たちが起きるの最後なのね。」
「おはよう。大丈夫だよ、私たちが早かっただけだから。」
「しのぶも絵空もすっごい眠そう。時間もあるし、もう少し寝てれば?」
由香さんが心配そうにしのぶたちの顔を見ると、しのぶは大丈夫と言わんばかりに言葉を返す。
「由香が朝から元気すぎるだけな気がするんだけど……。その元気、もらいたいぐらいなんだが。」
「たしかに由香さんっていつでも元気ですよね。何か秘訣でもあるんですか?」
「やっぱり日々のトレーニングが秘訣かな。ところでさ!筋トレ、興味ない?うちのジム、今会員登録無料なんだけど……。」
しのぶの言葉を聞いてたしかにと思った俺は、由香さんに理由を聞くと目を輝かせて顔を詰め寄せてくる。
「えっ!ま、まぁ最近流石に運動しないとまずいとは思ってますけど……。」
「じゃあうちのジムに今度来てみてよ!来てくれたら特別サービスで私がサポーターとしてついてあげる!そうそう、これパンフレットなんだけど……。」
「あらあら、由香のスイッチ入っちゃったわねぇ……。」
「こうなったらもうアタシたちも止められないから和、大人しく言うこと聞くしかないぞ。」
「いや、俺は全然行っても良いんだけど……由香さんがサポートしてくれるって言ってるし。」
「マジか……初めて由香がジムの勧誘に成功してるの見た……。」
「「たしかに」」
しのぶがそう言うと、響子さんや絵空さんも頷いていた……てかその言い方だともうすでに何回か勧誘してるのか……?
「由香、その話は後でしましょ?今日の予定を決めないと日が暮れちゃうわ。」
流石に収集がつかなくなるのを見かねて、絵空さんが由香さんの一人喋りを止めに入る。
「ご、ごめん!たしかにそうかも……。」
「でもどこ行こっか?いまだに何も決めてなかったけど。」
「希望がある人の所行けば良いんじゃない?ちなみにアタシはどこもないよ。強いて言えばこの地名産の美味い食べ物屋に行きたいなくらい。」
「おっけーお昼はそこで食べようか。和也は?」
「うーん……あっ、あの神社行きたいです。ほら、響子さんが車の中で教えてくれた。」
「え?なんであそこに?私は趣味で行きたいけど和也が行きたくなる理由って何かあるっけ?」
「え、えっとここじゃあんまり言いにくいって言うか……。」
「……あぁ!そう言うことね。うん、たしかに良いかも!」
しばらく「うーむ」と考える素振りをしていると、俺が行きたい理由に気づいたのか笑顔になり優しく肯定してくれる。
「由香と絵空も何か行きたい所ある?」
「私はちょっと先のショッピングモールでお買い物したいくらいかしら。由香は?」
「私もそこに用事があるから行きたい場所は一緒だよ!」
「じゃあ先にショッピングモールから行こうか。神社もそこから結構近いところにあるし。」
響子さんの一言に俺らは「「「賛成」」」と声を合わせ、着替えを始めた。俺は温泉の脱衣所で着替えを済ませて先にエントランスで待ち、しのぶたちと合流して旅館を出た。
俺も響子さんに「寝顔可愛かったから」とか言われてみたいな……。
絶対恋するね!
【次回】はぐれたの子猫たち