犬寄しのぶと幼馴染くん   作:水城伊鈴

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私的には早く投稿出来ました^^
だけど今回はかなり短めです。前回の続きから終わりまでって感じで書いたのが原因です。そして、前回以上に甘々な話になってます。自分で書きながら「あっま!」とか言ってました笑


デートも終わり……

絵空さんから隠れた後、流石にここには居づらいと、俺らはクレープなどと言ったスイーツを食べてから帰路に着く。最悪、日も傾き始めているのでちょうど良いか……。

 

「今日はありがとね。アタシのわがままみたいのに付き合ってもらって。」

 

「全然、言ったろ?俺もしのぶとデートしたかったって。こっちこそ、今日はありがとう。」

 

「そっか、なら良かった。」

 

帰り道をゆっくりと並んで歩く俺らは、そう言い微笑みあう。だけど、行きの頃と違い、手は繋いでいない。理由としては、俺が絵空さんからバレまいと、しのぶに抱きついたことが原因で、恥ずかしさが限界突破したからだ。

 

「な、なぁ和……。」

 

「どうした?」

 

家の前に着いたタイミングで、しのぶは少し、モジモジとした様子で俺の顔を見る。

 

「ちょ、ちょっとだけ目閉じてて欲しい。」

 

「へ?う、うん。良いけど……。」

 

そう言い、俺は目を瞑った。おいおい、マジか?これってもしかして、"キス"する流れじゃないのか!?流れに任せて承諾しちゃったけど、どうしたr……。

 

ぎゅっ

 

目を瞑って、変なことを妄想していると、温かい何かに包まれた感じがした。ついびっくりしてしまい、目を開くと、俺の胸に顔を埋めて抱き締めているしのぶの姿があった。

 

「し、しのぶ……?」

 

俺が困惑したようにしのぶの名を呼ぶと、ハッと我に帰ったかのように、俺から離れ、背を向け、ボソボソと何かを話しだす。

 

「い、今はまだこれだけで我慢して……。」

 

「が、我慢って……。」

 

「とりあえず!今はキ、キス……とかは出来るアレじゃないから……。」

 

しのぶの口から"キス"と言う単語が出てきて、少し動揺する。やっぱり、本来はキスするつもりだったのか……///

 

「う、うん……。俺も今は心の準備が出来てないから、賛成するよ。」

 

「なら良かった。……じゃあ、今日はほんとにありがと。」

 

「うん、じゃあね。」

 

心の距離が近づいたのか遠のいたのかわからないが、更にぎこちないまま、それぞれの家へ帰った。

 

バタン

 

「……。」

 

ドアを閉めると、俺は走るように自室に戻った。

 

し、しししのぶに抱きつかれた……!?いや、もう俺から抱きついたこともあるし、今更って話なんだけど。それでも、しのぶからあんなことされるの初めてだし……あぁ、思い出しただけで恥ずかしくなってきた……。しのぶもおんなじこと思ってるのかな。

 

〜しのぶ視点〜

 

「……。」

 

か、和に抱きついてしまった……。ちょっと良いムードだったからつい、その場のノリであんなことをしてしまうとは……。

アタシもだいぶ恋愛って言う感情に毒されてきたな……。まぁでも、最近DJの腕は落ちるどころか向上してる気もするし、平気……なのかな?和が原因でどうこうって話ではないと思うけど。

 

「和もおんなじふうに思ってるのかな。」

 

あぁ〜!口にするだけで恥ずかしくなってきた。はぁ、気分転換に曲のリミックスでもするか。そう思い、アタシは机に向かい、パソコンの電源を入れた。




めっちゃ甘いですよね。書いてて楽しいけど、それと同時に胃もたれもしちゃう……。

次回「潮風香る電車の一時」
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