ジェダイです。マフィアになります。   作:秋津守丸九

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節分なので


番外編
幸運を呼び込む儀式


ホテル・コルサントの事務所、

ソフィア・パウロナの部屋にて。

とある日の出来事。

 

R2-T2と遊んでいる時に"彼"が言ってきた。

(そう言えばさ、面白い儀式有るんだけどやる?)

今日は久々に仕事が無く、休日と言う物を堪能していたのだが、"彼"は何かしたいのだろう。

(何だ?その面白い儀式というのは?)

一応、変な物とかじゃ無い事を願って確認をする。

(ある特定の方向を向いて無言でとある料理を食べると幸運になるって言う儀式。)

う〜ん。"彼"が本当にこの儀式を信じているのか、それとも私が困る姿を見て面白がりたいかが判別つかない。

(今の我々にやる意味があるか?昔ならやったかも知れんが今はやる必要性を感じられんぞ。)

実際問題、現状運に頼る程苦しい事業は無い。帝国やハット達とも良いビジネスが出来てるし、フロント企業も黒字を叩き出している。

(うう、ソフィアが冷たくなってしまった……。あの頃の天真爛漫で純粋で可愛くて、若作りしていなかった頃のソフィアは何処に行ってしまったんだ。コウナッタノハイッタイダレノセイナンダー。)

今の言葉は聞き捨てならない。

(おい、貴様なんて言った?"若作り"と聞こえた気がしたんだが、私の気の所為だよな?)

(気の所為だよ。そんな事言ってないからね。)

絶対に言っていただろうと思うのだが、"彼"なりのジョークだと思って目を瞑る。

(ああ、そうか……。それは良いとして、今の私がこうなってるのはお前のせいなんだからな。それは自覚しろ。)

(でも、やっぱりマフィアのボス感漂う感じするよね。今のソフィアが"うん!!わかった!!"みたいな事言っても違和感しかないもの。)

とりあえず、彼がこれを面白がる為にやらせようとしている事だけは判別がついた。じゃなきゃ、こんな事言わない。

(私はパスだ。どうせ、面白がる為にそんな事言ってるのだろう?今迄散々やられて来たからな。やらんぞ。)

(えー。今日の為に用意したのに?)

用意って何を?そう聞こうとした所に

「申し訳御座いません。将軍閣下。閣下宛に届け物が来ているのですがどう致しましょうか?閣下が頼んだ物とあるのですが……。」

部下からホロ通信が来た。

(えっと、何をやったの?)

半分、頭を抱えながら"彼"に聞く。

(料理の為の食材。頼んでおいた。)

(いつ頼んだの?)

(ソフィアが寝てる頃。)

(幾らしたの?)

(まぁ、安全性とか諸々考えたら其れなりの値段になったとだけ。)

深く溜息をついてから、ホロ通信に応える。

「部屋に持ってこい。コマンダー。」

「ハッ。了解しました。閣下。」

ホロ通信が切れる。

「もういやぁ〜。」

(落ち着け。泣き言を言ったって何も変わらん。)

「お前のせいだよ!!ちくしょー!!今月の小遣い何か少ないなって思ったらお前のせいかよ!!私がどれだけおやつの時間削ったのか分かってんのか!!このせいで、あれだぞ、あれなんだぞ!!くそったれ!!」

(うん分かってるよ。ずっと一緒に居たもの。あと、八つ当たりは良くないよ。ライトセーバーとかブラスター使ってないだけまだマシだね。あと、R2が何か言ってるよ。)

「ピポピポ五月蝿い!!」

R2-T2を蹴っ飛ばす。

壁に当たったR2-T2は抗議の声を上げている。

(Oh…。痛そう。)

「畜生めー!!オッパイプルンプルン!!」

(うん。もう何かこの感じが素って感じで好きだぞ。うん。)

 

それから暫くして……。

 

コンコン

「閣下。入って宜しいでしょうか?」

ノック音が響いた。私は慌てて散らかった部屋を片付け、椅子に座る。R2-T2も元に戻しておいた。

「入っていいぞ。」

「ハッ。」

荷物を持ったCC-9999が部屋に入ってきた。

"少し"散らかっている部屋を見て固まっていたようだが、何も言わず荷物を置いて立ち去ってくれた。ありがたい。

(で、中身は何なの?)

(えっと、海藻を使った食用シート、コメ、コロー・クロー・フィッシュ、キノコの煮物、ヨブ・シュリンプ、ヌーナの卵焼き、キューカンバー、白身魚のほぐしをピンク色にしたやつ、シャク肉のステーキ、ボトル・ゴードの皮を剥いで乾かして味をつけたもの。)

(それで何をしろと?)

(開けたら、具材ごとに分けて有るだろうから海藻シートにライス均しながら乗っけてその上に残りの具材を置く。で、巻いて。)

(わかったわよ。)

"彼"の指示通りに作ると、結構大きい料理が出来た。

(で、これを棚がある方の部屋の隅に向かって食べて。)

(え?この黒くて太くて大きなこれを?)

(そう。)

(えぇ……。本当にしなきゃ駄目?)

(駄目。)

「まぁ、お金も結構かかっているんだし。食べよう。」

口に出して、覚悟を決めたあと一心不乱にかぶりついた。

(喋ったり、飲んだりは食べてる間はしないでね。)

"彼"からの忠告に従って一心不乱に食べる。

「ご馳走さま。ウップ。」

(良くやった。じゃあ、休んでて良いよ。)

(ありがと……え?)

そう思った時には主導権が"彼"に渡っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポンパンポーン

事務所の中に気の抜けた音が響く。これが響くって事はまた変な事をマスターがするのだろうと私は溜息をついた。ふと、隣を見ると同じく弟子のアデライドがいる。彼女もこの先何が起こるか理解している様だ。私達はこれから何が起こるのかを注意深く聞く事にした。

「えー。これから皆さんには鬼退治をして貰います。鬼は私も含む幹部全員です。構成員の皆はアリーナにある乾燥豆を持ち、鬼にぶつけます。鬼にぶつける時は"鬼は外。福は内"と叫びましょう。鬼は精々ぶつけられない様に脅すなり何なりして頑張れ。ブラスター等の武器を使うのはご法度。使った瞬間、そいつは私が殺します。では、用意を始めてください。」

放送を聞いて、頭を抱えた。アデライドも頭を抱えている。

「どうすべきでしょうか?」

「どうする?」

「ああ鳴った閣下を止める事が出来無いのは経験から言っても理解させているでしょう。」

「やるしかねぇよ。」

コマンダー"ナインス"とサヴァル=ゴスが答えた。近くを通り掛かったようだった。私達四人は悲しみを共有し合った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり節分はこうでなくちゃあな。」

死屍累々の中、鬼退治役もやりすっかり満足出来た"彼"は楽しそうに呟いた。因みに、鬼役の時はたまにソフィアと主導権を代えてたりするのはまた別の話。




う〜ん。上手く書けない。

クローン戦争は長くすべきか否か。

  • 長くして。
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  • ダイジェスト。
  • 作者の自由に。
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