ジェダイです。マフィアになります。   作:秋津守丸九

23 / 55
もしかしたら、原作との食い違いが有るかもです。
その時は遠慮なく指摘して下さい。
訂正するので。
※ジェダイ・テンプルの扉ってアナログ式でしたっけ?


第十三話

「と、ここかなぁ?」

部屋の前に来た。

「鍵は……掛かってるね。」

(索敵はお願い。)

(任しとけ。)

扉の前にしゃがみ込み懐から数本の針金を取り出す。アンダーワールドでの経験はこういう時に役立つんだなと付くづく思いながら、針金を鍵口に差し入れてカチャカチャと動かす。

暫くして、声がかけられた。

「ここで、何してる?」

ピッキングに集中したい為、適当にこたえる。

「何って見たらわかるでしょ。ピッキングよ。ピッキン……え?」

違和感を覚え後ろを振り向くとそこにはカーリシュの戦士の面の様な顔をしたオビ=ワン・ケノービが立っていた。

(あっ死んだ。)

(すまん。言い出せなかった。)

「お前が何でここに居るのかはどうでも良い。」

(これ、長くなるやつだよね?)

(経験則で言えば、説教って言うのは前置きの分長くなるってもんだ。)

「だが、お前は今私の目の前でピッキングなどという方法で持って扉の鍵を開け……」

(これ、逃げられるかな?)

(あ〜、隙きを見て飛び出せば行けるのでは?)

「しかも、これを私達に無断で行なったというのが問題で……」

(今かな?)

(後もうちょっとだ。)

「で、何か釈明の言葉はあるか?パウロナ。」

(行けるかな?)

(行けるな。)

「あ〜、ケノービ。貴方の話はとても為になったし、あー私も悪いと思ってる。えっと、だから……。」

「だから何だ?」

(準備OK?)

(OK.)

「だから……逃げる!!」

ケノービが気を緩めたすきに"彼"と主導権を交代し、"彼"のフォース・プッシュとフォース・フライトの合わせ技で一気に距離をとる。"彼"が 受け身を取りながら回転して、廊下に当たった衝撃を分散しつつ距離を稼ぐ。回転が終わりかけたところでまた、主導権を交代し今度はフォース・ダッシュで脇目も振らずジェダイ・テンプルの廊下を駆け抜ける。何度も角を曲がり、階段を駆け上り、テンプルガードや他のマスターに白い目で見られながら走る。そろそろ大丈夫だと思って後ろを振り返れば、ケノービを撒く事に成功した様だった。

(何で言ってくれなかったの?)

(いや、ケノービのあまりの迫力に押されて……。)

(むぅ……。まぁ、それもそっか。部屋に帰る?どうする?)

(ケノービはマスター・クワイ=ガン・ジンにこの事を言うだろうから、これからは会いにくくなる。だから今、会いに行くって言うのはありだ。でも、マスター・イース・コスにいえばそっちから交渉して貰って合わせて貰う事も可能だろう。まぁ、結局のところお前が選べ。自己判断能力もこれからはもっと必要になるからな。)

(じゃあ、行かないって事でいい?今日はもう疲れた。ベッドで横になりたい。)

(だろうな。あんなに走ったんだ。ノンアルコール・フォトン・フィズルは瓶ごと冷やしてあるから部屋についたら飲んでいいぞ。番号は1204だ。)

(ありがと。)

私は部屋につくと"彼"が設置した金庫から冷えたフォトン・フィズルを取り出し、疲れた身体に染み渡らせるとそのままベッドに倒れ込み寝てしまった。

 

 

この後、めちゃくちゃマスター・イース・コスに叱られた。ピッキング用具は没収され、マスター・ヨーダにも廊下を走るなと諭された。

あと、嗜好品(おやつ)も金庫ごと没収された。ジェダイは禁欲的で無いと良く無いかららしい。別に、フォトン・フィズル位許してくれても良いじゃ無いか。食べ物の恨みは恐いぞ。マスター。

謹慎になった一週間どう過ごそうかな……。

クローン戦争は長くすべきか否か。

  • 長くして。
  • 短くして。
  • ダイジェスト。
  • 作者の自由に。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。