ジェダイです。マフィアになります。   作:秋津守丸九

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第二十六話

今回は久々にデルタ7イーサスプライトインターセプター(ジェダイ・スターファイター)に乗っての任務だった。その帰りに"彼"がカミーノに行こうと言い出した。

(え?カミーノに?なんで?)

(ヴィジョンを見たんだ。カミーノに行かなくちゃあならない。)

(あ……そなの。また見たんだ。なら行った方が良いんだろうね。クーちゃんはどうする?)

(先に帰らせるか?)

(え〜?でも、クーちゃん最近何かと言って着いてくることが多くなっ……昔からだったね。クーちゃんが離れてくれる訳無いと思うんだけど。)

(……連れて行くか。)

(それが良いと思うよ。)

「あー、あー、こちらソフィア。クーちゃん聞こえますか?」

「何ですか?マスター?」

「カミーノに今から行くよ。」

「は?評議会からの指令にはそんな事ありませんよ!」

「ヴィジョンを見たのよ。だから。」

「……はぁ、分かりましたよ。マスター。ハイパースペースの座標を打ち込みますから言ってください。何処です?」

私は昔、"彼"に言われて調べていたカミーノの座標をクーちゃんに教えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスターが前からちょくちょく口に出していたカミーノという惑星についた。カミーノは海洋惑星の様で天気は荒れ、波は高く、落雷と豪雨が何時も起こっている所だった。カミーノアン達曰く良い場合の天気がこれなのだから、笑わせる。

マスターと共にカミーノアンに誘導され、私はティポカ・シティという名の海上都市にまでやってきた。

「いえ、申し訳ございません。ティポカ・シティまで誘導して戴いて。本当にありがとうございます。」

「いえ、ジェダイの方々を我々は待ちわびておりましたので。正直な所、諦めかけておりました。首相がお待ちです。」

ニモーディアンな感じの方のマスターが出て来ており、雨に打たれ濡れている事も相まって色々と腹が痛くなって来る。ふと気が付くと、マスター達は随分と先の方へと行っていた。

「シスフェレス。早く来い。」

「はい。今すぐに。」

マスターの呼びかけに応え、私はマスターの後を追った。ああ……もう、後は野となれ山となれだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エピソード2(クローンの攻撃)でオビ=ワン・ケノービが受けた説明を今、ラマ・スー首相から生で聞いている。こんな事があって良いのだろうかと、正直感動している。オビ=ワン・ケノービが言ったような事を話したが、やはりこのカミーノアンの首相は悲しむ素振りをしていた。ただ、意外だったのはシスフェレスが上手いことあのデマカセに話を合わせてくれた事だ。いや、前からもこんな感じだったっけ?まぁ、着々と()()が進んでいる事を感じさせる。

「首相、このクローン製作の遺伝子提供者に会うことは可能でしょうか?」

「残念ながらジャンゴ・フェットは今、ここには居ないのです。彼は賞金稼ぎという職業柄あまり同じ場所に留まりませんので。ただ、"どうしても"と仰有るのなら次にジャンゴ・フェットが来た時にご連絡する事は可能です。」

「そうですか!!では、それでお願いして貰っても宜しいでしょうか?」

「はい。他に質問等はございますか?」

「では、このクローン達が受けている詳しい訓練プログラムについて教えて貰っても?」

「ええ。では、こちらに付いて来てください。」

このあと、滅茶苦茶質問した。メモにも取った。ラマ・スー首相は誇りを持っているのか、自慢気に話してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「首相閣下、少しご内密でお話があるのですが少し宜しいでしょうか?」

「はい。何でしょうか?」

「いえ、先程クローン・トルーパーの製作工程を拝見させて戴き、ここカミーノに置けるあなた方カミーノアンの超一流クローニング技術の高さに驚きました。私はその技術の素晴らしさとカミーノアンの叡智を見込んでお話があるのです。」

「どういう事でしょうか?」

「いえ、クローン・トルーパーとは別にとあるクローンを作って戴けないか?という話です。」




第二十七話に続く。

クローン戦争は長くすべきか否か。

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