今回は久々に
(え?カミーノに?なんで?)
(ヴィジョンを見たんだ。カミーノに行かなくちゃあならない。)
(あ……そなの。また見たんだ。なら行った方が良いんだろうね。クーちゃんはどうする?)
(先に帰らせるか?)
(え〜?でも、クーちゃん最近何かと言って着いてくることが多くなっ……昔からだったね。クーちゃんが離れてくれる訳無いと思うんだけど。)
(……連れて行くか。)
(それが良いと思うよ。)
「あー、あー、こちらソフィア。クーちゃん聞こえますか?」
「何ですか?マスター?」
「カミーノに今から行くよ。」
「は?評議会からの指令にはそんな事ありませんよ!」
「ヴィジョンを見たのよ。だから。」
「……はぁ、分かりましたよ。マスター。ハイパースペースの座標を打ち込みますから言ってください。何処です?」
私は昔、"彼"に言われて調べていたカミーノの座標をクーちゃんに教えた。
マスターが前からちょくちょく口に出していたカミーノという惑星についた。カミーノは海洋惑星の様で天気は荒れ、波は高く、落雷と豪雨が何時も起こっている所だった。カミーノアン達曰く良い場合の天気がこれなのだから、笑わせる。
マスターと共にカミーノアンに誘導され、私はティポカ・シティという名の海上都市にまでやってきた。
「いえ、申し訳ございません。ティポカ・シティまで誘導して戴いて。本当にありがとうございます。」
「いえ、ジェダイの方々を我々は待ちわびておりましたので。正直な所、諦めかけておりました。首相がお待ちです。」
ニモーディアンな感じの方のマスターが出て来ており、雨に打たれ濡れている事も相まって色々と腹が痛くなって来る。ふと気が付くと、マスター達は随分と先の方へと行っていた。
「シスフェレス。早く来い。」
「はい。今すぐに。」
マスターの呼びかけに応え、私はマスターの後を追った。ああ……もう、後は野となれ山となれだ!!
「首相、このクローン製作の遺伝子提供者に会うことは可能でしょうか?」
「残念ながらジャンゴ・フェットは今、ここには居ないのです。彼は賞金稼ぎという職業柄あまり同じ場所に留まりませんので。ただ、"どうしても"と仰有るのなら次にジャンゴ・フェットが来た時にご連絡する事は可能です。」
「そうですか!!では、それでお願いして貰っても宜しいでしょうか?」
「はい。他に質問等はございますか?」
「では、このクローン達が受けている詳しい訓練プログラムについて教えて貰っても?」
「ええ。では、こちらに付いて来てください。」
このあと、滅茶苦茶質問した。メモにも取った。ラマ・スー首相は誇りを持っているのか、自慢気に話してくれた。
「首相閣下、少しご内密でお話があるのですが少し宜しいでしょうか?」
「はい。何でしょうか?」
「いえ、先程クローン・トルーパーの製作工程を拝見させて戴き、ここカミーノに置けるあなた方カミーノアンの超一流クローニング技術の高さに驚きました。私はその技術の素晴らしさとカミーノアンの叡智を見込んでお話があるのです。」
「どういう事でしょうか?」
「いえ、クローン・トルーパーとは別にとあるクローンを作って戴けないか?という話です。」
第二十七話に続く。
クローン戦争は長くすべきか否か。
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長くして。
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短くして。
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ダイジェスト。
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作者の自由に。