ジェダイです。マフィアになります。   作:秋津守丸九

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目が痒い。
急募:花粉症対策


第三十一話

飛び降り、半分以上落ちたところでユーティリティ・ベルトの両側につけているグラップリング・フック発射装置をバルコニーの下の部分へ射出し、振り子状態になる。アリーナの壁に接近したところで壁を蹴り、発射装置ごとユーティリティ・ベルトから切り離す事でオビ=ワン・ケノービの背後にいたモンスターの上まで跳躍する。

「パウロナ!?」

いつの間にかライトセーバーを構えて振り返っていたケノービと目が合う。

ついさっき、ペットのラジャラジャを無くした所なんだ。新しいペット候補には傷をつけて欲しく無い。私の事を振り落そうとするペット候補に跨がり、ケノービに手出しをさせないようにする。

「ちょっと、黙ってて!!」

ただ、乗りこなすには集中する必要がある為、何かを言いたそうにしているケノービには黙ってて貰った。

「あ、あぁ。」

啞然としながらも、自身に当たりそうなブラスターを弾くのは流石だ。フォームⅢを極めた防御の達人なだけはある。幸いにも、私の近くはクーちゃんが援護射撃をしてくれるお陰かブラスターはあまり飛んでこなかった。やっぱり、私のクーちゃんは優秀だ。

ペットにする為に、この緑の爬虫類か甲殻類か分からないモンスターをマインド・コントロールし、言う事を聞かす。いつもアンダーワールドで人にやっている事を応用するだけだったから短時間で終わった。

「良し!!」

ペットを乗りこなし、今の気分はジョッキーだ。さっきシスの暗黒卿に会ってしまったと言う事を忘れる様に楽しく努める。

「おい、パウロナ。何かあったのか?心が恐怖に満ちている様だが……。」

ドロイドから撃たれながらケノービが話しかけてくる。少し煩わしいのでドロイド達に取り外した自爆用ベルトを起動して投げつける。

「別に何も。」

1ダース以上のサーマル・デトネーターの爆発音をBGMにして答える。

「……なら良い。」

オビ=ワン・ケノービの良い点は他人に深く関わらない事だ。それを再認識した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……ソフィア。)

(ん?何?)

(()()、ジャンゴの死体じゃないか?)

(え?あ……。ホントだ。)

(……なぁ、ソフィア。今から言う事、ミニホロレコーダーに言って貰えるか?)

(まあ、良いけど。そうした後どうするの?)

(ジャンゴの死体にくっつける。)

(ふぅん。なるほど、ボバに恩を売っておくって事ね!!や)

(そうだ。じゃあ、言うぞ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、我々ジェダイはこの処刑アリーナの中央に固まる事になってしまった。多数のジェダイが死に、残っているのは少しだけだ。約一人、変な奴もいるが……。

「マスター・ウィンドゥ!!……ジェダイの歴史に名を留める、見事な戦いだ。」

ドロイドが攻撃を中止し、ドゥークーが我々に話しかけてくる。他のジェダイも中央に合流させられるが、それを含めてもやはり生き残りの数が少ない。

「だが、もう終わりだ。降伏しろ。命だけは助けてやる。」

ドゥークーは甘言でもって揺さぶりを掛けてくる。我々は、そんな事では屈する訳が無いと知っているだろうに。

「交渉の為の人質にはならないぞ!!」

平和の守護者たる我々は共和国への人質にはなりえない。ドゥークーの誘いを一蹴する。

「えっ……?」

約一人、クリーチャーに騎乗する奴からの困惑の声が聞こえた。もし、生還できたらマスター・イース・コスとマスター・ヨーダと共に説教をしてやらねば。

「そうか……残念だ、古き友よ。」

撃たれると思い、ライトセーバーを構えたその時、

「……見て!!」

アミダラ元老院議員の言葉と共に多数のガンシップがアリーナに降下してきた。カミーノにクローン・トルーパーを受け取りに行っていたマスター・ヨーダの増援が間に合ったのだ。

我々はクローン・トルーパーの支援を受けながらガンシップに乗り込んだ。別のガンシップでパウロナがトルーパーと何かを揉めている。どうせ、あのクリーチャーを載せられないかどうかと言った所だろう。説教の内容にまた一つ追加だな。……そう思うと頭が痛くなった。




腰につけたグラップリング・フック発射装置を発射したあとの感じは某巨人漫画の立体的な起動をするアレを射出した後の感じだと思って下さい。

クローン戦争は長くすべきか否か。

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