ジェダイです。マフィアになります。   作:秋津守丸九

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元気ですか?お久しぶりですね秋津守丸九です。



第四十五話

「早く隔壁を閉鎖しろ!!」

ルクレハルク級バトルシップの中では大混乱が起こっていた。共和国軍がドロイドを使ってくる事もその要因だったが、主にたった二人のジェダイによって早くも全滅の危機に陥っていたからである。

「何なんだアイツは!!」

艦長であるニモーディアンの恐れを含んだ声が部屋に木霊する。この部屋にいる他のニモーディアンも不安そうな顔を隠せない。それぞれ担当部署は別々であったが、共通点として皆、服に所々血が付着していた。

「ジェ、ジェダイでしょう。……最も、あの様な者は見た事が有りませんが……」

「そんな事はわかっている!!あんな、あんなジェダイなど、他にいてたまるか!!……とにかく、この部屋は大丈夫なのだろうな?」

艦長は答えに対してヒステリックに話を遮り、この場にいる十数名にも及ぶニモーディアンの気持ちを代弁する。その物言いはいっそ強迫的ともとれるものであった。

「はい。ナブーでの一件の後、新造された船では隔壁を更に丈夫にかつ堅牢に作る事になりましたので。勿論、問題は無いかと思われます。」

「確定事項で無ければ駄目だろうが!!」

「そ、外からは開けられない仕様ですし、ここには護衛のB2スーパー・バトル・ドロイド達とマグナガード達だって居るのですよ。この量ならば、例え入って来てもあのジェダイも倒せるでしょう!?」

「っ、えぇい!!とにかく、火器管制システムとシールドは生きて居る上、何故か共和国船も攻撃をしてこない。だから、他の船から増援を派遣して貰いヤツを倒すべきだ。おい、通信手、早く繋げ!!どんな手近な船でも良い!!」

「そ、それをやって居るのですが……つ、繋がらないのです」

「はぁ!?どうゆう

ヴゥゥゥゥン

事……だ……」

「ヒッ!!」

突然の重低音に驚いて、音のした方向を向いてみれば隔壁に赤い光の点が出来ていた。それは、徐々に動いていき、人が通れるほどの大きさの円を作った。

「う、撃て!撃て!撃てぇ!!」

艦長が発した叫び声の様な号令と共にB2スーパー・バトル・ドロイド達は両手を構え隔壁に向かって射撃しだし、マグナガード達はエレクトロスタッフを起動させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「む〜〜〜。しょーかふりょーー。」

私は今、とっても消化不良だ。

(いや、本当に済まなかった。今度はもっと戦える場を用意するから許してくれ)

何故なら、

(だってさ?さっきのやつ、結局私の出番なかったじゃん!!どーゆー事なの!?)

"彼"が一人で戦闘を終わらせてしまったから。

(いや、その、フォース・クラッシュ出来るのはこう言う時くらいしか出来ないから……。それに、戦闘機での空中戦とかは全部ソフィアがやったじゃないか!)

(それとこれとは話が別ですぅー。それにね、わざわざフォース・クラッシュを使う必要あったの?使うにしても、それならそれでセーバー使う時には交代してよ!!十分広いからアタル使えたんだし!!)

(あ、はい。あの、ちょっとばかり興奮してしまいまして。その、すいませんでした。)

(ま……でも、全力戦闘したいか……。しょ〜がない。許してあげる)

だって"彼"、全力戦闘はチンピラ相手にしか出来てなかったもんね。鬱憤溜まってそうだったし、私だってそう成ったらそうしたくなるもの。しゃ〜無いよね。

(ありがとう)

(フフン。この私の心の広さに感謝感激雨あられとなるが良い。崇拝しても良いんだぞ)

(あっ……それは、遠慮しておきます)

(えぇ〜〜。ブー!ブー!)

(ブーブー!!じゃ無いだろ!!何でそうなるんだ!!)

(えっ!?)

(……え?'えっ!?'って何?)

う〜ん。やっぱり"彼"が困惑しているのを見ると楽しいなぁ。

(あっ、そうだ。所で、この死体どうするの?)

私は、頭がミンチ状に成った死体を足で突っついた。

(アクレイのエサにしようと思ってたんだけど、駄目か?)

(う〜ん。あっちゃんのかぁ〜〜。いいよ。これだけあれば喜ぶだろうしね)

部屋中を見回し、至る所に有るニモーディアンの死体を確認する。ミンチになったりセーバーで切られたりと、様々な死体が転がっていた。

(にしても、あれだよね。よくよく考えると、フォース・クラッシュってやばいね。何がとは言わないけど)

(………まぁ、ケイト・ニモーディアで実験しまくったからな。昔やった粉砕のフォースをどうやったら実用レベルにまで実現できるかって)

(確か、フォース・チョークの発展形でしょ?まぁ、そうなるわなって。ほら、だってアレ、使う程暗黒面に引きずられるって言うじゃん。で、クラッシュを使った後のこの惨状、ザ・暗黒面じゃん。それに、逃げるのを後ろから斬りつけるのも暗黒面ポイント高いよね)

(う、うるさいなぁ……)

やっぱり"彼"は可愛いなぁと思った私でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シスフェレス。聞こえるか?」

コムリンクから、マスターの声が聞こえてきた。

「はい、何でしょうかマスター?」

「中央制御コンピューターのハックの調子はどうだ?」

「マスターのR2の助けもあってかなり楽に進められています。もう終わりかけですね。これで、艦内のドロイドは自由に動かせる筈です。この後は、予定通り火器管制とシールドを乗っ取りますので、マスターも予定通り、パパッと指令室から艦を乗っ取っちゃって下さい」

「うむ。わかった。意外と早く終わってるんだな」

「私としては、マスターがかけてくるのはもっと先だと思ったんですがね。何したんです?」

「クラッシュで頭か心臓を握り潰した」

「うわー。えげつないことしますねー。後始末はマスターがやって下さいよ?」

「勿論だ」

「ならいいんです。ご健闘をお祈りします」

「そっちもな」

これにて、マスターとの通信は終了した。私も、自身の作業に集中しなければ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……」

少し、ため息をついてしまった。

(ダイジョブ?)

ソフィアが心配してきてくれている。

(あぁ、問題ないだろう。見ろ、グリーヴァス将軍の旗艦が墜ちて居るだろう?もう、この戦いも終わりだよ。)

(そーだねー。今回の戦果どのくらいだろ?)

(さっき、コマンダーから鹵獲の報告あったし、コレ(ルクレハルク級バトルシップ)アレ(プロヴィデンス級デストロイヤー)の獲得だろ、で他にもミュニファスント級とレキューザントの艦隊を殲滅しただろ、後はソフィアが撃墜した戦闘機多数かな……)

(う〜むうむ。やっぱり、私ってすごいのかも)

(私()のほうが嬉しいのだが……)

(忘れてた!!テヘッ!!)

(う〜ん。許してやるよ)

(えっ?いつもならここでネチネチ言ってくるのに?)

(いまのは聞かなかったことにしてやろう)

だって、これからソフィアにはアナキン慰め&相談に乗る&ずっと味方だよロールの強化をしてもらわなきゃならないからな。アミダラとの関係は肯定してるし、これからやるべきなのはこれくらいだろ。

ベーダー卿に恩を売って、帝国時代の文明的な暮らしを保証する為に!!

 

(さて、帰るぞ。そろそろシスフェレスも終わった頃だろ)

(クーちゃんが?)

(そう)

コムリンクでシスフェレスに通信をかける。

「シスフェレス。終わったか?」

「モチのロンです」

「よし、中央制御コンピューターにタトゥーインにある宇宙港への入港命令とブーゲンビリアン交易社のナンバーを入力しろ。それから、プロヴィデンス級にもB1がいるからなR2経由でそのハックデータを送って私物化するぞ。あとは、凱旋するだけだ」

「了解しました。マスター。きっちりやっておきますよ」

笑みが零れそうになりながら、私は司令室を後にした。




こうやって、ホテル・コルサントの軍事力を高め彼女の私兵を大きくしていくんですね。

クローン戦争は長くすべきか否か。

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