1日遅れ。
ソフィアからの詰問が痛い。……前にもこんな事があった気がする。……これからは前もってソフィアに使い道を相談すべきなんだろうか?
(HINAMATURI?)
(そう、"雛祭り"。)
(なにそれ。)
(う〜ん……。女の子用の健康と将来を願う祝祭……かな?よく知らん。)
(何でそんなよく分からない物をやろうって言い出したの?)
(いや……その……アリスにとって良いかなって思って……。)
(アリスに?)
(うん。その為に注文もしたんだ……。色々と……。いや、きっと賛同してくれると思っていたから……。あの……その……。)
(また、わたしの、クレジットを、つかったの?)
(…………はい。すいませんでした。)
(……今回はアリスの為だからって言う事で許してあげるけど、次からは無いからね。……そういえば、前もこんな事無かったっけ?)
(サ、サァ?ナニヲイッテルノカ。ミニオボエハナイデスネ。)
(……。まぁ、良いわ。でも、アリスの喜んでいる顔は
(は、はい!!そう思って用意しました!!)
(なら、良し。で、いつ荷物は届くの?)
(実はもう届いてる。)
私は廊下を歩く。"彼"曰く、HINAMATURIに必要な資材は全て搬入済みだそうだけど……。
(本当にあるの?受け取った覚えは無いけど。)
(あるよ。それは確定的だ。アリスの来ない、倉庫にしまってある。)
(そう……。)
(安心してくれ、確実に受け取った後にきっちりとしまったんだ。)
話している内に件の倉庫に着いた。
(にしても、ここらの警備はザルね。どうして?どんな所にもツーマンセルで警戒をしておく様にと言っている筈なんだけど。)
(……ザルそうな場所を選んで隠し場を決めたんだ。見つけた誰かがアリスに言ってしまうかもしれないし……。)
(……兎も角、ここの警備担当を処罰するのは後にして先ずはその資材を見せてもらっても良い?)
(おぉ、怖っ。処罰ってスラッグスローワーで頭を撃ち抜くあれだろ……。ソフィアは良くあれを何度も出来るな。)
(その処罰の発案者が何言ってんだか。早く見せて。)
(ほいほいっと。ほら開いた。これで良いか?)
(おぉ……。これは凄い!!アリスも気にいると思う!!ま、可愛いかと言うと謎だけど。)
(じゃあ、運ぶか!!いろいろとさよういしてあるからな。)
(確かに……。アリスの喜んだ顔が見れた。意外と良かったかも。あぁ、アリスは可愛いなぁ。)
(……取り上げず鼻血を拭いとけ。シスフェレスがヤバい顔してるし、アリスに変な目で見られたくないだろ?)
(いや、それもまた良いかも……。)
(……やっぱり、コイツはアリスの事になったら駄目だな。)
今更ながら、ソフィアの親バカというか抑圧された欲求を思い出した。
クローン戦争は長くすべきか否か。
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長くして。
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短くして。
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ダイジェスト。
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作者の自由に。