またオリジナルキャラが出ます。
エリ巻き怪獣『ジラース』登場
地底怪獣『テレスドン』登場
ここはお台場。TV局や海浜公園など様々な施設が充実しておりすぐ横が海に面しているこの場所で緊急事態が起こっていた。
「ギャオオオオオォォォ‼︎」
突然海から黄色い襟巻きを生やし背中から尻尾の先まで背鰭が付いた怪獣が上がってきて暴れているからだ。怪獣の名はエリ巻き怪獣『ジラース』。かつて狂った科学者がイギリスのネス湖から連れて来た怪獣の同族である。ジラースは口から熱線を吐きながら周りの建物を破壊して暴れ回っている。
「ギャオオオオオオオォォォ‼︎」
暴れるジラースにお台場にいた多くの人達が逃げ惑っていた。その人達を丁度お台場に来ていたアギラとミクラスとウインダムが避難誘導する。
「皆さん‼︎怪獣が出ました‼︎落ち着いて避難して下さい‼︎」
「慌てないで、慌てないで‼︎」
「指示に従って避難して下さい‼︎」
彼女達が避難誘導を行う中でもジラースは容赦無く暴れ回る。町の人達がパニックを起こしながら逃げ惑う中、ベータスマッシュに変身したウルトラマンゼットが現れた。
「デュワッ‼︎」
「あっ、ゼット‼︎」
ゼットは開幕早々ジラースにラリアットをかます。凄い力を秘めたラリアットにジラースは倒れる。
「ギャアオオオォォォ⁉︎」
そのままジラースと向き合うゼット。ジラースは起き上がると口から熱線を吐き出した。ゼットは熱線を両腕で受け止める。そしてジラースに向かって走り出した。ジラースも走り出して戦闘態勢に入る。ゼットとジラースはそのまま取っ組み合いになった。
「デュアアアア‼︎」
「ギャアオオオオアアァァ‼︎」
取っ組み合いはゼットが勝ちジラースが地面に倒れる。ジラースが起き上がったタイミングでゼットはジラースの頭部にチョップを決める。ジラースが怯んだ隙にゼットはジラースの襟巻きを掴む。
「ディア‼︎」
「ギャアオオオオオオ‼︎」
そのままゼットはジラースの襟巻きを剥ぎ取った。襟巻きを剥がされた痛みでジラースが叫ぶ。ジラースとゼットは距離を取りジラースは熱線を放つ。
ジラースが熱線を放ったと同時にゼットも構えを取りゼスティウム光線を撃つ。
『(ゼスティウム光線!!)』
ジラースの熱線とゼスティウム光線がぶつかり合う。やがてゼスティウム光線が熱線を押し返しジラースは光の光線を浴びる。ゼスティウム光線を受けたジラースはそのまま倒れ、大爆発を起こした。
「ありがとう、ウルトラマン‼︎」
「カッコ良かったぞーーー‼︎」
「デュワッ‼︎」
ゼットはお礼を言った人々を見て頷き、そのまま飛び去っていった。
その翌日、GIRLSではウルトラマンゼットとジラースの戦闘を赤い髪の小柄な少女ピグモンこと『岡田トモミ』と桜色の長い髪に眼鏡を掛けた少女エレキングこと『湖上ラン』、多岐沢と彼の部下である白と黒の格好の怪獣娘『ペガッサ星人』にヘビクラがモニター越しに見ていた。
最初に発言したのは多岐沢だ。
「昨日、お台場に現れた怪獣、ゼットが倒してくれましたね。」
「ええ、流石はウルトラマンです・・・、でも・・・・。」
トモミは浮かない表情でモニターの映像を昔湖に現れたジラースの映像を写しながら言葉を続ける。
「ジラースは地球の怪獣です・・・・。皆さんも知っての通りこの星から怪獣はいなくなった筈です。何故、ジラースが今現れたのでしょう?」
「ジラースが生き残っていた可能性は?」
「考えられないとは思いますが念のため調査する必要があると思います。それと同時に怪獣娘が強くならなければならないでしょう。もし、これから先も怪獣が現れ続けるならゼットさんだけに戦わせられないでしょうから。」
「もしかしたら・・・・。」
トモミと多岐沢の会話の中、ここでペガッサ星人が発言しながらモニターの映像を切り替える。それはメカゴモラ解体作戦の中で一瞬だが刺々しくなり姿が変わったゴモラだった。
「以前、メカゴモラとの戦闘の中で怪獣娘の一部に何か変化があったようなんです。それを引き出す事が出来るようになれば新たな戦力になるでしょう。」
「それは怪獣相手でも戦える力なのか?」
ペガッサ星人の言葉にヘビクラが疑問を口に出す。ペガッサ星人は言葉を濁しながら発言する。続いて多岐沢が言葉を追加する。
「そこまではまだ・・・・。けどシャドウビーストなら1人でも倒せるくらいには強くなれるかもしれません。私はこの力は元の怪獣に宿る更なる強化形態が怪獣娘に影響を与えたと思っています。」
「僕達はこの姿を EXモードと名付けました。」
「その姿はどうやったらなれるんだ?」
「そこまではまだ・・・・。変化が見られた怪獣娘には説明して協力してもらっていますが未だにあの姿の発動は確認されませんでした。」
彼女の言葉に考え込むヘビクラ。他の3人もヘビクラに釣られて考え込んでしまった。
「ま、とにかくこれからの課題はEXモードを発動させる事とその力をコントロールする事だな。仮に発動出来ても暴走しちまったら意味がねぇからな。」
ヘビクラはそう言った後、コーヒーを飲みながら自分の席に戻って行った。
その頃、ゴモラとレッドキングはトレーニングルームで組み手をしていた。彼女達もペガッサ星人やトモミから説明を受けて新たなる力が使えるようになるにはどうすればいいか考えても何も思い付かず難しい事を考えるより体を動かす事にしたのだ。
「ゴモラ、強くなったじゃねぇか‼︎」
「勿論、今度の大怪獣ファイトで絶対にレッドちゃんに勝つためにも特訓してたから‼︎」
「へっ、けどよお前にはまだまだ負ける訳にはいかねぇな‼︎」
「センパーイ‼︎ゴモたんーッ‼︎頑張ってーー‼︎」
2人の組み手を見ていたミクラスが応援の声を上げる。その横でマガジャッパがマガバッサーに足を押さえてもらいながら腹筋をしていた。あまり運動しないのかマガジャッパは腹筋の動きが鈍くなりつつある。
「ふええぇ、バサちゃん、ちょっとキツくなってきたよぉ・・・・。」
「頑張れジャッパ‼︎終わったら一緒にパフェ食べにいくぞ‼︎」
マガバッサーの言葉で彼女は体に力を入れ始めた。
その頃、アギラは最近入った新しい怪獣娘に芸能課を案内していた。アギラの後ろには小柄で頭には何処か眠たそうな印象を与える目が入ったカチューシャっぽいものをつけ、メカニカルだが寸胴で丸っこいイメージの格好に下半身はフリルの怪獣娘がいた。彼女は怪獣ボール『セブンガー』の怪獣娘である。
「今日は芸能課を案内するよ。」
「はい、アギラ師匠‼︎」
「や、やめてよ、師匠なんて・・・。ボクはまだそこまで人に何かを教えられる立場じゃないし・・・・。」
「ザンドリアス先輩とノイズラー先輩から聞きましたよ‼︎ホー先輩もアギラ師匠に心動かされた事があったって‼︎」
「そんな事ないよ。あれだってボクはノイズラーのお陰だと思うし・・・・。」
どうやらアギラはセブンガーから師匠と呼ばれているらしい。アギラ自身はまだ師匠と呼ばれるような立場だと思っていないため困惑しながら否定していた。
そこにノイズラーがやって来た。
「おっ、来たかセブンガー‼︎」
「はい、ノイズラー先輩‼︎」
「じゃあ早速だけどアタシ達のライブの手伝いをしてもらうぜ!それで芸能課の仕事を見てくれ。いいですよね、アギラさん。」
「うん。ボクも付き添うから。」
「ありがとうございます、師匠!さっきまで眠かったのにやる気出てきたーーー!」
その頃、ハルキはミコと一緒に学校から帰っている途中だった。2人はGIRLSのことなどを話しながら歩いていた。
「それでね、新しい新人の怪獣娘が入ったんだ。」
「新人の怪獣娘?へー。」
「今はアギが面倒を見ているよ。アギがその子の指導係りだからさ。」
「何というか、怪獣娘って色々とやる事あるんだな。大丈夫なのか、今日も確かなんかの仕事が入っているんだろ。」
「今日はやる事も少ないし、すぐに終わるから。」
そんな話をしながら2人は建設中の建物の前に来ていた。そこで2人は立ち止まった。
「じゃあわたしここで。」
「ああ、あんまり抱え込みすぎるなよ。」
「大丈夫だって‼︎じゃあまた明日!」
そう言ってミコはその場を後にする。ミコを見送った後、ハルキは建設中の建物の方を見ていた。建物を見渡していると看板を見つける。そこには地下都市建設中のお知らせが記された看板があった。
「地下都市か・・・・・。結構広い空間だな・・・・・。店とかも建てる予定があるのか・・・・・凄えな・・・・・。」
ハルキはそう言ってその場を去ろうとする。その時、その場で激しい地震が起こった。あまりにも激しい地震のためハルキも立つのに必死だった。
「うわぁ⁉︎何なんだよ、この地震⁉︎」
やがて地震が治まる。ハルキは周りを見渡した。道路には激しいひび割れが起こり、周りの建物も同じようなひび割れがあった。
「ヤバいだろ、これ・・・・・。一体どうしてこんな・・・・・。」
その時、再び地震と共に地面が割れる。割れた地面から巨大な何かが姿を現した。
「グオオオォォォ‼︎」
「嘘だろ⁉︎昨日に続きまた怪獣かよ⁉︎」
地面から姿を現したのは怪獣だった。その怪獣は典型的な怪獣のような姿に尖った嘴、背中に1本の刺が付いた怪獣だった。かつて地底人が地上侵略のために送り込んだ地底怪獣『テレスドン』は口から火炎放射を吐きながら周りの建物や道路を焼き尽くし始めた。
「グオオオオォォォ‼︎」
勿論GIRLS本部でもテレスドンの出現は知らされていた。GIRLS本部の職員が慌ただしく動き出す。建物内にいた怪獣娘達も同様だった。その中でも司令室は特に慌ただしく動いていた。司令室には怪獣娘『ピグモン』『エレキング』に変身したトモミとラン、ヘビクラ、多岐沢にペガッサ星人がいた。
「どうしたの⁉︎」
「市街地に怪獣が出現しました‼︎」
「過去のアーカイブドキュメントに記録を確認‼︎現れたのは地底怪獣テレスドンです‼︎」
「テレスドン・・・・・まだ地球の怪獣が・・・・・一体どうして・・・・・。」
ピグモンが考え出した中、ヘビクラは職員に付近の状況を聞く。
「テレスドンが現れたのは市街地のどの付近だ?」
「テレスドンは建設中の地下都市付近に現れたようです‼︎」
「地下都市・・・・・成る程な・・・・・。」
「ヘビクラ隊長・・・・・?」
1人納得した様な表情をするヘビクラに多岐沢は疑問を浮かべるも、エレキングの言葉で正気に戻ったピグモンの言葉を聞く。
「ピグモン‼︎」
「はっ、すみません・・・・・とにかく直ぐに現場に向かわなければ‼︎GIRLSの皆さん、再び怪獣が出現しました‼︎大至急現場に急行して下さい‼︎」
「僕も向かいます!昨日地球の怪獣であるジラースが現れた理由と何か関係があるかもしれませんから‼︎」
「あっ、待って下さい、博士‼︎・・・・・・私も行きます‼︎」
「分かりました!気をつけて下さいね。」
ピグモンが司令室から館内放送で怪獣娘達に呼び掛ける。多岐沢も司令室を後にする。その後を追ってペガッサ星人も司令室を出て行った。
一番現場に近い場所にいたミコはソウルライザーでピグモンからの電話を受けていた。
「怪獣⁉︎・・・・・マジで⁉︎」
『はい!緊急事態です‼︎今日のお仕事は中止です。上には私が言っておきますのですぐに向かって下さい‼︎』
「了解‼︎」
ミコは電話を切ると先程ハルキと分かれた場所まで向かって走り出した。
その頃アギラとノイズラー、ザンドリアスはピグモンからの放送を聞いて現場に向かう準備をする。そこにセブンガーもやって来て自分も行きたいと言ってきた。
「行くよ、ザンドリアス、ノイズラー‼︎」
「「はい‼︎」」
「私も連れて行って下さい‼︎」
「セブンガー⁉︎何言ってんだよ‼︎」
「駄目だよ‼︎君にはまだ早い‼︎」
「私も怪獣娘です‼︎お願いします‼︎」
強く意地を張り志願するセブンガー。アギラは見習いだった頃、GIRLSの正式な隊員になるための試験の時に浅草にシャドウが出現した。その時はアギラもミクラス、ウインダムと共にシャドウ退治に向かった。セブンガーの姿をかつての自分と重ね合わせたのかアギラは答えを出した。
「分かった。けど、絶対に無茶をしちゃ駄目だよ‼︎」
「はい‼︎」
「行きましょう‼︎」
アギラ達はGIRLSを後にして現場に向かって行った。彼女達の後ろ姿を見ていた影がいた。それはカブラギに寄生したセレブロだった。セレブロは表情を変えずにその後ろ姿を見ていた。
ここでセブンガーの怪獣娘の紹介をします
球矢ナナ(セブンガー)
誕生日 11月29日
年齢 13歳
趣味 プラモデル作り
好きな事 ロボットアニメを見ること
嫌いなこと 『女の子なのに』と言われる事、誰かが他人に言った時も同様
セブンガーの魂を継ぐ怪獣娘。中学1年生の女の子。素直で元気な性格だが素直すぎて思った事を直球で言ってしまうところもある。ロボットアニメが好きだが男子から女の子なのにロボットアニメが好きな事をからかわれた事もあり『女の子なのに』という言葉が嫌い。アギラ、ミクラス、ウインダムのかぷせるがーるずの3人を師匠と慕っている。特に彼女の指導係のアギラにはかなり懐いている。(一方で3人はまだ師匠と呼ばれる立場じゃないから師匠と呼ぶのはやめて欲しいみたいと思っている。)
名前の由来は怪獣『ボール』→球
『セブン』ガー→ナナ