怪獣娘Z ~ウルトラマンゼット登場計画~   作:特撮恐竜

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今思えば、イグニスってトリガーの世界に転生したバスk・・・・・。

ベリアル融合獣『スカルゴモラ』


陛下のメダル(中編)

ミクラスを除く怪獣娘達は全員リクが連れ去られた商業跡地にいた。その中にはセブンガーことナナもいる。それだけじゃなくハルキもその場にいた。

 

「おいおい、ハルキまで来たのかよ・・・。」

「リク先輩が拐われたのに俺だけジッとしてられませんよ‼︎足手纏いにはならないですから‼︎」

「ハル、絶対に無理はしないでね。」

 

ベニオの言葉に答えるハルキ。ミコはハルキに忠告する。その一方でナナはかなり張り切っていた。

 

「一人前に認められてから初めての任務、絶対に成功させてみせます‼︎」

「セブンガー、張り切りすぎて無茶しないでね。」

 

ナナを見守るアキ。そして彼女達が倉庫に侵入した時、大量のバリスレイダーが待ち構えていた。ハルキは戦闘態勢をとり、怪獣娘達はソウルライザーを構える。

 

「行きましょう‼︎皆さん‼︎」

「何でハルが仕切ってるの⁉︎・・・まぁいいや、行くよ‼︎」

 

ミコの言葉で怪獣娘達はソウルライザーを操作する。

 

『ソウルライド‼︎』

 

怪獣娘達はソウルライザーを操作し、それぞれが宿すカイジューソウルの怪獣の名を唱えると光に包まれていく。それぞれの体に獣殻が形成されて全員が怪獣娘に変身した。

バリスレイダーは一斉にハルキと怪獣娘達に向かって駆け出していく。ハルキ達は迎え撃った。まずハルキは目の前にいるバリスレイダーに飛び蹴りを仕掛ける。その飛び蹴りでバリスレイダーは思わず地面に背中を着いて倒れる。続いて後ろからバリスレイダーが襲ってきた。ハルキは一回転してバリスレイダーに裏拳を放ち、バリスレイダーをなぎ払う、

 

「うおりゃあ‼︎」

 

ガッツ星人は高くジャンプして上から光線を放つ。その光線を浴びたバリスレイダーの一体は大爆発した。そして地面に着地すると横から突撃してきたバリスレイダーを拳で吹っ飛ばす。続いて右側と同時にガッツ星人を挟み撃ちにしてバリスレイダーが突撃する。バリスレイダーが持っていた短剣を持った右腕を抑えたガッツ星人は左側から突撃してきたバリスレイダーに左足で横蹴りを決める。そして右腕で抑えていたバリスレイダーに左腕からの光線を浴びせて爆散させた。

 

「いやっほう‼︎」

 

再びガッツ星人は飛び上がり、分身して同時に両手から光線を放ち、三体のバリスレイダーを爆散させる。

 

「はあっ‼︎」

 

アギラは目の前の4体のバリスレイダーを回転しながら尻尾でなぎ払う。1体のバリスレイダーがアギラを光線銃で銃撃した。アギラは両腕で防御し、銃撃してきたバリスレイダーに突進した。

 

「やあああああぁぁぁぁ‼︎」

 

力強いその突進とアギラの角がバリスレイダーを貫いた。アギラは頭を上に振り上げバリスレイダーを爆発させる。

ウインダムは目の前のバリスレイダーを頭のスコープで狙う。そして額からレーザー光線を放った。バリスレイダーはレーザーをまともに浴びたため後退しながら大爆発する。その爆発の巻き添えで両隣と後ろにいたバリスレイダーが爆風で吹っ飛び背中を大きく壁に打ち付ける。

 

「や、やりました・・・。ってきゃあ⁉︎」

 

一息ついていたウインダムに後ろからバリスレイダーが手に持っていた短剣で斬りかかる。なんとかかわすも思わぬ襲撃に隙を見せてしまったウインダムは横からバリスレイダーの銃撃を喰らう。横に倒れたウインダムに追い討ちを掛けようとするバリスレイダーに下から奇襲をかける者がいた。

 

「油断禁物だよ、ダム子‼︎」

「す、すみません、ゴモたんさん・・・。」

 

ゴモラが下から角かち上げ攻撃をしてバリスレイダーを吹っ飛ばしたのだ。地面から鋭い角の一撃を受けたバリスレイダーは地面に激突すると爆散する。後ろからバリスレイダーがゴモラに迫る。ゴモラは振り返ると尻尾でバリスレイダーをなぎ払った。

 

「さぁ、いっくでー‼︎」

 

ジャンプしたゴモラは尻尾で1体のバリスレイダーを叩きつける。上から脳天に強力な尻尾による一撃を受けたバリスレイダーはそのまま膝をついて機能が停止する。

 

「オラオラ、これでも喰らいやがれ‼︎」

 

レッドキングは自慢の剛力によるパンチを襲いくるバリスレイダーに浴びせていた。典型的なパワータイプであるレッドキングのパンチを浴びたバリスレイダーはそのまま後ろに吹っ飛び壁を突き破っていく。そして短剣を突きつけてきたバリスレイダーの腕を掴むと彼女はすごい勢いで回転する。そして手を離した時、バリスレイダーは他のバリスレイダーに凄い勢いでぶつかり、他のバリスレイダーも機能を停止する。

 

「はあっ‼︎てやあっ‼︎」

 

エレキングは長い尻尾を切り離した。そして長い鞭になった尻尾を振り回してバリスレイダーをなぎ払う。

 

「てやあっ‼︎」

 

エレキングが1体のバリスレイダーに鞭を巻きつける。そして高圧電流を流し込んだ。電撃を受けたバリスレイダーはその電流の強さにショートし、機能を停止する。バリスレイダーは一斉にエレキングを銃撃するがエレキングは左腕の盾で防御する。そして鞭に電流を灯してバリスレイダーに叩きつける。電流と鞭の衝撃でバリスレイダーは倒れていき次々と機能を停止する。

 

「へっへーん!こっちだよー‼︎」

 

ザンドリアスは宙を自在に跳び回り、バリスレイダーの銃撃を回避する。バリスレイダーは一斉に銃撃するもその攻撃は飛び回るザンドリアスには当たらない。ザンドリアスはバリスレイダーの真上で停止すると口から人炎を吐く。その炎が直撃したバリスレイダーは大爆発を起こし、爆発を起こしたバリスレイダーの爆風と衝撃で多くのバリスレイダーが吹っ飛んだ。バリスレイダーが吹っ飛んだ事を確認したザンドリアスは地面に着地する。かろうじてまだ動けるバリスレイダーがザンドリアスを突撃するもザンドリアスの意外にも力強い拳で完全に破壊された。

キングジョーは目の前のバリスレイダーにボディプレスを仕掛ける。かわしきれなかったバリスレイダーはキングジョーのヘビー級の重量に耐えられず機能が停止する。後ろからバリスレイダーが短剣でキングジョーに斬りかかる。しかしキングジョーは白刃どりで受け止めた。

 

「乙女のガードは硬いんデース‼︎」

 

キングジョーは腰のパーツを分離させて光のロープを射出し、複数のバリスレイダーを縛る。そして動きを封じられたバリスレイダーにビームで撃破した。

ノイズラーは目の前のバリスレイダーに回し蹴りを浴びせる。そして後ろから襲ってきたバリスレイダーの腕を受け止めてその首に手刀を放つ。今度は右後ろから短剣を構えてバリスレイダーが向かってきた。ノイズラーは飛んで斬撃をかわす。するとノイズラーはバリスレイダーが更に増えている事に気付く。

 

「しゃーねぇ・・・一気に決めるか・・・‼︎」

 

するとノイズラーはギターを取り出した。そして周りに強力な音波を放つ。その音波に耐えられずバリスレイダーは次々と機能を停止して爆散していった。

マガバッサーは飛び回り下からのバリスレイダーの銃撃をかわす。地面に着地すると同時に強力な前蹴りでバリスレイダーの1体を吹っ飛ばす。そして両腕から白い刃を放ちバリスレイダーを爆散させる。それでもバリスレイダーは次々と現れる。

 

「まだ来るか、なら纏めて吹っ飛ばすぜ‼︎」

 

そう言ってマガバッサーは翼を羽ばたかせる。すると竜巻が形成されていく。マガバッサーはその竜巻をバリスレイダーに放つ。複数のバリスレイダーは竜巻に巻き込まれていく。竜巻の中で互いに激突したり、地面に叩きつけられたりと多くのバリスレイダーが彼女の竜巻で破壊された。

 

「ふええぇ・・。で、でも、頑張ります‼︎」

 

マガジャッパは目の前のバリスレイダーに怯みながらも向かっていく。バリスレイダーの1体がマガジャッパを銃撃する。するとマガジャッパは腕から泡を発射してその銃撃を防ぐ。後ろから短剣を構えてバリスレイダーが突っ込んできた。それに気付いたマガジャッパは体を逸らして剣を避ける。そして目の前のバリスレイダーに腕から水流を放った。その水流の勢いでバリスレイダーは吹っ飛び、他のバリスレイダーを巻き添えにしてショートする。

 

「うう、何だか体力が切れてきたようです・・・!」

 

一方でセブンガーは防戦一方だった。実は彼女は戦闘で1分間の間に物凄くエネルギーを使ってしまうのだ。そのため、最初はパンチ攻撃を主体にバリスレイダーを撃破していたのだが今はその力が出なくなり苦戦していたのである。苦戦するセブンガーの前でバリスレイダーに横から飛び蹴りをかます者がいた。それはハルキだった。

 

「大丈夫か、セブンガー⁉︎」

「ハルキさん⁉︎・・・御免なさい。私、そろそろ・・・限界のようで・・・。」

「あんまり無理すんな‼︎ここは俺に任せろ‼︎」

 

ハルキはセブンガーを庇うように目の前のバリスレイダーに構える。そしてバリスレイダーに前蹴りを放った。前蹴りを受けたバリスレイダーは後ろに後退する。そのままの勢いでハルキは回し蹴りを放ち続けバリスレイダー相手に戦っていた。セブンガーは目の前の光景を見て悔しそうな表情で呟いた。

 

「人間であるハルキさんでさえあそこまで戦えるのに・・・・怪獣娘の私が何も出来ないなんて・・・・出来ないなんて・・・絶対に嫌‼︎私も戦いたい‼︎ロボットアニメの主人公のようにどんな絶体絶命の状況でも諦めたく無い‼︎」

 

その時、セブンガーの体にオーラが溢れ出す。バリスレイダーを抑えながら偶然見たアギラはセブンガーにアドバイスした。

 

「セブンガー、もしかしたら、今の君ならEXモードが使えるかもしれない‼︎ソウルライザーを構えて‼︎」

「今の私がEXモードを・・・、で、でも、私、まだGIRLSに入って間も」

「そんな事関係無いよ‼︎自分を信じて‼︎」

 

アギラの言葉を聞いたセブンガーは自分を信じてソウルライザーを取り出す。

 

「ソウルライド、『EXモード』‼︎」

 

その頃、ハルキはバリスレイダーに蹴り技主体で戦っていた。しかし、蹴り技を続けたためか動きを読まれてかわされたり、受け止められたりしていた。ハルキは目の前のバリスレイダーに再びキックを放とうとする。しかし、それはバリスレイダーに足を掴まれて蹴りを放たなかった。

 

「なっ⁉︎」

 

バリスレイダーはハルキの足を掴んで投げつける。ハルキの体は回転しながら地面に叩きつけられた。そこにバリスレイダーが突撃してくる。しかし、その攻撃はハルキに届く事は無かった。セブンガーがバリスレイダーにジャンピングパンチを放ってバリスレイダーを吹っ飛ばしたからだ。

 

「ハルキさん、大丈夫ですか⁉︎」

「セブンガー⁉︎ああ、けど君の方は」

「私もEXモードを使えるようになりました‼︎だからここは任せて下さい‼︎」

 

そう言ったセブンガーの見た目は変わっていないように見えるが背中にブースターを背負っていた。彼女は目の前のバリスレイダーに再び右手でパンチを放つ。バリスレイダーは後退するも再び持ち直そうとする。しかし、セブンガーは目の前のバリスレイダーに向かって右腕を構える。

 

「硬芯鉄拳弾、発射‼︎」

 

セブンガーの放ったロケットパンチでバリスレイダーが吹っ飛んでいった。ハルキは目の前の光景を見て、セブンガーは大丈夫だと判断して、奥から来るバリスレイダーに向かっていく。バリスレイダーを目の前にした時、ハルキの体に異変が起こる。体が勝手に動いてウルトラゼットライザーにウルトラアクセスカードがセットされたのだ。

 

「なっ、何なんだ、コレ⁉︎」

 

そしてブレード部分を動かしトリガーを押すとハルキの体は『ウルトラマンゼット・オリジナル』に変身した。

 

〈Haruki Access Granted〉

 

『ウルトラ緊急事態だ‼︎お前の体を借りるぞ!』

(こんな事出来たんですか⁉︎)

『ああ、けどこの姿はエネルギー消費が激しいから戦えるのは50秒くらいだ‼︎さっさとやるぞ‼︎』

 

ゼットはゼットスラッガーを放ち目の前の2体のバリスレイダーを破壊した。そこにガッツ星人とアギラとセブンガーが合流する。

 

「ウルトラマンゼット⁉︎」

 

後から合流したザンドリアスとノイズラーは思わず上を見上げるもゼットの姿は見当たらない。ガッツ星人達の方を向くと自分達と同じ位の大きさのウルトラマンゼットがいて唖然としていた。

 

「嘘でしょ・・・ウルトラマンって小さくもなれるの⁉︎」

 

すると後ろからバリスレイダーがやってきた。思わずゼットはミコを抱えフォークダンスをする。ガッツ星人の蹴りがバリスレイダーをよろめかせ、ゼットがゼットスラッガーを放った。

 

「や、やった・・・。」

 

ゼットは怪獣娘達から離れていく。そして彼女達の視線に入らない場所でハルキに戻った。

 

「ゼットさん、お疲れ様です‼︎」

 

 

 

 

 

その頃、リクの元にジャグラー魔人態が来た。警備をしていたバリスレイダーはジャグラー魔人態に向かっていくもジャグラー魔人態にあっという間に切り捨てられる。ジャグラーはリクの拘束具を破壊してリクを救出する。

 

「よぉ。」

「ジャグラーさん‼︎来たのは誰だと思いましたよ‼︎」

「悪いな、お前さんを助ければ黒幕の顔が拝めると思ったんだが、いたのはポンコツアンドロイドだけって・・・ったくよ。」

「敵の狙いはベリアル因子です。」

「だろうな、お前さんの純度の高いベリアル因子とデビルスプリンターが合わさればベリアルメダルが作れるだろうからな。」

「ベリアルメダルを‼︎・・・絶対に許さない‼︎」

「後、俺の正体はあいつらには内緒な。」

 

そう言ってジャグラー魔人態はヘビクラに戻っていく。リクはヘビクラを見送った後、その場から走り去る。

 

 

 

 

 

「検証実験を始める。」

 

セレブロはウルトラゼットライザーのトリガーを押してインナースペースに入っていく。そして3枚のメダルを取り出した。先程作ったベリアルメダルと古代怪獣の力を宿した『ゴモラメダル』とどくろ怪獣の力を宿した『レッドキングメダル』をゼットライザーにセットする。

 

〈Kaburagi Access Granted〉

 

「ベリアル。古代怪獣。どくろ怪獣。」

 

〈BELIAL〉、〈GOMORA〉、〈RED KING〉

 

「キエテ カレカレータ」

 

SKALL GOMORA

 

 

 

 

 

 

 

「今の感じ・・・。何か・・・・。」

「ガッツ?どうしたの?」

「ミコ‼︎」

 

ガッツ星人達の元にリクを連れてハルキが合流してきた。

 

「リクさん‼︎」

「ハルキさん、救出できたんですね‼︎」

「い、いや、リク先輩、自力で脱出したらしくてさ・・・。」

「ええっ⁉︎自力で⁉︎」

 

ハルキの言葉に驚く怪獣娘達。その時、大きな音が鳴り響く。

 

「今のは⁉︎」

 

ハルキ達が外に出るとそこにはゴモラとレッドキングを掛け合わせたような怪獣がいた。レッドキングを思わせる皮膚にゴモラのような大きな角を持つベリアル融合獣『スカルゴモラ』が現れたのだ。

 

「ピギシャアギャオオオオオオォォォォォォ‼︎」




今までの話の中で一番長くなるとは・・・。
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