怪獣娘Z ~ウルトラマンゼット登場計画~   作:特撮恐竜

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この話から怪獣娘Zにおいてもアイツらが参戦です‼︎
尚、この話は電王牙さんの意見を参考にしています‼︎電王牙さん、本当にありがとうございました‼︎

宇宙ロボット『キングジョー』登場


未確認物質護送指令(前編)

とある夜、GIRLSの管理する研究所で3人のガスマスクを付けた男がアタッシュケースを持ち歩きながら廊下を歩いていた。そしてとある部屋に入るとアタッシュケースを机に置いて中身を開けた。中には3枚のメダルが入っていた。それはウルトラマンの横顔が描かれたメダルだ。宇宙警備隊の隊長『ゾフィー』、ブレスレットの使い手『ウルトラマンジャック』、宇宙警備隊を統べる宇宙警備隊大隊長『ウルトラの父』が描かれたウルトラメダルだ。

 

「よし、異常無し。皆、ガスマスクを外していいぞ。」

「やっとですか。遅いですよ、もう少し早くしてくれたら・・・。」

「よせよせ。何も無かったんだからいいじゃないか。それにしても・・・やはりこれはウルトラマン達が作った物で間違いないんでしょうね。」

「ああ、このメダル・・・最初は何処かの企業が作った玩具かと思ったがとんでもない代物だったな。」

「ゲネガーグが倒されたあの日、日本の各地でウルトラマンの横顔が描かれたメダルが見つかってしかもそれから未知の物質が見つかったと聞いた時は唖然となりましたね。」

 

実はゲネガーグが倒されたあの日、ゲネガーグが飲み込んだウルトラメダルが関東圏内の各地で発見されたのだ。それをGIRLSが回収した結果、地球には無い未知の物質で出来ている事、そのメダルから未知のプラズマエネルギーが観測された事でGIRLSの方で厳重に管理していたのである。

 

「これ以外にも3枚のウルトラマンのメダルがあるらしいですし、早く研究したいですよ!」

「そうだな。このメダルからウルトラマンの力を再現する事さえ出来れば再び相次ぐ怪獣事件に活用できるかもしれないしな。」

「怪獣どころかシャドウだって倒せるかもしれない。そうすればもう怪獣娘達だけに戦わせなくて済むかもしれませんからね‼︎期待が膨らみますよ‼︎」

 

研究員達は談笑していた。しかし、突然研究所内で警報が鳴り響く。突然の警報に研究員達は周りを見渡していた。

 

「な、何だ⁉︎」

「すぐに確認しないと‼︎警備員を探して何があったか聞いてくる‼︎」

「いや、待て‼︎外に何かいるぞ‼︎」

 

1人の研究員が指差す先の窓には極彩色の光を放つロボットが立っていた。それは金色のカラーリングの腕を伸ばして研究所の壁を破壊する。

 

「うわああああ⁉︎」

「メダルが持っていかれた‼︎」

「早く、早く助けを呼ぶんだ‼︎」

 

そして全身が金色のそのロボットは研究所のメダルを奪うと目に当たる部分を光らせて研究員達がいる方向に向いた。そして強力な光が放たれた。

 

「「「うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

その翌日、GIRLSの講義室にいつものメンバーが集まっていた。教壇にはトモミとヘビクラが立っている。

 

「皆さん、先日、GIRLSの管理する研究施設が巨大なロボット怪獣に襲われて破壊されました‼︎」

「ロボット怪獣に⁉︎一体どうして⁉︎」

「あの研究所にはゲネガーグが倒された日に関東の各地に散らばった無数のメダルの内、3枚が管理されていた。」

「えっ⁉︎メダル⁉︎」

 

ハルキはヘビクラの言葉に思わず腰のメダルホルダーを見る。同じくウルトラマンのメダルを拾ったミカヅキとそれを見せてもらったベニオは驚いた顔で発言した。

 

「も、もしかしてメダルってウルトラマンの横顔が描かれたあのメダル⁉︎」

「ゴモラが拾ったアレと同じものかまだあったのか⁉︎」

「ゴモゴモ、レッドン、知ってたのですか⁉︎」

「ゲネガーグをゼットが倒した後にゴモラがウルトラマンのメダルを拾ったんだ・・・まさかあんな感じのメダルが他にもあったとは・・・。」

 

ベニオの言葉にその場にいた皆がメカゴモラとの戦いの際にミカヅキがゼットにウルトラマンのメダルを返した事を思い出す。ハルキはトモミに何故GIRLSがウルトラメダルを管理していたのか問いただす。

 

「どうしてGIRLSがそのメダルを回収して管理していたんですか?」

「実は・・・ゲネガーグが倒された後に関東各地から強いプラズマエネルギーが観測されました。そしてGIRLSが発信源を調査したところ、ウルトラマンの顔が描かれたメダルを発見、そこから観測された事を確認しました。」

「そして更に詳しい調査を進めるとそのメダルは地球外の物質で出来ているが判明した。GIRLS上層部はこのメダルがウルトラマン達が作った物と断定し、このメダルの力を怪獣用の武器に使えないか研究を重ねていた訳だ。」

「しかし、その研究を行なっていたGIRLSの施設が昨日の夜、巨大ロボットに破壊され、メダルが奪われました。そして犯人は新たに犯行声明をしています。」

 

トモミがモニターに映像を写すとそこには傷付いた研究員の頭を掴む明らかに人間の物とは違う異形の手が写っていた。手の持ち主に操られたかのような表現で研究員が話す。

 

『諸君が宇宙の秘宝を隠し持っている事は知っている。だが、我々は無意味な破壊を好まない。大人しくメダルを我々に引き渡せ。さもなければ我々の宇宙ロボットが諸君らを徹底的に攻撃する。』

「宇宙の秘宝?」

「メダルの事なんじゃない?」

「無意味な破壊を好まないだぁ‼︎ふざけやがって‼︎」

「レッドキング先輩の言う通りだよ‼︎そっちから攻撃してきた癖に‼︎」

「ミクちゃん、落ち着いて‼︎」

「ししょーも落ち着いて下さい‼︎」

 

ハルキとミカヅキは相手が話していた宇宙の秘宝について話し合う。その一方でアキとサチコが相手の言葉に激昂したベニオとミクを落ち着かせようとする。しかし、その場にヨウも加勢してきた。ユカとミサオがヨウを落ち着かせるも彼女達は少し心を落ち着かせても苛立ちを隠せないようだ。

 

「いや、レッドキングさんとミクラスさんの言う通りですよ‼︎向こうから攻撃してきた癖にこいつらは何言ってんですか⁉︎」

「バサちゃん、落ち着いて‼︎」

「ここでキレても仕方ねえだろ‼︎」

 

トモミは3人が話を聞く態勢になった事を確認する。その後にハルキとミコが気になった事を指摘するとヘビクラとトモミによる今回の任務の説明が始まった。

 

「落ち着きましたね・・・3人とも・・・。」

「ピグモンさん、ヘビクラさん、気になる事があります‼︎敵が他にも宇宙の秘宝を隠し持ってると言ってました‼︎」

「それってまだGIRLSがウルトラマンのメダルを持ってるって事?」

「はい・・・実はこのGIRLS東京支部内に回収されたウルトラマンのメダルが保管されています。」

「だが、奴らはそのメダルに目をつけてきた。だがこんな奴らにみすみすとメダルを渡す訳にはいかねぇ。そこで・・・今回の任務はGIRLSが未だに確保しているメダルを高尾山に設置されたGIRLSの研究施設に送り届ける事だ。」

 

一旦、トモミは部屋を出て行く。そしてヘビクラがモニターに地図を写しだすとメダルを運送するルートが示されていた。

 

「俺達GIRLSの車でメダルを研究施設に運搬する。このルートならトンネルがある。そこで巨大ロボットから一気に距離を引き離して研究所にメダルを送り届ける作戦だ。」

 

そこにトモミが入ってきた。その手には大きなケースが入っていた。

 

「敵はメダルから放たれるプラズマ電波を察知してメダルを奪いに来ました。そこでこのケースを使います。これはプラズマ電波を遮断する事が出来る特注のケースです。これにメダルが入っています。」

「成る程、これにメダルが入っているんだねぇ。」

 

そう言ってミカヅキがケースに近付いた。それをトモミが止める。

 

「あっ、駄目です、ゴモゴモ‼︎それを開けると遮断されていた電波が飛び出てきます。ここにロボットがやってくる事になりますよ‼︎」

「わっひゃあ‼︎」

 

トモミの言葉を聞いたミカヅキは思わず後ろに下がる。そして全員が今回の作戦を理解した事を確認するとヘビクラの声に皆が従った。

 

「よさ、全員が理解したところで作戦を開始する‼︎作戦決行は3時間後だ‼︎それまで各自準備を済ませておけ‼︎」

『了解‼︎』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3時間後、二台の車が山沿いの道路を走っていた。ヘビクラの運転するワゴン車とベニオの運転するジープだ。ヘビクラの車にはミカヅキ、ミク、ヨウ、ユカが、ベニオの車にはハルキ、クララ、アキ、レイカが乗っていた。ハルキが通信でヘビクラに話しかける。

 

「これまで様々なロボット怪獣が侵略者に操られて地球を襲いましたけど・・・・今回現れたのって分かってないんですか?」

「防犯カメラの映像は大半が壊れていたらしいからな。現時点では断定できていない。」

「そうですか・・・。一体何が現れたんだろう・・・。」

 

ハルキの後ろではクララが窓から外を見ながら何かを考えていた。思わずレイカとアキが話しかける。

 

「キングジョーさん、どうしたんですか?」

「キングジョーさん、さっきから様子が変ですよ。何かあったんですか?」

「ウインダムちゃんにアギラちゃん・・・さっきからどうも胸騒ぎが止まらないんデス・・・。まるでワタシのカイジューソウルが疼き出しているような気がしているんデス。」

 

クララの声を聞いたハルキは思わず声を上げた。それは聞いたクララは図星を見抜かれたように目を見開く。

 

「あの・・・キングジョーって確か・・・ロボット怪獣でしたよね?もしかして研究施設を襲った巨大ロボットってキングジョーなんじゃ・・・。」

「⁉︎」

「おい‼︎ハルキ、まだそうだと決まった訳じゃないだろ‼︎まだ決めつけるのは早えよ‼︎」

「けど、キングジョーの魂を継ぐキングジョーさんのカイジューソウルが疼くって・・・今回のキングジョーの出現を感じてなんじゃないですか?」

『落ち着けよ、ハルキ。』

 

そこにヘビクラが乱入してきた。ヘビクラは何食わぬ顔でハルキを論する。

 

「まだ確定した訳じゃねぇんだ。焦っても何もいい事なんかないぜ。」

「そうだよ‼︎ハルちゃんはせっかちだなぁ・・・。」

『すみません・・・。』

「フッ、まあ気にするな。直に奴らが来れば分かる事だ。」

 

ベニオの運転する車はそのままヘビクラの車と通信しながら走行していた。その時、上から高笑いが聞こえてきた。

 

「ナーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ‼︎お前達GIRLSが持っている宇宙から来たメダルは我々が頂く‼︎」

「今の声・・・何処かで・・・。」

「まさか・・・。」

 

その時、上から4人の人物が降りてきた。1人は黒い格好にマントをつけた豊満な胸の女性で1人は白い格好に褐色肌の少女、1人は赤いマントを身に包んだ少女で1人は白と黒のゴスロリを思わせる格好の少女だった。彼女達は高らかに名乗りを上げる。

 

「銀色のレイダー、シルバーブルーメ‼︎」

「赤きスナイパー、ノーバ‼︎」

「漆黒のリーダー、ブラック指令‼︎」

「4人目のニューカマー、ペガッサ‼︎」

「4人‼︎」

「揃って‼︎」

「地球の支配者‼︎」

「(仮)‼︎」

「「「「我ら、ブラックスターズ‼︎」」」」

「・・・・・・・・・。」

「ブラック・・・スターズ?・・・・・怪獣娘のようだけど・・・。」

「何でお前らが・・・。お呼びじゃないっつーの・・・。」

 

その場にいたハルキを除く全員が頭を抱えていた。ここに来て面倒臭い奴らに絡まれたという表情だ。

 

「あの・・・レッドキングさんにアギラさん・・・あの人達って誰なんですか?怪獣娘みたいですけど・・・。」

「あー、ガッツから聞いてないか・・・内に所属してない怪獣娘もいるって・・・そんでもってそいつらの中にGIRLSに侵入してきた奴らがいるって・・・・。」

「しかもその人達、池袋で『邪神』の怪獣娘を暴走させて大変な騒動を起こしたって・・・。」

「えっ、まさかあの人達がそのブラックスターズなのかよ⁉︎」

 

実は怪獣娘の中にはGIRLSに所属してない者も多少いる。その一例がブラックスターズだ。彼女達は地球侵略を目的に活動しているが遠回りな事しかしないため悪ふざけな事しかしていないかなり迷惑な集団である。

 

「ノーバ・・・お前・・・よりにもよってこんなのといるのかよ・・・。」

「何か問題か、ヘビクラ。」

「いや・・・いい・・・。それよりもお前ら・・・何しに来たんだ?」

「決まってるだろう‼︎お前達GIRLSは宇宙から来たメダルを持っているな‼︎それを頂きにきた‼︎」

「何でお前らがそれを知ってるんだ⁉︎・・・兎に角メダルはお前らには渡さねぇぞ‼︎」

 

呆れるヘビクラの横でレッドキング達とブラックスターズが一触即発の状態になる。そのまま怪獣娘同士の戦いが始まると思われた。その時、ハルキは上から何かが降りてくるのを確認する。

 

「皆‼︎何かが・・・何かデカいのが降りてくる‼︎」

『何っ⁉︎』

 

GIRLSの怪獣娘もブラックスターズの怪獣娘もヘビクラもハルキの向く方向を見る。すると巨大な何かが落ちてきた。その姿に全員が驚いていた。

 

「あ、アレは・・・まさか⁉︎」

「ちょっと⁉︎嘘でしょ⁉︎」

「ハルキさんの言ってた事がまさか本当になるなんて‼︎」

「アレは・・・確か・・・かつて・・・ペダン星人が・・・地球に・・・送り込んできた侵略ロボット・・・!」

 

土煙を上げて降りてきたのは金色のロボットだった。クララ・ソーンに宿るカイジューソウルの怪獣でありかつてペダン星人が送り込んできた宇宙ロボット「キングジョー」がメダルを奪うべく再び地上に降り立った瞬間だった。

 

「宇宙ロボット・・・『キングジョー』‼︎」

 

こちらを見下ろして進行し始めるキングジョーを見てブラック指令は大きな声で悲鳴を上げた。

 

「ぎぃぃぃぃやああああああああぁぁぁぁぁぁ‼︎」




という訳で今回の話からブラックスターズも怪獣娘Zの物語に参戦です!
ブラックスターズを前半で出せて良かったです‼︎

怪獣娘×トリガーの主人公の名前、どっちがいい?

  • マナカ・ダイ
  • マナカ・ツバサ
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