怪獣娘Z ~ウルトラマンゼット登場計画~   作:特撮恐竜

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キングジョー・GIRLSカスタムの設定マジでどうしよう・・・・。
キングジョー回収させたの失敗だったかな・・・。

海賊宇宙人『バロッサ星人』登場


宇宙海賊登場!(前編)

数日掛けてGIRLS東京支部にウルトラマンゼットに倒されたキングジョーが完全に回収された。多岐沢とクララが回収されたキングジョーを眺めている。

 

「まさか本物のキングジョーをこの目で見る事が出来るとは思いませんでしたよ‼︎・・・本当に凄いです‼︎ペダン星のスーパーテクノロジーの塊が目と鼻の先にあるのですから‼︎」

「Professor、少し落ち着いて下サイ‼︎・・・まぁ・・・気持ちは分かりマス‼︎ワタシも正真正銘本物のキングジョーをこの目で・・・それもこんな近くで見る事が出来る日が来るなんて思いもしませんデシタカラ‼︎」

 

2人が目の前のキングジョーを見て歓喜の声を上げる。2人と同じくキングジョーを眺めていたベニオとミカヅキは今後、このキングジョー(本物)がどうなるのか訊ねる。

 

「なぁ・・・コイツはこれからどうなるんだ?」

「ずっとこのままにしておくの?」

「上層部はこのキングジョーを改造して新たなGIRLSの戦力にする予定だそうです。パイロットも怪獣娘が務める予定ですよ。」

「えっ⁉︎コイツを俺達が操縦するのかよ⁉︎」

「ハイ‼︎これでワタシ達も怪獣を相手にまともな戦いが出来マス‼︎」

「本物のキングジョーのパイロットをうちらが務めるのかぁ・・・・。これでわたし達もゼットちゃんと一緒に戦えるね‼︎」

 

2人の質問に答えた多岐沢とクララの言葉にベニオは驚きを隠せない。ミカヅキもその言葉を聞いて思うところがあるのかそこにトモミがやってきて苦言を立てる。

 

「私としては・・・・このままにしておくのが1番だと思うんですけどね・・・・。過去にキングジョーを改造して自分達の戦力にしようとしたら暴走したという事例がありましたから・・・。」

「ピグモンさん・・・。」

「それにこのキングジョーをきっかけにGIRLSの本質が失われそうなのが心配です・・・本来、GIRLSは怪獣娘の保護や社会との共存を理念に作られた組織です・・・このキングジョーをきっかけにGIRLSの理念が歪まなければいいのですが・・・。」

「大丈夫だよ!わたし達が正しい心を持ち続ければいいんだから‼︎」

「そうだぜ、ピグモン。俺達が心を見失ったりしない限り、そんな事は起こらねぇよ・・・・。」

 

ミカヅキとベニオの言葉を聞いたトモミは彼女達の顔からキングジョーに再び視線を向ける。そして少し考えたような表情になると少し吹っ切れた顔になって呟いた。

 

「そうですね・・・・そう願いましょう‼︎」

 

 

 

 

 

 

「あー・・・・課題やっと終わった〜・・・・。結構今日のは量があったな・・・。」

「お疲れ、ハル。・・・昔から変わらないね〜。勉強苦手なの。」

「・・・・・・・ミコは変わってないな・・・俺、全然分からなかったよ・・・。」

「当然‼︎だってわたしは無敵のガッツ星人、勉強なんて楽勝だよ‼︎」

「ハハ・・・頼もしいぜ。」

 

ハルキとミコは学校の課題をGIRLSの休憩室で終えていた。ミコにとっては簡単だった問題もハルキにとって難しかったらしくハルキはミコに教えてもらいながら課題を全て終えた。課題を終えるや早々に机に突っ伏してたところにマコがやってきた。

 

「ハルキ、ミコ。」

「どうしたの?」

「アンタ達、2人で今日の課題終わらせたの?」

「そうだけど・・・。」

「そう・・・。ハルキ・・・今度はわたしと一緒だからね。・・・・出来れば2人きりで・・・。」

 

マコはハルキの顔を見て去って行った。ハルキはマコの意図が読めずにいたがミコはマコの意図を読んで納得したような顔をしている。

 

「マコ・・・どうしたんだよ・・・。」

「マコってば・・・。」

「?・・・どうしたんだよ?」

「何でもない。それよりぃぃ・・・さっきの約束だけど・・・。」

「ああ、分かってるよ。クレープ奢るから。」

「やった‼︎」

 

ミコは嬉しそうな表情でハルキの右腕に抱き付いて自身のGIRLSの中で一、二を争う巨乳を押し付ける。その感触にハルキは思わず顔を赤くしてしまう。

 

「お、おい、ミコ・・・お前・・・。」

「ん〜、どうしたの、ハル?」

「い・・・いや・・・その・・・。」

 

ミコに胸を押しつけられて顔を赤くしてしどろもどろになるハルキを見つめる1人の少女がいた。セブンガーの怪獣娘であるナナだ。彼女は今のハルキとミコを眺めながら溜息をつく。

 

「ね〜え、どうしたの?(ハルってば隠すの下手だなぁ・・・わたしのおっぱいにドキドキしてるのがバレバレだよ♪嘘付くの下手なハルにはお仕置きかな・・・もっとおっぱいの感触、押し付けちゃえ♪)」

「べっ・・・別に何でもねえよ・・・ただ・・・何か熱く感じてきただけだ・・・。(言える訳ねぇだろ‼︎お前のデカい胸の感触を感じちまったなんて‼︎しかも・・・更に胸の感触が強くなったし‼︎)」

「ハルキさん・・・やっぱりガッツさんの方がいいのかな・・・。ガッツさん、本当におっぱい大きいから・・・。」

「どうしたの?」

 

溜息をつくナナに後ろからアキが話しかけてきた。ナナはアキに飛びつくとその胸で強く自身の思いを訴える。アキはナナの言葉に困惑せずにはいられなかった。

 

「アギラ師匠‼︎やっぱり男の子っておっぱいが大きい子にしかなびかないんですか⁉︎私じゃガッツさんには敵わないんですか⁉︎答えて下さいよ〜‼︎」

「えっ⁉︎い・・・・いきなり何⁉︎・・・・・・・そんな事無いと思うけど・・・。それにどうしてガッツが話に出てくるの?・・・・・・・って・・・師匠は止めてよ‼︎」

「うわ〜ん‼︎アギラ師匠〜‼︎どうしたら私はあんな大きいおっぱいを持ったガッツさんに勝てるんですか〜⁉︎教えて下さいよ〜‼︎」

「お、落ち着いて‼︎兎に角話を聞くから‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、1つの影がGIRLS東京支部を見つめていた。それの姿は明らかに人間とはかけ離れた姿だったが誰もそれに気付くことは無かった。何故ならそれは宇宙から来た存在で昔、とある惑星で手に入れた透明になれる装備を身につけていたからである。それはGIRLSの建物に複数の職員が入っていくのを見ると彼らに気付かれないようにドアに近付く。そしてドアが完全に閉まる前にGIRLSに侵入したそれは自身の目的のための第一関門を突破した事を嬉しそうに呟いた。その呟きは明らかに地球の言語ではない言葉だった。

 

「バロバロ・・・・。」

 

そしてそれは建物内を歩いていくと2人の少女を見つける。サチコとミサオだ。2人はこの前のキングジョーの任務で待機を命じられた事について愚痴っていた。

 

「それにしても・・・・あたし達だけ本部に待機なんて・・・・あたしだってそれなりには戦えるのに・・・‼︎」

「しょーがねぇだろ・・・それに・・・お前・・・メダルの事黙ってられる自信あるか?」

「そりゃそうだけど・・・でも本部で待機しているあたしらにも隠す必要なくない⁉︎」

「まぁ・・・お前の言いたい事は分かるよ・・・・。アタシらだって怪獣娘なんだからメダルを奪おうと目論むペダン星人を黙って見てられないのにさ・・・・留守番なんて納得いかないよな‼︎」

 

彼女達の会話を聞いてこの建物に自身が探している物が運ばれたと確証を得た。その時、丁度1人の職員が通りかかった。それはその職員の前に立つとマントで隠していたその身を曝け出す。明らかに人間ではないその姿に思わず職員は悲鳴を上げてしまった。

 

「きゃあああああああああああああああああああ⁉︎」

「悲鳴⁉︎」

「行ってみよう‼︎」

 

悲鳴を聞いたサチコとミサオはその場に駆け付ける。すると目の前では気絶した職員がうつ伏せで倒れていた。彼女達はその職員に駆け寄ると安否を確認する。

 

「ちょっと⁉︎大丈夫ですか⁉︎」

「・・・息はある・・・気絶してるだけだ・・・しっかりして下さい‼︎」

 

2人は倒れた職員に呼び掛ける。するとその後ろでGIRLSに侵入したそれはその光景を陰から眺めていた。そしてサチコの方に視線を向けると次の計画に移ろうと準備する。

 

「一体何が・・・・。」

「とにかく医務室に連れて行くぞ!事情は」

「バロバロバロバロバロッサ〜‼︎」

「「うわあああああああああ‼︎」」

 

2人が気絶した職員を抱えて隙が出来た瞬間、姿を隠していたそれは彼女達の前に姿を曝け出した。その姿は紫色の体に暗い金色の無数の渦巻き模様がついた外骨格、顔には兎のような大きな耳に青い目の明らかに人間ではない姿の異形だった。2人は直ちにその異形から離れる。

 

「な、何⁉︎コイツ⁉︎まさかコイツに気絶させられて⁉︎」

「どっから見ても人間じゃねぇな・・・見た目からしてシャドウとも違うし・・・コイツ・・・・・宇宙人か‼︎ピグモンさんに報告するぞ‼︎」

 

 

 

 

 

「アギラ師匠・・・・私・・・・ハルキさんの事が好きになってしまったらしいんです・・・・。」

「えっ、ハルキさんの事を?・・・それっていつから?」

「えっと・・・・あのアンドロイドとの戦いでEXモードに覚醒する前にスタミナ切れを起こしていた時に私に助太刀してくれた時からです・・・。」

 

サチコとミサオがその異形と遭遇する少し前、アキはGIRLSの休憩室でナナの相談を受けていた。実はナナは前にバリスレイダーに拐われたリクを助ける作戦の時に戦いの最中に自身のために助太刀してくれたハルキの姿を見てからハルキに惹かれてしまったのだ。彼女は最近、自身の想いに気付いたもののいざ話しかけようとすると幼馴染が故にハルキと楽しそうに話すミコの姿をよく見かけるため、自身は劣等感を感じずにはいられなかった。

 

「ガッツさん、私が見た限り・・・ハルキさんもガッツさんと一緒にいると楽しそうにしていますし・・・・ガッツさんに比べたらこんなちんちくりんな私は目もくれてくれませんかね・・・。」

「そ、そんな事無いよ‼︎ハルキさんはガッツと幼馴染だから親しい仲であるだけで」

「けど、ガッツさんがあの大きなおっぱいを押し付けながら街を楽しそうにハルキさんと歩くところをこの前見てしまいましたよ‼︎・・・・ガッツさんって・・・・本当におっぱいもお尻も大きくてスタイル抜群ですし・・・やっぱり・・・私に勝ち目なんて・・・。」

「女の子の魅力は絶対に胸だけじゃないよ‼︎・・・・それにハルキさんが女の子を胸でしか判断しないような人だったらボクはガッツからハルキさんを引き離す‼︎」

「アギラ師匠・・・・!」

「だから諦めちゃ駄目だよ!ハルキさんの事、好きなんでしょ。確かにガッツが恋のライバルになったらかなりの強敵になると思う・・・それでも最初から決めつけて諦めちゃ何も始まらないよ‼︎」

「ありがとうございます‼︎アギラ師匠‼︎」

「・・・・だから師匠は止めてって・・・・。」

 

 

 

 

 

 

「ハックション‼︎」

「どうしたの、ハル?風邪でも引いた?」

「いや・・・特に何ともないけど・・・。」

「そう・・・でも無理しちゃ駄目だよ、意地張ってたら身が持たないんだから。」

「ああ・・・・気を付ける・・・。」

 

その頃、ハルキとミコはGIRLSを後にしようとしていた。既に2人は私服姿に着替えている。突然クシャミしたハルキをミコは気遣いの言葉を送る。ミコはハルキを心配して一度ハルキの右腕から離れるもハルキの答えを聞いて再び右腕に胸を押しつけながら抱き付いた。ミコの胸が再びくっついている事を感じたハルキは再び顔を赤くしてしまう。

 

「お、おい⁉︎」

「じゃあ行こ‼︎美味しいクレープ食べにさ‼︎」

「あ・・・ああ・・・。」

 

ハルキとミコはそのままGIRLS東京支部のドアから建物の外に出ようとした時、ミコのソウルライザーに通信が入る。相手はトモミだった。ソウルライザーの画面に表示された『WARNING』の文字に2人はただ事では無いと感じて電話に出る。

 

「・・・もう何⁉︎折角ハルとデートに・・・・ってコレって⁉︎」

「緊急事態って事だよな⁉︎ミコ‼︎」

「うん‼︎・・・こちらガッツ‼︎」

『ガツガツ‼︎今そこにハルハルも一緒にいますか⁉︎』

「俺もミコと一緒です‼︎」

『2人とも緊急事態です‼︎このGIRLS東京支部の建物内に宇宙人が侵入しました‼︎』

「「⁉︎」」

 

ハルキとミコは顔を見合わせてトモミの言葉に驚いた。思わずミコとハルキはトモミに宇宙人の侵入経路とその正体と現在の位置を訊ねる。

 

「ちょっ、ちょっと待って‼︎宇宙人がGIRLSに侵入⁉︎一体どうやってこの建物に⁉︎」

『まだ分かりません‼︎現在調査中です‼︎』

「宇宙人の正体は⁉︎それとそいつは何処に⁉︎」

『それも不明です‼︎それと同時に宇宙人の侵入を報告してくれたザンザンとノイノイからの連絡も途絶えました‼︎現在、2人のソウルライザーのGPSの位置と照らし合わせるとハルハルとガツガツが1番近いです‼︎大至急、2人の安否と宇宙人の正体を探って下さい‼︎」

「「了解‼︎」」

 

2人はトモミから送られてきた2人のGPSを頼りにその場を駆け出して行く。そして2人がそこに辿り着くと辺りは誰もおらず静かだった。思わずハルキは口を溢した。

 

「本当にこの建物に宇宙人か侵入したのかよ・・・・。」

「でも・・・ザンドリアスとノイズラーの様子を考えると本当の可能性が高そうだよ。それにしても・・・・ブラックスターズの騒動以来、セキュリティには最新の注意を払ってきた筈なんだけどなぁ・・・。」

「地球外の技術で侵入してきたのかも・・・・ってミコ、アレ‼︎」

「どうしたの・・・・ってノイズラー‼︎」

 

2人が宇宙人がどうやって侵入したか話し合ってると道端で倒れているノイズラーを見つける。思わず2人は彼女に駆け寄った。ミコがノイズラーを抱き抱えて起こす。

 

「ノイズラー!ノイズラー‼︎しっかりして‼︎」

「う・・・ううん・・・ガッツさん?・・・ハルキ?」

「良かった、気がついて‼︎ピグっちが2人から連絡が無いから心配してたんだよ‼︎」

「・・・ガッツさん‼︎ハルキ‼︎後ろ‼︎後ろに奴がいる‼︎」

「「‼︎」」

 

ノイズラーが2人に大声で告げる。2人はその声を聞いて後ろを振り向くとそこにはザンドリアスの頭を掴んだ異形がいた。2人は目の前の存在こそ2人から報告のあった宇宙人だと断定する。ハルキはソウルライザーのデータで目の前の宇宙人を調べるがデータを確認出来なかった事から新たな種の宇宙人だと判断した。

 

「ザンドリアス‼︎・・・・・・ノイズラー、コイツがGIRLSに侵入した宇宙人でいいんだよね⁉︎」

「そうです‼︎コイツです‼︎」

「しかもコイツ・・・GIRLSの記録に無い‼︎新種の宇宙人だ‼︎・・・お前、何者だ‼︎」

 

ハルキの問いを聞いた宇宙人はザンドリアスの頭を掴んだまま彼女を操って名乗りを上げる。

 

「下等生物共、よく聞け・・・・我が名はバロッサ・・・。」




ミコちゃんがメインヒロインになったら多分今回のセブンガーちゃんみたく強くプレッシャーを感じる人が多そうだと思いました。
これから先も今回のセブンガーちゃんみたいに強くプレッシャーを感じるヒロインを出したいですね。

怪獣娘×トリガーの主人公の名前、どっちがいい?

  • マナカ・ダイ
  • マナカ・ツバサ
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