怪獣娘Z ~ウルトラマンゼット登場計画~   作:特撮恐竜

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お待たせして申し訳ありません。
今年の3月に入って初の投稿です‼︎


戦士の使命(中編)

ゼットとジードがグリーザに苦戦している中、ヘビクラは現場に到着していた。2人のウルトラマンが翻弄されている様を見たヘビクラは苦い表情で呟く。

 

「あ〜、苦戦してやがる・・・仕方ねえ、手伝ってやるか。」

 

ヘビクラはダークゼットライザーを構え、引き金を引くとフェイクヒーローズゲートに突入する。そしてインナースペースの中でアクセスカードを装填する。

 

〈Hebikura Access Granted〉

 

続いてヘビクラは怪獣メダルを取り出した。それはカブラギが落としていったゴルザ、メルバ、超コッヴのトライキングを構成する怪獣のメダルだった。ヘビクラは3枚のメダルをダークゼットライザーに装填する。

 

「ゴルザさん、メルバさん、超コッヴさん。」

 

〈GOLZA〉、〈MELBA〉、〈SUPER C.O.V.〉

 

「闇の力、お借りします。」

 

TRY KING

 

全てのメダルを読み込ませたヘビクラはダークゼットライザーを上に掲げる。そしてヘビクラの体は光に包まれ、トライキングへと変身する。そしてヘビクラが変身したトライキングは登場と同時にグリーザに超音波光線を放った。しかし、グリーザはそれをバリアで防ぐ。

一方でかつてトライキングと戦ったゼットとハルキ、そしてミコ達怪獣娘は以前戦った怪獣が再び現れた事、突然現れたトライキングがグリーザ攻撃を仕掛けた事に驚いていた。

 

『あ、あれは・・・あの時の合体怪獣⁉︎』

「嘘でしょ⁉︎何でこんな時に⁉︎」

「あの怪獣、結構手強い奴でしょ・・・タイミングが最悪じゃない・・・。」

「い、いや⁉︎あの怪獣、グリーザに攻撃を仕掛けましたよ‼︎」

「な、何であの怪獣が・・・⁉︎」

『まさか・・・手伝ってくれるのか⁉︎』

 

2人のウルトラマンが驚く中、トライキングは腹から何発もの光弾を放ちながらグリーザに向かって突進していく。グリーザはバリアを張って光弾を防いだ。トライキングはそのままグリーザに接近して引っ掻こうとするがこれも受け流されてしまう。2人のウルトラマンもグリーザに向かっていく。2人のウルトラマンが接近した時、グリーザは体を揺らしながら周りに怪音波を放った。グリーザに接近した2人のウルトラマンは怪音波に頭を抑えながら苦しみがる。

 

「ジェアアッ・・・‼︎」

「うう"う"う"・・・何これ・・・‼︎」

「頭が・・・頭がぁぁぁぁ‼︎」

「ノイ、ちょっと‼︎アンタ大丈夫⁉︎」

「・・・・・・。」

「大変です‼︎ノイズラーさんの意識が‼︎」

 

怪音波はウルトラマンだけでなく彼らの戦いを間近で見守っていたミコ達をも襲う。特に聴覚がいいミサオに至ってはかなりのダメージとなったらしく白目を剥いて気絶していた。ナナがミサオを介抱する中、トライキングの中のヘビクラも苦虫を噛み潰した顔になる。

 

(ぐっ・・・無茶苦茶な野郎だな‼︎だったら‼︎)

 

ヘビクラはレイキュバス、ガンQの怪獣メダルを取り出してダークゼットライザーにセットする。

 

「ガンQさん‼︎レイキュバスさん‼︎闇の力、もうちょっとお借りするぜぇぇぇぇぇぇ‼︎」

 

〈GAN-Q〉、〈REICUBAS〉

 

FIVE KING

 

新たに2枚の怪獣メダルが読み込まれ、トライキングの右腕にレイキュバス、左腕にガンQが装備される。トライキングは2体の怪獣が追加され、超合体怪獣『ファイブキング』に変貌するとガンQの左腕に力を集めてグリーザに飛び込む。

 

(これでも食らえ‼︎)

「あの怪獣、一体何をするつもり⁉︎」

 

ファイブキングの左腕がグリーザに接触し、そのままその体を吸い込もうとする。ヘビクラはガンQのあらゆる物を吸い込む力を利用してグリーザを吸い込もうとしたのだ。

 

(凄い‼︎グリーザを吸い込もうとしてる‼︎)

「これならいけるかも‼︎」

『いや、駄目だ‼︎』

 

しかし、グリーザの力はヘビクラの予想を遥かに超えていた。ハルキとミコの喜ぶ声とは裏腹にグリーザが張ったバリアがファイブキングを弾き飛ばした。それを見たジードは自身のカラータイマーに手を当てた。するとジードから何か小さい光が溢れてそれが手のひらに渡る。

 

『ハルキ君‼︎』

 

そしてジードはそのままその光をゼットのカラータイマーに明け渡した。ハルキは思わずその光を掴む。すると光はジードのウルトラメダルと化していた。

 

『もしもの時はそれを使って‼︎』

(ジード先輩、何するつもりなんですか⁉︎)

『宇宙の穴を塞ぐにはそれを縫う針が必要なんだ‼︎そしてその針はあの中にしかない‼︎』

 

ジードはウルトラゼットライザーを手に取るとそのままグリーザに向かっていく。そしてグリーザの体をこじ開けようとする。

 

(リク先輩‼︎)

 

ゼットは思わずジードに駆け寄ろうとする。その時、グリーザの中にジードが飲み込まれる。そしてその瞬間、グリーザは第一形態の姿に戻ると同時に周りに大きな衝撃波を放った。

 

(リクせんぱああああああい‼︎)

 

ゼットはその衝撃波に吹き飛ばされて地面に背中をつける。そして起き上がった時にはグリーザの活動は完全に止まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後、GIRLS東京支部の講義室でハルキ達が重苦しい表情になって集まっていた。全員が沈黙している中、顔に痣が出来たヘビクラが入ってくる。

 

「よお。」

「ヘビクラさん、それ‼︎一体どうしたんですか⁉︎」

「ん?ああ、転んでちょっとな。それより状況はどうなってる?」

 

ヘビクラの言葉を聞いたトモミは重い表情でスクリーンに活動停止し第一形態に戻ったグリーザの映像を映し出す。

 

「恐らくですが・・・もう1人のウルトラマンが怪獣と同化する事で一時的に怪獣の動きを停止させていると思われます。」

「お、おい‼︎それって・・・またあの怪獣は動き出すって事か⁉︎」

「そんな・・・ウルトラマン2人がかりでも勝てなかったのに・・・。」

「ええ・・・そう考えて間違いないでしょう・・・また、怪獣の中でウルトラマンの反応がどんどん小さくなっていきます。恐らくですがウルトラマンは怪獣と完全に同化し吸収されていると思われます。このまま続いたらあのウルトラマンは消えてしまうでしょう・・・。」

「ウルトラマンゼットが‼︎・・・・・・きっと倒してくれますよ・・・。」

「そのゼットも負けただろ。」

「ええ、この怪獣はこれまでに現れた怪獣とは余りにも比べ物にならない怪獣よ・・・。まさしく史上最大の危機ね・・・。」

 

ランの呟きと共に全員が沈黙してしまう。数分間沈黙が続くとトモミが場の空気を変えるべく口を開いた。

 

「と、兎に角・・・これから世界各国のGIRLS支部の知識を持ち合ってあの怪獣への対抗策を考えます‼︎皆さん、何か知らせが出るか、怪獣に何か動きが出るまでは待機でお願いします‼︎」

「・・・・・・了解・・・。」

 

 

 

 

 

 

結論が出ないままグリーザの対策会議が終わり、ハルキは外に出ようとしていた。そんなハルキをミコが呼び止める。

 

「ハル、何処行くの?」

「・・・・・・。」

 

ハルキは一瞬目をミコに向けるとそのまま黙って外に出ようとする。その時、ミコはハルキの前に立ち、彼の行く先を塞いだ。その後ろからマコ達がやってくる。

 

「まさか・・・1人であの怪獣と戦うつもり?」

「・・・放っておける訳ねえだろ。このままじゃ世界が無に飲み込まれちまうんだぞ・・・それに・・・奴はリク先輩を吸収してる・・・放っておけばリク先輩は・・・。」

「だからって1人で突っ込んで勝てる訳ないでしょ‼︎・・・バカじゃないの・・・。考え無しに挑んだって勝てる訳ないじゃない・・・アンタそれでもウルトラマンなの⁉︎」

「煩えな‼︎そんな事はな‼︎戦った俺が1番よく分かってんだよ‼︎あいつに・・・グリーザに全く歯が立たなかった‼︎目の前でリク先輩がグリーザに吸収されるのを止める事が出来なかった‼︎奴に全く歯が立たなかった悔しさを俺が知らない訳ねえだろ‼︎」

「ちょっ、ちょっとミコ、ハルキ、アンタ達落ち着きなさいよ‼︎」

「あわ・・・あわわ・・・。」

「は、ハルキ・・・ガッツさん・・・ねえノイ・・・アタシ、どうしよう・・・。」

「い、いやアタシに言われても・・・。」

 

ミコに怒鳴られ、グリーザに勝てなかった事の悔しさがここに来て爆発したハルキは彼女と言い争いになる。思わずマコが2人の仲介に入るも中、言い争いは止まる気配がない。2人の怒声にナナは怯え出し、あたふたするサチコとどうすればいいか悩むミサオの後ろに隠れる。

 

「知らないよ、そんなの‼︎わたしは如何なる戦いにも負けた事がない無敵のガッツ星人だよ‼︎負けた時の悔しさなんて・・・そんなもん分かる訳ないじゃん‼︎」

「言ったな‼︎お前、自分が如何なる戦いに負けたことがないっていうんなら・・・あの怪獣に勝てるんだよな⁉︎」

「勝てるよ‼︎勝てるに決まってるじゃん‼︎」

「そこまで言うんだったらお前、あの怪獣に勝ってみろ‼︎」

「望むところだよ‼︎」

 

お互いムキになったハルキとミコの喧嘩がようやく収まるとミコはハルキに背を向けて外に出ていく。ミコは外に出てしばらく歩いていると冷静に返って頭を抱えてため息をついた。

 

「バカだ・・・わたし・・・意地張って・・・とんでもない事言っちゃった・・・。負けた時の悔しさとか・・・そんなの以前経験してるのに・・・。」

 

ミコはウルトラマン2人がかりで勝てなかった存在にたった1人で立ち向かおうとハルキを止めるつもりが最初ハルキがだんまりを決め込んだ事と自分達を頼ってくれなかった事への怒りとグリーザへの恐怖、色々な物が立ち込み、最終的に喧嘩になってしまった事を非常に後悔していた。

 

「・・・あそこまで言ったんじゃ・・・引き下がれないよね・・・。」

 

ミコは先程の自身の発言を思い出し、意を決するとそのまま何処かへ向かっていった。

 

「ちょっ、ちょっとミコ‼︎」

「は・・・ハルキ・・・。」

「やっちまった・・・最低だ・・・俺・・・。」

「い、いや、ムキになったアンタも思う事はあるけど・・・ガッツさんだって悪いよこれは‼︎」

「ザンの言う通りだ。ハルキ、後でちゃんと話し合って仲直りしとけ。」

「私達もいざと言うときは力を貸すから。」

「ああ・・・ありがとな、3人とも。」

 

その頃、ハルキ達も重い空気になっていた。マコがミコの後ろ姿を追う中、中学生達がハルキを慰める。ハルキも幾らか表情か戻ったと思えば突然目の前でヒーローズゲートが開く。

 

「うわあっ⁉︎」

「・・・ゼットさん?悪い、少し行ってくる。」

 

驚くミサオの横でハルキはヒーローズゲートに入っていく。その姿をマコ達は見送った。しかし、彼女達は後ろから突然聞こえてきた物音を聞いて後ろを振り返る。するとそこにはヘビクラを除いたトモミ達いつものメンバーがいたのだ。先程の物音はミクが缶ジュースを落とした音だったのか彼女の足元で缶が転がっている。

 

「あ、アンタ達⁉︎」

「ハルキさんが・・・消えた⁉︎これってどういう事⁉︎」

「こ、これは・・・その・・・。」

 

マコと中学生3人はお互い顔を見合わせる。そしてもう言い逃れ出来ないと思うと意を決して口を開いた。

 

 

 

 

その頃、自身がヒーローズゲートに入るところを見られたと知らないハルキはゼットと対面していた。ゼットの方も重苦しい感じになっている。

 

『ハルキ・・・ミコとの事で・・・色々と大変なのは分かってる・・・けど、今はグリーザが優先だ。』

「・・・はい。」

 

ハルキはメダルホルダーからジードのウルトラメダルを取り出す。ハルキは手元のジードメダルを見つめていた。

 

「あの時、俺達の手は届かなかった・・・。」

『グリーザは宇宙の穴・・・無そのものだ。その穴を縫う針は無の中にしかない。』

「それってグリーザの向こう側って事ですよね⁉︎じゃあ早く針を見つけてリク先輩を助けないと‼︎」

『そんな簡単じゃない。無に飲み込まれないためには理屈を超えたパワーが必要だ。それこそゼロ師匠とジード先輩、後は先輩のウルトラヤバい父親『ウルトラマンベリアル』のメダルを組み合わせるとかな。』

 

ゼットの声を聞いたハルキはメダルホルダーからメダルを全て取り出してゼットに見せる。

 

「この中にそれは⁉︎」

『無い。そもそもベリアルのメダルなんて存在しない。』

「じゃあ・・・無理じゃないですか・・・。」

 

ハルキは暗い顔になって呟く。ゼットとの話し合いが終わり、ヒーローズゲートから出るとそこにはトモミ達の姿があった。彼女達が目の前にいた事に驚きを隠さずにいる。

 

「な、ピグモンさん達⁉︎何でここに⁉︎」

「・・・・・・ハルハル、マコマコ達から話は全て聞かせてもらいました。まさか・・・ハルハルが・・・。」

「ハルキさん、詳しい話を聞かせてください・・・。」

「今はそいつよりグリーザだろ。」

 

厳しい目を向けるトモミとアキの言葉を聞いてハルキは全てを話そうとする。その時、ハルキ達に何者かが声を掛けてきた。そこには魔人態となったジャグラスジャグラーがいた。

 

「あ〜、アンタは‼︎」

「この前現れたあの時の‼︎」

「トゲトゲ星人‼︎」

「話は全て聞かせてもらったぜ。」

「あの中の声が聞こえたのか⁉︎」

「生憎地獄耳でな。グリーザを何とかする方法があるぜ。」

 

ジャグラーの言葉を聞いてハルキは目を見開く。数分間悩むとハルキはジャグラーの元に向かう。そんなハルキの肩を掴んでマコが呼び止めた。

 

「ちょっと待って‼︎こんな胡散臭い奴の話を聞くの⁉︎」

「・・・仕方ねえだろ。少しでも可能性があるなら・・・行くべきだと思う・・・。」

 

ハルキはマコの制止を振り払うとトモミ達に向き合う。そして彼女達に向かって口を開いた。

 

「申し訳ありません・・・後で全てを説明します。だから・・・行かせてください・・・グリーザを倒せる唯一の可能性なんです・・・。」

 

ハルキの真剣な表情にトモミは少し考える。数秒間の沈黙が続くとトモミはハルキに向き合った。

 

「・・・・・・分かりました。ハルハル、必ず帰ってきて下さいね。マコマコ、ハルハルに付いて行ってあげて下さい。」

「・・・分かったわ。」

 

ジャグラーが歩き出すと共にハルキはマコと共に彼の後についていく。ジャグラーの後についていくとその先にはなんとミオがいた。ミオはジャグラーの姿を見て顔を顰める。

 

「・・・また貴方ね。あら、もう2人いるけど・・・GIRLSね。」

「お、おいこの人は?」

「始まりの怪獣娘。・・・ベムラーの怪獣娘だよ。」

「ええっ⁉︎何でここに⁉︎アンタ、何処で知り合ったのよ⁉︎」

「知り合ったのはつい昨日よ。今日は何の用?」

「奴の居場所を突き止めたんだろ?案内しろ。あの怪獣について奴と話がある。」

「・・・調査対象の事を他人に教えるのは探偵として駄目だけど・・・今回は仕方なさそうね。」

 

ミオは諦めるとその場から歩き出す。その後をジャグラー達もつけて行った。

 

 

 

 

数時間後、カブラギに寄生したセレブロは何処かの廃工場で何かの開発を進めていた。そんな中、ミオの案内でここにやってきたハルキが突撃してくる。

 

「動くな、GIRLSだ‼︎」

 

カブラギは手元の銃を発砲しながらハルキに向かって突撃する。ハルキは隠れながらカブラギに近づくとお互いの腕を抑え合う。そしてカブラギに蹴りを入れて距離を取るとファイティングポーズを構える。カブラギも発砲しようとした瞬間、ガッツ星人とベムラーに背後を取られる。そして乱入してきたジャグラーが剣を突き立てた。

 

「昨日はどうも♪」

「ノックくらいしろよ。」

 

カブラギは近くの椅子に座らされる。ジャグラーが剣を突きつけながら言葉を発した。

 

「驚いたよな、セレブロ。お前のブルトンを倒したらあんなのが出てくるなんてよ。」

「は?お前のブルトン・・・って⁉︎」

「まさか・・・あのブルトンを出現させたのはアンタだっていうの⁉︎」

「ええ、彼の言う通りよ。私もこの男を尾行して見たもの。ブルトンを出現させる瞬間を。」

 

ミオの言葉にハルキとマコは驚きを隠さない。そんな2人を横にジャグラーは剣を突きつける。

 

「このままじゃ地球ごとあいつに消されてお前の遊びも終わっちまうぞ。」

「アハハハハハハハハハ‼︎アハハ‼︎アハハハハハハハハハハハハ‼︎遊び⁉︎遊びって・・・アハハハハハハハハ‼︎・・・何が言いたい?」

「ベリアルのメダルを渡せ。」

 

ジャグラーが剣を突きつけながら要求するとカブラギは俯いてハルキとガッツ星人、そしてベムラーに目を向ける。

 

「早くしろ、このままじゃゲームオーバーだ。」

 

ジャグラーの言葉を聞いたカブラギはハルキの腰のメダルホルダーを確認する。そしてベリアルメダルを放り投げるとその場から消える。

 

「へ?アイツ、何処に行ったの⁉︎」

「・・・また追跡しなきゃいけないようね。」

「ほらよ、ベリアルメダルだ。」

 

ハルキはジャグラーからベリアルメダルを受け取る。メダルを受け取ったハルキはマコと一緒にジャグラーとベムラーを問い詰める。

 

「おい‼︎今の誰だよ⁉︎セレブロとか言ってたけど・・・。」

「何でGIRLSの制服を着てるの⁉︎というかベムラーさんは何であの怪しい奴と顔見知りなのよ⁉︎」

「まさか・・・グルって訳じゃ・・・。」

「んな訳ねえだろ‼︎コイツに至ってはGIRLSのある人物から依頼を受けて奴を追跡してるだけだ。」

「え⁉︎ある人物って誰ですか⁉︎」

「大丈夫、その話は後でするわ。今は一刻を争う筈。貴方がやるべき事を優先して。」

 

ベムラーはそのまま部屋を立ち去っていく。するとハルキは今度はジャグラーに視線を向ける。

 

「後で説明してもらうからな。」

 

ゼットライザーを取り出したハルキは引き金を弾いてヒーローズゲートを開くとその中に突入する。ガッツ星人がそれを見送るとジャグラーも何処かへ姿を消そうとする。

 

「じゃあ・・・後は任せたぜ。」

「は?こらぁぁ‼︎待ちなさいよ‼︎」

 

ガッツ星人の叫びも虚しくジャグラーはあっという間に姿を消した。そして誰もいなくなった空間に辺りを見回す姿だけが残った。




喧嘩シーンは結構賛否両論出そうですがそれを覚悟で書きました。

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