とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。   作:SUN'S

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第15話

∬月∠日

 

昨晩、高町さんの魔力を奪った謎の集団を捜索と高町さんの護衛も兼ねてテスタロッサさんが数ヶ月に地球へ来るそうです。

 

二人とも気付いたら仲良くなってるし、私だけ蚊帳の外のような気分だったけど。私も引っ越しの手伝いに呼んでくれたので許してあげます。

 

ただ、まあ、うん、赤い通り魔の目撃情報を教えるから監理局で逮捕してくれませんか?なんてハラオウンさんに言ったら逮捕歴のない相手を捕まえるのは難しいと言われた。

 

はあ…と溜め息を吐きながら高町さんのお父さん達が経営している喫茶店「翠屋」へバニングスさん達と一緒に行こうという話になり、私も高町さんに同行することになった。

 

今度はパパと一緒に来ようかな。そう考えていると高町さんとテスタロッサさんがシュークリームを口元に押し付けてきた。

 

いや、一人で食べられるよ?

 

私の言葉を遮るようにシュークリームを口の中に押し込んでくる高町さん、それに負けるものかとシュークリームを捩じ込んでくるテスタロッサさん、私が窒息するとは考えいないのだろうか。

 

∬月≧日

 

今日、偶然にもコスプレイヤーのお姉さんと再会した。お姉さん曰く私の生死を確認するために公衆トイレへ言ったら制服の切れ端が落ちてたから死んだと思っていたらしい。

 

あの後は制服を縫い直して、ご近所さんに赤い通り魔の仲間が来ていたことを話した。この前も私達の安全を守るために巡回してくれてるお巡りさんを三人で叩いたり、私の通ってる学校の校門に張り付いてたり、ずっと悪さを繰り返してるんです。

 

そんなことをお姉さんに話しながら歩いていると八神さんが笑顔で突撃してきた。

 

ふぎゅっと情けない声を出しながら八神さんの車椅子を受け止め、八神さんを追い掛けてくる白金に近い髪色の女の人に挨拶する。

 

私が八神さんと図書館で好きな本を教え合ってる時に来ていた八神さんの親戚の人だ。もしかして、今日も八神さんのお家に泊まるのかな?

 

じーっと見詰めていると八神さんに女の人の名前を教えて貰った。それにしてもシャマルという名前は珍しく感じるのは何故だろうか?

 

∬月♡日

 

今日はお姉さんことシグナムに大切な話があると言われ、シグナムさんの指定した場所に行ったらザフィーラさんと赤い髪の女の子がいた。

 

確か赤い髪の女の子はヴィータだったと思うけど。この名前であってるのかな?なんて考えているとシグナムさんに「すまない、どうしても主のために魔力が必要なんだ」と言われた。

 

えと私の魔力で足しになるなら良いですよ?

 

私はシグナムさんにもザフィーラさんにも助けて貰ったから恩返しできるなら魔力でも好きなだけあげちゃいます。

 

そっと胸の真ん中に着けてるカラータイマーを差し出そうとしたらヴィータさんが大きな声で「そいつを外したらお前は死んじまうじゃねえか!?」と怒鳴られ、ザフィーラさん達が硬直した。

 

私の命の恩人であるシグナムさんとザフィーラさんのためならカラータイマーなんて惜しくはないです。そう言ったら二人とも天を見上げ、なにも言わずに飛び去ってしまった。

 

シグナムさんに渡してくださいと言いながらヴィータさんにカラータイマーを手渡そうとしたら「お前の命を奪ったらはやてが悲しむだろうが!」と頭を叩かれた。

 

うぅ、そんな強く叩かなくて…。

 

 

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