とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。 作:SUN'S
〒月&日
私の持っているコスモスの輝石は変身するために必要なプロセスを行う専用の部屋を作り出す装置と作り替えたそうです。私の貰ったネオバトルナイザーの名前はベリアルの考えてくれたフォスキアナイザーになりました。
その名前の意味を聞いても「闇を照らす光」としか答えてくれない。むう…と頬っぺたを膨らませながらベリアルの手を引っ張ったりする。まあ、私の力じゃベリアルを動かせないんだけど。
ウルトラウーマンとして名乗る名前もベリアルが考えてくれた。その名前こそフォスキアなんだけど、私がウルトラウーマンを名乗っても本当に大丈夫なのだろうか…。
そんなことをベリアルに聞いたら「俺の独断と偏見で決めた。それにお前の異論も反論も受け付けるつもりはない」と言いながら私の頭をギザギザした手で撫でてくれた。
たぶん、私の頭を撫でてくれたのはパパ以外でベリアルが初めてなんじゃないかな?と考えながら左右に揺れる頭で思い返す。
よく考えるとフォスキアって名前はトレギアと似てる気がする。もしかして、私もベリアルやトレギアみたいなダークでかっこいいウルトラマンの仲間入りするのかな。
〒月ゞ日
今の私には必要なものは渡したと話すベリアルはプラズマスパークに向かってデスシウム光線を放ち、完全に破壊してしまった。なんで、それはベリアルにとっても大切なものなのにと思いながらベリアルを見る。
ピシリと音を立てるクリスタルタウンの異様な光景に怖くなり、ベリアルの腕に抱き着いて崩れ落ちるクリスタルタウンだった世界を見渡す。そこは私とベリアルの出会った真っ暗な場所だった。
ずっと同じ場所に居たんだ。
そんなことを考えながらベリアルを見ようと顔を上げたら青い光を放つ流れ星を見付けた。私はベリアルの背中に乗り、あの流れ星を近くで見たいと話したら「振り落とされても知らんぞ?」と言いながら飛んでくれた。
私の安全を守るためにウルトラ念力で作り上げたバリアを張ってくれるベリアルの背中に身体を寄せて流れ星を追い掛ける。
あの流れ星を見ているとどこか懐かしい気持ちになれる。たぶん、あれは私の知っているものが集まって光になってるんだと思う。
〒月々日
なぜかピンク色の極光を放つ怪獣の集合体とバリアを張っている高町さん達がいた。少しだけ驚きながらシャマルさんの服の袖を引っ張り、どこか普通に立てる場所に降ろしてもらう。
いまいち、よく分からないけど。シャマルさんは号泣しているのは怪獣の集合体のせいだ。ゆっくりとコスモスの輝石を突き出す構える。
私の持ってるコスモスの輝石はフォスキアナイザーに姿を変えて、ベリアルのフュージョンカードとルナモードのコスモスのウルトラカプセルをスカートのポケットから取り出す。
ウルトラマンの世界で、ぶっつけ本番はいつものことだけど。私の初陣はウルトラ兄弟の頂上決戦並みに壮絶なようだ。ゆっくりとベリアルのフュージョンカードをフォスキアナイザーに入れ、コスモスのウルトラカプセルを左側のスロットに装填する。
とりあえず、戦って倒す事だけ考えよう。