とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。 作:SUN'S
●月℃日
今朝、私はバニングスさんに呼び出されていた。なにか悪いことをしたかな?と考えながら彼女の家に行ったら海上遊園地へと招待してくれるそうだ。
私もパパも呼んでくれるのは嬉しいけど、こんな至れり尽くせりな状態に満足しても良いのだろうか。そんなことを思ったりしながらバニングスさんに招待してくれるお礼を考える。
それでも私に出来ることなんて少ない。
ちょっと頑張れば人間の住んでない星を住めるように出来るかもしれないけど、あんまり喜んでくれるとは思えないし、こういうのは本人や知り合いに聞いた方が良いのかな?
そんなことを考えながら夕御飯の準備を始める。それと私はミッドチルダに行くことをパパに話したけど、一度も着いていこうか?とは言われていない。
まあ、そんなことを言われたらビンタしていた。確かに私はママと話した記憶はないよ?それでもパパはママとの思い出のある家に残ってほしい。
どれだけ離れていても私とパパは家族だもん。
●月∀日
最近、私の近くでピンク色の髪の毛の女の人が歩いていることが増えた気がする。私はどこか知らないけど、学校の制服っぽいやつを着ている女の人だ。
明日からバニングスさん達と一緒に海上遊園地に行く予定なのに面倒事に巻き込まれるのかな?と思いながらピンク色の髪を揺らす女の人を見る。
あれで隠れてるつもりなのだろうか。
私は路地を曲がるふりをして、女の人を待ち伏せると見事に捕まえることが出来たけど、女の人も「無事に確保できたよ!」と凄く喜んでる。なにか大変な事情でも抱えているようです。
じーっと女の人を見ていたらキリエ・フローリアンと名乗ってくれた。私も名前を教えようとしたら知ってるから別に良いよと言われた。なんで知ってるのか、それは聞いても良いのだろうか。
そんなことを考えながらフローリアンさんの話を聞いてみると自分の住んでいる星を救うために私の力を貸してほしいとのことだ。
まあ、私なんかで良ければ手伝います。
そうフローリアンさんに言ったら私を抱き上げ、グルグルと「これでエルトリアもパパもママもお姉ちゃんも助けられる、本当にありがとう!」と言ってくれた。
●月▲日
フローリアンさんの話を聞けば永遠結晶という特別な物質と私のウルトラウーマンとしての力を使えばエルトリアの大地を豊かに出来るらしい。
あとイリスというフローリアンさんの大切な友達も紹介してくれた。イリスさんも「まだ、小さな貴女を巻き込んでしまうけど。ほんの少しの間だから…」と優しく頭を撫でてくれた。
私はフローリアンさんの故郷を助けられるなら問題ないんですが、高町さん達との約束を破ったことは一緒に謝って貰えると嬉しいです。
しかし、イリスさんとフローリアンさんは仲良しで羨ましいです。私も友達はいるけど、親友と言えるほど仲の良い友達はいないので…。
はやてさんとの関係は友達以上親友未満の関係だと思うんですけど、なんだな本人の前で言うのは恥ずかしくて、まともに言えない。
私は何でも言い合えるフローリアンさん達の関係は凄く羨ましいし、いつか私も自分の秘密も本当の気持ちを伝えられる人に会ってみたいです。
そんなことを話しながらフローリアンさん達の見たら耳まで赤くして天井を見ている。私もフローリアンさん達と同じように天井を見ても穴が開いてるだけで何もない。