とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。   作:SUN'S

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第3話

∀月£日

 

私は昨日の出来事を踏まえて、しっかりと身体を鍛えることにした。なぜかと言えば高町さんと一緒に居たら化け物や奇怪現象と出会うのが当たり前に感じそうだからです。

 

高町さんとスクライアさんがジュエルシードを探すのに私も混ざるのは可笑しいと思うんですが、二人に言っても首を傾げながら「君なら大丈夫だよ」と眩しい笑顔で言われた。

 

しかし、普通の生活を送りたい私が変なことに巻き込まれるのか、あるいは巻き込むために策略を巡らせる人が隠れてるのか。そんなことを考えてしまうのはテレビやドラマの見すぎなせいかな?

 

はあ…と溜め息を吐きながら空を仰げば金色の髪を風に揺らすテスタロッサさんがいた。なんだか高いところに陣取るのが好きな人に思えてきたけど、そっとしておいてあげよう。

 

まあ、そんなことよりも高町さんが消えた。

 

正確にはジュエルシードを封印するため、被害を最小限に抑えることが出来るマジカルな空間で戦っているんだけど、なぜか私もその空間の中にいるんですよね。

 

いや、本当に怖いんですが…。

 

∀月ц日

 

うへぇあ…。

 

高町さんに誘われて月村すずかアリサ・バニングスのお家に来ているのですが、あまりにも規格外なお家の大きさに度肝を抜かれそうです。

 

いや、実際に抜かれたけど。

 

ちょっと猫の数が多い気もする。そう思いつつモフモフを堪能しているとスクライアさんがキリッとした顔付きになり、高町さんを連れて出ていってしまった。

 

えと私は二人と友達じゃないのに来ても宜しかったのでしょうか?なんて聞けば「さあ?少なくとも私は現段階であんたを普通にクラスメイトと思ってるわ」とのことだ。

 

それは良いことなのだろうかと考えながら紅茶を飲もうとした瞬間、私の携帯電話が鳴り響いた。むう、こんな時に誰なの?

 

あれ?高町さんだ。

 

もしかして、さっきのはスクライアさんが飛び出したのってジュエルシードの反応だったせいで、また手伝ってほしいのかな?

 

なんて考えているとピンク色の光が見えた。なんか日に日に高町さんが凶暴化してるような気のするけど、流石に気のせいだよねと自分に言い聞かせる。

 

それじゃあ、みんなでシュワッチしよう。

 

∀月‰日

 

昨日は高町さんとテスタロッサさんのビームの撃ち合いに割り込み、怖い顔で振り返った二人に「危ないから下がってて!」と怒られ、目の前に倒れ伏す巨大な猫にビビって動けなくなるという失態を晒してしまった。

 

まあ、必死に高町さんの名前を呼ぶスクライアさんを服の中に入れて二人の持ってる魔法の杖を掴んで動けないように押さえ付けたけど。

 

やっぱり、あんな馬鹿なことはやめるべきだった。

 

私が二人の持ってる光り輝く魔法の杖を掴んだ瞬間、両手が切れたり火傷したりと痛かった。今になって思えばよく生身で掴むなんて無謀なことを実行したと思う。

 

それでも数少ない友達が喧嘩してるところを見るのはな嫌だし、此方だって泣きたくなるぐらい怖かったんだよ?なんて心の中で言いながら絆創膏や包帯を両手に巻き付ける。

 

なんだかボクサーのしてるヤツみたいだ。

 

 

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