とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。   作:SUN'S

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第34話

♭月√日

 

ランスターさんと一緒に火災の発生した臨海空港の中に取り残されている人達を救助するために高町さん達と協力して鎮火と民間人の救出を繰り返す。

 

それでも火の手が想定していたものより速いとゲイズさんに報告を受け、ランスターさんの傍を離れて高速回転しながら百人ぐらいに分身する。流石に一日以上は続かないけど、私も頑張ればウルトラマンマックスみたいに分身は出来る。

 

私の号令と共に飛び上がる分身隊は臨海空港の外部と内部の両方から火災を消火するためにコスモシャワーを放ち、空士の人が民間人を連れて逃げやすいように臨海空港の天井目掛けて、頭に着けていたゼロスラッガーを模したカチューシャを放り投げる。

 

最近の日用品は何にでも使えて凄いよね。

 

そんなことを考えながら運び出された人の身体も検査するために臨海空港の近くで待機する医療班に指示を送り、全力のヒーリングシャワーを怪我人に振り掛ける。もっと私達が速くに助けてあげることが出来たいれば痛い思いをさせずに済んだのかなぁ…。

 

そう分身隊を消しながらランスターさんに問えば「みんなで頑張ったから死んだ人はいないんだ。なにより君のおかげで死ぬかもしれなかった人が助かったんだ」と言ってくれた。

 

♭月仝日

 

早朝、私は女子寮から離れた場所にあるマンションの一室ではやてさん達の朝食を作りながら彼女達が起きてくるのを待っているとフラフラした足取りの五人がリビングに入ってきた。

 

とりあえず、五人とも顔を洗ってきたら?と言ったら一列になって洗面台のある脱衣場に行くから笑ってしまった。流石に友達を見て笑うのは失礼だったかな?等と思いながら私の目の前に飛んできたリインフォース・ツヴァイと挨拶を交わす。

 

最近はシャマルさんとしか会えてなかったから心配してたけど、みんな管理局の仕事を頑張ってるみたいなので安心した。

 

そう自分の席に座ろうとする五人に言ったらフンスと胸を張りながら座り直し、ツヴァイさんは私がコスモ・リダクターで小さくしたテーブルと椅子に座りながら小さくした料理を美味しそうに食べてる。

 

私の作ったご飯を黙々と食べる三人とツヴァイさんの頬っぺたに着いた食べ滓を取ってあげるリインフォース・アインスを見る。

 

ふむ、なにか悩んでるのかな?

 

♭月£日

 

やっと貰えた久しぶりの休日を充実に過ごそうと考えながらパパの待っている地球の実家に帰ること以外にすることはない。

 

むしろ休みの日はパパと過ごしたい。

 

そんなことを言いながら私を膝の上に乗せて抱っこしているパパに話したら「僕は娘の晴れ姿を見れるのか、すごく不安だよ」と言われた。

 

その時はスクライアさんかランスターさんに頼んでお嫁さんにしてもらうので大丈夫だよ?と言ったら「ははは、あんな奴らに渡すわけないだろ?」と笑いながら頭をワシャワシャと撫でられたけど。

 

なんだか目は笑ってないように見えた。

 

たぶん、私の気のせいなんだろうけど。

 

今は未来の旦那さんを見付けるよりパパと居たいから問題なしだよねと笑ったらパパも「それは困ったなぁ…」と私の頭に顎を乗せながら考え込んでる。

 

そういえば知らない管理局の人に指輪を渡されそうになったんだけど、あれって勧誘活動の一環なのかな?とパパに聞いたら目付きが怖くなった。

 

やっぱり、最近のパパは不機嫌な時が多い。

 

 

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