とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。   作:SUN'S

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第38話

З月М日

 

今朝、私の部屋を訪ねてきたシグナムさんは気恥ずかしそうに「その後生だ、私をザムシャー殿と会わせてくれないか…!!」と頭を下げて頼んできた。

 

どうやら私の見せたウルトラマンメビウスに出てきたザムシャーに心を奪われたらしい。私も分からなくはないけど、シグナムさんはザムシャーが好きなんだよね。

 

まあ、私も久しぶりにベリアルと話したいから一緒に怪獣墓場に行くのも言いかもしれない。そんなことを言ったら凛とした表情が綻んで、嬉しそうに微笑んでる乙女が目の前に現れた。

 

なんだか最近のシグナムさんは乙女街道をまっしぐらしてる。私の知らないシグナムさんの一面を知れたから嬉しいけど、ルンルン気分のシグナムさんがスキップしてるところなんて見たら驚くだろうね。

 

それにしてもシグナムさんの好きなタイプはザムシャーだったのは意外だった。どちらかと言えばウルトラマンビクトリーショウが好きなのかと思ってたんだけど…。

 

З月Д日

 

最近の私はシグナムさんのザムシャーに対する熱烈な愛を聞くことが増えた気がする。ランスターさんやゲイズさんはシグナムさんを警戒してるけど、彼女は恋愛相談に来てるだけだよ?

 

まあ、そんなことを公の場で言ったらシグナムさんに怒られるのは分かってるけど、かわいいシグナムさんも他の人に見せてあげたい。

 

いきなり、ザムシャーと対面したら何を話すべきかを聞いてくるシグナムさんを見ながらシグナムさんと一緒に次元を越える方法を考える。

 

たぶん、私もゼロやノアのような次元を越える能力と似たことはコスモスのおかげで使えるかもしれないけど、普通は怪獣墓場なんて行かないからウルトラマンに遭遇したら怒られると思うんだよね。

 

それとザムシャーは生粋の武人だから剣術の話を切っ掛け作りに使ってみるのも良いと思うよ?とシグナムさんの問い掛けに答えたら嬉しそうにレヴァンティンを見ている。

 

やっぱり、シグナムさんはかわいい。

 

そんなことを思いながらもトランスバブルに包み込んで運ぶのが良いかな?と次元を越える方法を一つに絞り込みつつ、私がウルトラウーマンだとバレないようにする方法も考える。

 

З月ゎ日

 

なんとかゲイズさんに二週間ほど有給休暇を取る許可を貰えたけど、私の休暇に合わせようと高町さん達が猛抗議しているらしい。

 

まあ、そんなことよりザムシャーに会えると考えてワクワクしているシグナムさんの前に立ってフォスキアナイザーを手渡す。

 

この方法は安定してる訳じゃないから慎重に進めたいけど、私はシグナムさんとならユナイト出来ると思うんですよ。

 

私とフォスキアナイザーを交互に見比べた後、私の描かれたフュージョンカードをフォスキアナイザーのスロットに差し込み。

 

シグナムさんの使っているデバイスの能力を宿すカプセル、この場合はデバイスカプセルかな?を右側のスロットに装填する。

 

私はシグナムさんの左側でフォスキアの姿となり、その反対側にシグナムさんのデバイスであるレヴァンティンが浮遊している。

 

シグナムさんはフォスキアナイザーを剣のように振り上げながら「借りるぞ、幻炎!」と叫び、フォスキアナイザーの後ろにあるスイッチを押し込んだ。

 

なんだか手慣れてるように思えるのはなんでかな?と考えながらオリジナルフォームのフォスキアの身体を彩る炎の模様はシグナムさんやレヴァンティンとユナイトしているからだ。

 

 

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