とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。   作:SUN'S

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第43話

┛月э日

 

今朝、ゲイズさんに呼ばれて会議室に入ったら小さな頃の私に瓜二つな女の子がゲイズさんの隣で静かに座っているのがいた。

 

成る程、コウノトリさんが私の赤ちゃんを連れてきてくれた訳ですね。そうゲイズさんに言ったら頭を抱えてオーリス・ゲイズに「私の教育は間違っていたのか?」と聞いてるけど、私の教育はパパと学校の先生が見てくれましたよ?

 

そんなことを思いながらも静かに座っている赤ちゃんとは呼べない。たぶん、4歳くらいの女の子が私を見上げたまま両手を伸ばして頬っぺたを触ってる。

 

とりあえず、私の娘でいいのだろうか。

 

新しい家族が増えたことをパパに報告するとして、私の旦那さんになってくれる人は何処から出てくるんだろ?と首を傾げながら地球の実家にいるパパに私の娘を見せたら白目を向いて動かなくなった。

 

それは「いないないばぁ」じゃなくて変顔じゃないの?と言ったら「その子の父親はだれかな?」と聞いてきたけど、コウノトリさんが運んできたから私は旦那さんの顔は知らないよ?

 

なんだかパパの様子が可笑しい気もするけど、今はコウノトリさんが運んできた私の子供をランスターさんやシャマルさんにも見せてあげよう。

 

……その前に名前をあげないとね。

 

ふむむっ、今日から君は菱木理子だ。

 

あとゲイズさんがジェイル・スカリエッティという人の住所を突き止めると怒ったりするせいで理子が怖がって、私の足に抱き着いてる。

 

┗月゜日

 

今日は高町さん達に理子を紹介しようかと考えていたら女子寮の窓ガラスを突き破ってダイナミックに訪問してきた高町さんとテスタロッサさんを見る。

 

二人とも「ついに私との愛の結晶を産んでくれたんだね!」と変なことを言ってるけど、私の娘こと理子はコウノトリさんが運んできたんだよ?

 

そう言いながら跪いてお祈りする人みたいなポーズの二人から理子を離すように抱き上げた瞬間、私の隣にあった木製のドアが飛んだ。

 

チラリと横を見たら普段より目付きの悪いはやてさんが私と理子を見てる。

 

すごく聞き取りにくい小さな声と「シグナムとのユナイトは、そういうことなんか?」と訳の分からないことを聞いてきた。

 

私とシグナムさんはユナイトしたけど、なにかシグナムさんに異変でもあったのだろうか。

 

そんなことを考えながら眠たそうに欠伸を零す理子の背中を軽くポンポンと撫でるように叩きつつ、寝室のベッドまで理子を抱っこしたまま向かう。

 

三人ともほっこりした表情を浮かべるのは良いけど、窓ガラスとドアの修理代は出してよ?

 

┗月А日

 

今朝、地上本部の職場に行ったら真っ白なスーツを着たランスターさんが薔薇の花束をプレゼントしてくれた。シャマルさんを見たら苦笑い浮かべてるだけで、なにも助言を与えてくれない。

 

私と手を繋いでる理子と目線を合わせて、ランスターさんは「俺が君のパパになってもいいかい?」と理子に聞いたら「…やっ…」と言われてた。

 

なんとも言えない空気の漂う職場は、いつもと変わらないから問題ないのだろうか。そう思いながらも理子と話そうとする女性の局員と飴ちゃんを渡そうとする男性の局員が押し退け合っている。

 

しかし、なんでランスターさんは理子のパパになりたいって言ったんだろ?あとでシャマルさんに私にも分かりやすいように教えてもらおう。

 

チラリと理子を見ると困惑していた。

 

まあ、沢山の人と会ったら驚くよね。

 

 

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