とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。   作:SUN'S

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第46話

ゑ月♭日

 

今日は機動六課の設立のために必要な人員を集めると張り切っている高町さん達とティアナさん達の試験を行う演習場を見学させて貰っている。

 

二人とも地上本部で働いてほしいぐらい完璧なコンビネーションだね。ランスターさんはティアナさんの危なっかしい動きを見る度に挙動が可笑しいけど、私と出会った時も同じだ。

 

そんなことを考えながらレッキングバスターを放つティアナさんのコンビを組んでる女の子、確かスバル・ナカジマだったかな?

 

あの子はウルトラマンタイタスの技を教えても大丈夫だと思うんだけど、もしも試験に合格したら私にも訓練を手伝わせてね。

 

そう高町さんに言ったら「たいたす?」と首を傾げながらチラリと私を見てくる意味は分からないけど、今は二人の試験を見たいのです。

 

ほら、あとでタイタスのフィギュアを見せてあげるから二人の頑張るところを見させてよ。私は理子に高町さんを右側に固定して、二人の動きを見る。

 

しかし、あれは強烈なパンチだった。

 

ゑ月≦日

 

早朝、私は偶然にも地上本部の喫茶店で高町さん達がティアナさんとナカジマさんの試験結果を伝えるところに目撃していた。

 

あれだけ優秀な二人を落とすのも無理だと話す高町さんと肯定するように頷くテスタロッサさんは「二人なら直ぐにでも合格できるよ」と激励を送っているけど、二人とも苦笑いを浮かべている。

 

まあ、すごく期待されたら困惑するよね。

 

私もゲイズさんに会ったときはミッドチルダの未来を守るために協力してくれって、すごく力強くお願いされたのは今でも覚えてるけどさ…。

 

私は誰かと喧嘩したり悪いことをする人も助ける方針で働いてるから色々とミッドチルダを走り回ってたりするんだよね。

 

あんまり長く居たら勧誘してくる人もいるし、ランスターさんが居ないときなんて理子を誘拐しようとする変態さんもいるぐらいだ。

 

そう考えたらミッドチルダは危ない場所なのかもしれないけど、ゲイズさんが頑張って犯罪計数を減らすことに成功してる。

 

私もゲイズさんみたいに頑張る。

 

ゑ月Π日

 

地上本部の訓練に一時的とはいえ加わるティアナさんとナカジマさんのためにも安全な訓練を考えないとですね。

 

そうランスターさんに言ったら「いや、俺の部隊だから大丈夫だよ」と話すランスターさんの頬っぺたをキャップを付けたままのマーカーペンで押し込みながらティアナさんに厳しく出来ないでしょう?

 

私の言葉を聞いてガックリと肩を落とすランスターさんは出来るだけ常識的な訓練を考えてくれって言ってくるけど。

 

私は普通の訓練しかしないよ?

 

そんなことを話したら「ジープはいやだ、向かってこいとか無理だよ」と変なことを呟きながら訓練を行う場所の下見に行こうとするので、車の中で食べられる手頃なサンドイッチを作ってあげた。

 

あんまり遅くなったらティアナさんも心配するだろうからさ、少しでも早く帰ってきてあげてね。なんて伝えたら「その言い方だと君は早く帰ってこなくても良いように聞こえるんだが…」と聞いてくる。

 

たぶん、その頃には私と理子は寝てるよ?

 

なぜかガックリと肩を落としながら車の扉を閉めるランスターさんを見送って訓練の内容を考える。とりあえず、セブンかゼロか二人の訓練を参考にするのは当然だ。

 

 

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