とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。 作:SUN'S
└月я日
ふと昨日の出来事を思い返す。
フォスキアナイザーのスロットに装填されていた新しいウルトラカプセル。私の持っているベリアルのフュージョンカード、それにコスモスのウルトラカプセルと合わせれば今より強くならそうな光の戦士の力を内包したカプセルだ。
ただ、どうしてもウルトラマンノアがウルトラマンジャスティスのウルトラカプセルを持っていた理由が分からない。本来の持ち主はジャスティス本人のはずなのに…。
なんでウルトラマンノアがジャスティスのカプセルを持っていて、それを何の躊躇いもなく私なんかに渡そうと思えたのか。
ああ、もう、何度も何度も考えたのに結論に辿り着かないなんて気持ち悪いよぉ…。
そんなことを考えながら理子を抱き上げて、ギューッと抱き締める。最近の癒やしは理子だけだよ、ちょっと前まではやてさんが私に同じことをしていた理由が理解できた。
とりあえず、今日は早く寝て休もう。
└月%日
今日は理子とミッドチルダに出来たばかりの遊園地へ来ている。あと偶然にも高町さん達も休みの日だったらしく、私達と同じで遊園地にお出掛けしようと考えていたそうだ。
やっぱり、みんなは仲良しだね。
そんなことを考えながら理子と一緒に頭の真ん中にドリルの生えた馬を模したメリーゴーランドに乗っていたら高町さんが「かわいい、やっぱりかわいい!」と言ってパパが使ってるカメラと似たものを構えていた。
うんうん、高町さんも理子が可愛いって分かってくれて嬉しいよ。あと理子は手摺を掴まないと危ないからね?と言い聞かせる。
テスタロッサさんが私達の後ろでシグナムさんと一緒に乗ってるのを見て驚いた。
すごく気まずそうな雰囲気を醸し出してるし、なんならシグナムさんは「ザムシャー殿、これは違うのです」なんてブツブツと譫言を呟いてる。
メリーゴーランドが楽しくなかったのかな?なんて思いながらも理子は遊園地の中で乗り物に乗った記念品のスタンプを貰って嬉しそうだった。
あと私も普通にスタンプを貰えた。
まあ、高町さんやランスターさんはスタンプを貰ってないけど、すごく満足そうにカメラを構えたまま動かなくて引っ張るのは大変だったけど。
ティアナさんは恥ずかしそうに俯いてたり、ナカジマさんはホットドッグを美味しそうに頬張ってる。なんだか私達より楽しんでるね。
└月 ̄日
早朝、私は理子と一緒に誰もいない森林の奥まで来ている。なぜか、ここに来ないといけないような気がしたのは確かだけど。
すごく見たことのある男の子と巨大な宇宙船が目の前に現れると驚きよりも呆然とするのは本当のことのようだ。まあ、うん、私の目の前にはペガッサ星人のペガと朝倉リク、それに鳥羽ライハがいる。
なにがとは言わないけど、ウルトラマンノアが「マジでヤバい」的なことを話してた理由が分かった。そこまでダークザギが嫌いですか、私はダークザギもカオスヘッダーと同じで助けたいです。
そんなことを考えながら私達の存在に気付いた鳥羽さんが剣を引き抜いて突き付けてくる。その反応は当然なんですが、そういうのは理子が居ないところでお願いします。
その、なんて説明すれば良いのか。
私は朝倉くん達のことを知っていて、ここに来れば会えるのは分かってました。こう、なんて言えば良いのか。上手く言えないけど。
この子は朝倉くんの妹です。
私はベリアルの奥さんです。
つまり、朝倉くんの母です。
そういう訳なので剣を納めてもらえると嬉しいと言いますか、私だけなら良いんですよ?と言いながら鳥羽さんの向けてくる剣より上に両手を上げて武器を持ってないことを示す。