とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのは編)。   作:SUN'S

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第82話

㊨月㌔日

 

まだ、ウルトラの力を欲しがってる人達に正義の心や生き物を慈しむ心がないと得ることは出来ないと言ったら「私達は世界を守るために働いている。正義の心を持ってるじゃないか、それに生き物を慈しむのは当然の事だろ?」と言われた。

 

私達はテレパシー能力を使えるから人の考えてることは読み取れるんだよ。貴方達は自分の保身のために沢山の人を裏切って、私とベリアルの大切で大好きな子供を実験するから渡せって言ってきたよね?

 

みんな光になれるって思ってるけど、貴方たちが光になれるとは到底思えない。どれだけ私達を貶めて、住む場所すら奪おうとして、あの最悪の敵すら呼び寄せたのも貴方達の悪い心が原因、それなのに自分達は正義の心を持ってるからウルトラの力を手に入れられる?

 

そんなこと本気で思ってる?

 

私達は一人で生きてる訳じゃない。みんなと支え合わなければ進むことは出来ない。貴方達は人の作った道を横取りして、挙げ句の果てには自分で歩くことも止めてる卑怯者だ。

 

いくらウルトラの力を欲しいって頼まれても人を慈しみ、命を賭けて守るものすら切り捨てることの出来ない貴方達に扱えるとは思えない。

 

それと治療の邪魔にならないところで小さくなってなさい。あと私と同じように治療している人の邪魔しないで下さいよ?私達は貴方達がいるだけで不快で不愉快で不機嫌になるで、分かったら早くテントから出ていって貰えますか?

 

㊨月ヶ日

 

私のタンカーを聞いてスカッとした言ってくれる人はいるけど、タンカーってなんですか?と聞いたら顔を反らして何も言わなくなった。

 

いったい、どういう意味なのだろうか?

 

なんて考えながらフォスキアに変身しようかと思っているとベリアルにフォスキアナイザーを取り上げられた。ま、まあ、あれですよ、大きくなったら全力で癒しパワーを使えるじゃないですか…。

 

その、えと、ごめんなさい。

 

そんな怖い顔で睨まれると怪我してる人が怯えちゃうから出てようね?と言いながらベリアルをテントの外へと押し出し、なんとか一息着こうかと思っていたらチューされた。

 

とりあえず、今日の仕事は終わりです。みなさん、また明日から治療を始めるので帰ってください。そう言ってからテントの外を気分良さげに歩くベリアルの背中に突撃する。

 

あんなこと人前でするのはダメだって言ったと思うんですが、貴方は何を考えてるんですか?と問い詰めるように言っていたら「なんだ、まだしたいのか?」と言われ、思わずビンタしちゃった。

 

まあ、今回はベリアルが悪いから…。

 

㊨月〓日

 

なのは達はフェイトの譫言を聞くのに堪えられないと泣き付いてくるけど、私は純愛って素敵だと思うよ?と言ったら真顔で見られた。

 

なにか変なこと言ったかな?なんて思いながらダークメフィストの名前を呼び続けるフェイトの隣に座って馴れ初めを聞こうかと思ったけど、フェイトの独り言があまりにも長いので話し掛けること事態が難しい。

 

そんなことを考えていると私の存在に気付いたのか、ちょっと元気のない笑顔で「ありがとう、またメフィストと居られる」と言われた。

 

私もフェイトが幸せならメフィストと一緒にいるのも吝かじゃないけど。あんまり無茶するのはダメだよ?それとメフィストのウルトラカプセルは特別仕様だから出てきてって思ったら人間の姿で出てきてくれるよ。

 

これも最近になって分かったことだけど。

 

私はウルトラカプセルを使えばウルトラの戦士を人間の姿に擬態した状態で呼び出せることが出来るようなのだ。もっとも人間と融合したりしていた人はイメージを持っていかれるから、その人の姿で出てくると思うけど。

 

まだ、それは試してないので何とも言えない。

 

 

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