白兎が銀ノ魂を持つのは間違っているだろうか?   作:IF maker

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15話です。
なんかサブタイトルが適当になっている気がしますが今後もこんな感じで投稿します。


15話 怪物祭(モンスターフィリア)篇 初対面でゴッツい奴は意外と怖い

ベルとヘスティアはクレープを食べ終わり、別の屋台へと歩いていた。

 

ヘスティア「美味しかったなぁ〜、あのクレープ。」

 

ベル「確かに、甘くて美味しかったですね。」

 

ヘスティア「そういえばベル君って甘党だったね。」

 

ベル「まぁ甘いものは昔から好きでしたから。」

 

二人は楽しそうに話していたが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然、『殺気』を感じた。

 

ベル「ッ!!?」

 

ヘスティア「ベル君?」

 

ベルは立ち止まり闘技場の方へ振り向き、ヘスティアはその行動に不思議そうな表情を浮かべた。

ベルはそのまま闘技場を見つめていると、

 

「モ、モンスターだああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

そんな悲鳴が聞こえた。

 

ベル・ヘス「っ!!?」

 

闘技場から現れたのは白い毛で覆われ、顔、体、腕に鉄の装甲が付けられ、紅く光る目をした巨大な猿のモンスターだった。

二人は初めて見るが、エイナのスパルタ級に知識を叩き込まれたベルは知っていた。

そのモンスターの名は・・・・・・・・、

 

ベル「シルバーバック・・・・・・。」

 

『グゴオオオオオォォォォォォ‼︎』

 

以前ベルが戦ったミノタウロスとは迫力が劣るが、11階層に出現する凶暴なモンスターだ。

そんなシルバーバックが二人に視線を向けた。

 

ベル(殺気がこっちに向けられてる。けど向けてる方向が・・・・・・。)

 

ベルは殺気が向けられている方へと見ると、隣に立っているヘスティアだった。

 

ヘスティア「ベ、ベル君・・・・・・あのモンスター、僕を見てないかい?」

 

ベル「っ!」

 

この時、ベルは確信した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(シルバーバック)の狙いは目の前(ヘスティア)だという事に。

 

『ガアアアアアアアァァァァァァ‼︎』

 

ヘスティアを見つけると同時にシルバーバックはベル達に走ってきた。

 

ベル「ここじゃ危険すぎる‼︎とにかく安全な場所に‼︎」

 

ベルはヘスティアの手を取り走り出した。

その後を追うシルバーバック。

とにかく撒くために狭い道のある街中を走り回る二人。

 

ベル「神様、あのモンスターと知り合いですか!!?」

 

ヘスティア「そんな訳ないだろう!!?なんであんなゴッツいモンスターと知り合いになる訳!!?」

 

ベル「いや神様のことだからモンスターにも金貸してもらってると思ってたので!!!」

 

ヘスティア「いや流石の僕でもモンスターから金貸してもらおうとは思わないよ!!!」

 

ベル「本当ですか!!?あのモンスター実は借金取りだったりするんじゃ!!?」

 

ヘスティア「モンスターで借金取りって僕どんだけ借りたんだよ!!?ってゆうかこの状況でボケるのはやめてくれないかい!!?」

 

・・・・・・・・見たところまだ余裕があるそうです。

そんな事言いながらも走り回っていたら広い場所へと出た。

ようやく撒けたと思ったその時、

 

ドゴオオオオォォォォン!!

 

『グオオオオオオオォォォォォォォォ!!!」

 

ベル「うおぉっ!!?」 ヘスティア「うわぁ!!?」

 

上からシルバーバックが追いついてきた。

地面に着地した衝撃と風圧で二人は飛ばされてしまった。

シルバーバックはヘスティアを見るとそのまま手を出した。

 

ベル「マズイ!!!」

 

ベルはすぐさまヘスティアとシルバーバックの間に入り木刀を顔面に叩き込んだ。

しかし・・・・、

 

『ガアアアアアアアァァァァァァ!!!』

 

顔に鉄の装甲が邪魔で中々ダメージを与えられなかった。

 

バシィ!!!

 

ベル「グフッ!!?」

 

そしてそのままシルバーバックに平手打ちを喰らわされ壁に激突した。

 

ヘスティア「ベル君‼︎」

 

ヘスティアはすぐに駆け寄った。

 

ヘスティア「ベル君大丈夫かい!!?」

 

ベル「はい、なんとか・・・・・・でも・・・・・・。」

 

ベルは木刀を見た。その木刀は先程の平手打ちで見事にへし折られていた。

 

ベル「このままじゃ・・・・・・・・・。」

 

ベルがどうすれば良いか考えていると、

 

ヘスティア「いや、丁度いいかもしれない‼︎」

 

ベル「えっ?」

 

絶体絶命の状況とは逆にヘスティアの意味不明な言葉にベルはヘスティアに顔を向けた。

 

ベル「それってどういう事ですか?」

 

ヘスティア「こういう事だよ‼︎」

 

ヘスティアは肩に掛けていた風呂敷をベルに渡した。

 

ベル「これは・・・・・・。」

 

ベルはその風呂敷を手に取ろうとしたが、

 

『グアアアアアァァァァァァァ‼︎』

 

シルバーバックがそれを許さなかった。

シルバーバックは拳を振り上げた。

 

ベル「っ!」

 

ベルはすぐさまヘスティアを守る様に抱きしめた。

・・・・・・しかし、いつまで経っても衝撃や痛みは来なかった。

 

『グアアアアァァァァァ!!?』

 

その代わり、シルバーバックが苦しむような雄叫びが聞こえた。

一体何が起きたのかとシルバーバックの方へ目を向けると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定春「グルルルゥゥゥゥゥゥラアァァ!!!」

 

留守番していたはずの白くてデカい犬の定春がシルバーバックの肩に噛み付いていた。




15話終わりです。
遂に定春を活躍させる事ができました‼︎
次回、ベルが刀で無双?します‼︎多分‼︎

ベル君に早めに魔法を覚えさせますか?

  • 頼むゥゥゥゥゥゥゥゥゥ‼︎
  • まだ保留で・・・・・・。
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