『我は汝、汝は我!』「私が貴方で、貴方は私?」   作:フィレ肉

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 前回、性転換タグ付けるかどうかで悩みまくり、付けたと思っていた肝心なオリ主タグを付け忘れて、ウン=エイサンに叱られた奴がいるそうですよ。

 はい私です。

 皆さんも小説投稿する時は気をつけましょう!

 あと、今回はあまり話進んでいません。
 2話なのにごめんなさい。

PS.前回の話は、執筆中作品を2つ合体させて誕生させましたが、一応見直しはしましたが合体事故を起こしていましたので修正しました。

 今回も見直しはしましたが、きっと後日修正していると思います。


これ言ったら、将来殴られそうでこわい

 

 『ようこそ、お初にお目にかかる。

 私は、意識と無意識の狭間に住まう者。

 さて、君は自分が誰であるか。

 名乗ることができるかね?』

 

 

 「なまえ?」

 

 と首を傾げながら、聞いてきた。可愛いかよ!

 さて、叶ちゃんと相対してなんとなく彼女の異能が分かったが様式美としてこのまま某フィレモンロールを続けて行く事にする。

 

 『左様、自己紹介は大切だ』

 

 「えへへ、そうだね。わたしは、むそう かなうだよ!よろしくね」

 

 『結構。ここに来て自分が誰であるか、語れる者は多くない。

どうやら君は合格のようだ』

 

 「ごうかく!やったー」

 

 ぴょんぴょん飛び跳ねて、喜ぶ叶ちゃんの姿はマジ天使だ。

 いつまでも眺めていたいところだが、話が進まないので進めていこう。

 

 『ところで、君は。

 自分の中に、複数の自分を自覚したことはないかね?

 神のように、慈愛に満ちた自分。悪魔のように残酷な自分。

 人は様々な仮面を付けて生きるもの。

 今の君の姿も、無数の仮面の中の一つでしかないかもしれない』

 

 「?よくわかりません」

 

 『怒った時の自分。

  悲しい時の自分。

  嬉しい時の自分。

  優しい時の自分。

  それぞれで、別の自分がある。

  わかるかね?』

 

 「なんとなく」

 

 そうだよね、フィレモンの話、子供には難しいよね。自分なりに訳して話してみたけど、それでも伝わるか自信無いもの。でも、なんとなくでも理解してくれたのなら重畳。

 

 『結構。

  君は自分が誰であるか名乗りをあげた。

  その強い意志に対して敬意と力を贈ろう。

  

 

  ペルソナ

  

 

  心に潜む、神や悪魔の姿をした。

  もう一人の、君を呼び出す力だ』

 

 

 さて、ここら辺で叶ちゃんの異能、個性について言及しよう。

 何?ペルソナ使いじゃないのかって?

 違います。

 彼女にはできる限り、更に欲を言えば、一生知らなくても良いとさえ思っている個性だ。

 

 この世界は、名は体を表すというかの如く、姓と名が個性として現れる事がよくあるようだ。

 例えば、姓か名前に火に関連する字が入っていたら火炎に関する個性が発現するといった具合と言えば解り易いだろうか。

 全てが全て該当する訳では無いが、概ね該当すると思っていいだろう。

 ここで、叶ちゃんの姓名を思い出してみよう。

 

 夢想 叶。

 夢に想う(おもう)、そして叶える。

 読んで字面の如く、解釈すると。

 夢に想った事を叶える、個性だ。

 

 夢を叶える事ができると、聞くと凄まじい個性のように思えるだろう。

 実際に、凄まじいが、文字通りの夢を叶えるとは些か異なっている。

 

 実物と言っていいのか微妙だが、叶ちゃんと会って確信した。

 本来この場所は、俺じゃなく彼女が居るべき場所だ。

 この場所をもう一度説明すると、普遍的無意識の深奥、全ての人の魂が帰りそして巣立つ場所、古今東西、過去未来現在の情報が集うアカシックレコード的な場所である。

 そんな場所を、俺が占有している状態だ。

 さて、普遍的無意識もある種のというより全人類の夢と言ってもいいだろう。

 そんな、場所に本来叶ちゃんは居て、更に現実では好きに夢を具現化できるとしたらどうだろう。

 

 好き勝手にするだろうか?

 

 否

 

 何でも知っていて、何でもできて、何でも手に入る。

 それは現実の全てが退屈になり、何もしなくなるだろう。

 それはあまりにも、勿体ないのではないだろうか?

 これらはあくまでも、俺の推測にすぎないがそう違いは無いだろうと思う。

 これでも、俺は叶ちゃんの前世だから、彼女がどう思いどう感じるのかは想像が容易い。

 

 少なくとも、幼い時から得ていい能力では無いと思う。

 

 来世の自分には、辛い事や悲しい事も有っても必ず楽しい事や嬉しい事があるはずだ、だから一生懸命生きて欲しいという思いが俺には有る。

 それをする為には、叶ちゃんの個性は強すぎる。

 

 だから、叶ちゃんには自分の個性を勘違いしてもらおう。

 

 「ペルソナってなんですか?」

 

 『先にも言った通り、

  人の心の内に住まう、神や悪魔を呼び出す能力だ。』

 

 「あ!?まんがでブッダさまもいってたよ!

  ひとのこころのなかにこそかみさまはいるって!

  ひとのこころのなかにかみさまはやどってるって!」

 

 流石漫画の神様、今生にも漫画の神様の漫画は有ったようで、その中でもブッダを題材にした作品を読んでる、叶ちゃんも相当好きなんだな。

 

 こればかりは前世の俺では無い、彼女の個性だ。

 俺の言いたい事が伝わって良かった。

 

 『切欠があれば、君のペルソナは君に応え、君の前に現れるだろう。

  さぁ、そろそろ現実の君が目を覚ます。

  お別れの時間だ』

 

 「いろいろおしえてくれて、ありがとうございました!」

 

 よし!叶ちゃんには悪いけど、個性の誤解を刻む事ができた。

 ところで、何となくフィレモンの真似をしてみた訳だけど、将来ぶん殴られないだろうか?

 そこがちょっと心配だ。

 




今回の要約
1、前世の彼。叶ちゃんと会って、咄嗟にペルソナ2のフィレモンの物真似をする。
2、叶ちゃんと出会って、彼女の個性がペルソナ2のフィレモンやニャルラトホテプの様なものと理解する。(別作品だと沙条愛歌や「両儀式」の様なもの)
3、このまま個性覚醒させると健全に生きられないんじゃねと思い、叶ちゃんに自信の個性を『ペルソナ』と誤解させる。




次回タイトル『神話覚醒』の予定。
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