ウルトラマンメビウス 15周年記念 小説   作:旗魚

10 / 14
今回から妹・レイカ編となります。

よろしくお願いします。


ウルトラウーマンレイカ 1章

シーン1 ギャラクシーレスキューフォース基地

   中に入るレイカとリブット

レイカ「ちょっとリブット!あんたね!」

リブット「しかしあの状況下では・・」

レイカ「私たちの使命は生命を保護することなの。怪獣と戦うことじゃないわ!なんのために宇宙警備隊と連携をとっていたのか」

   通信を取るレイカ。

リブット「レイカ・・厳しい方ですね。そういえば!レイカはメビウスの妹さんなんだよな・・」

 

シーン2 光の国・広場

   リブットとタイガが出会う。

タイガ「リブット!」

リブット「タイガ!」

   クロスタッチをする2人。

タイガ「久々の休暇か?」

リブット「まあね!ところでメビウスに会わなかったか?」

タイガ「メビウスに用があるのか?」

 

シーン3 同・コロセウム

   ゼットに稽古をつけているメビウス。

   やってくるタイガとリブット。

タイガ「メビウス!」

メビウス「タイガ・・リブット!」

ゼット「お久しぶりです」

   降りてくるメビウス。

リブット「すみません。呼んでしまって」

メビウス「大丈夫だよ!ところで今日はどうしたんだい?」

リブット「レイカの・・妹さんについて聞きたいなって思いまして」

メビウス「そうか!リブットは同じギャラクシーレスキューフォースの所属なんだよな」

ゼット「レイカ姉さんのことですか?俺も特訓してもらったことありますけどボロボロです・・」

タイガ「俺も世話になったんだよね」

 

シーン4 同・教室(回想)

   タイガ(小学生)に勉強を教えて

   いるレイカ。

タイガ「これは・・」

レイカ「それはウルトラ大戦争。ケン大隊長、ウルトラの父がエンペラ星人っていう暗黒宇宙大皇帝を打ち破ったの!」

タイガ「じいちゃんすごい!!」

レイカ「そうだね!」

 

シーン5 同・コロセウム

   倒れるタイガ。

   着地するレイカ。

レイカ「私の勝ちね」

タイガ「負けた負けた」

レイカ「でもタイガも流石ね。タロウ教官の息子さんなだけあってセンスは抜群よ!」

タイガ「ありがとう・・・ございます」

レイカ「私だって負けてられないわ」

 

シーン6 同・宇宙警備隊本部

   タロウのところに来るレイカ。

レイカ「私を・・ギャラクシーレスキューフォースに・・」

   見届けているタイガ。

 

シーン7 同・コロセウム(回想開け)

   話終わるタイガ。

リブット「小さい頃から面倒見てくれたりしていたんだな」

タイガ「まるで俺のことを弟のように思ってくれてさ」

メビウス「ははは!レイカのやつ・・あいつは世話をするのが好きなやつなんだよな」

リブット「そうなんですか・・」

メビウス「君にギャラクシーレスキューフォースに入るまでの話を聞かせよう。リブット」

タイガ「俺も少し話すぜ」

リブット「はい!」

タイガ「それじゃあ行くぜ!」

 

シーン6 オープニング

OP「ZERO to INFINITY」

 

シーン7 光の国・メビウスの家近く・回想

   トレーニングをしているメビウスとアルミス。

   学校帰りのレイカ。

メビウス「おかえり!」

レイカ「ただいま!またトレーニング?」

アルミス「まあな・・僕ら宇宙警備隊狙っているし・・」

レイカ「そうだったね・・」

メビウス「レイカは将来どうしたいんだ?」

レイカ「私は・・」

   家に入って行くレイカ。

アルミス「なんかあったのかな」

メビウスの声「この時のレイカは特に何も考えていなかったみたいだった。でもそれを変えたのが・・」

 

シーン8 同・学校・教室

   テストをしている生徒たち。

   受け終えてテストを回収する先生。

メビウスの声「あいつが通っていた学校の先生は新人だったとは言え、毎回がテストばかりで講義をしたことがない」

   テスト返却する先生。

   生徒1は97点で生徒2は91点である。

先生「君、追試だ。こんな問題間違えるとかあり得ねえだろ」

生徒1「すみません・・」

先生「君もだ。こんなのできて当たり前だろ」

レイカ「あの先生・・」

先生「なんだ!」

レイカ「彼らも一生懸命やってその点数なんですよ・・十分頑張ったと思います」

先生「生徒が口を挟むな。こんなの知っていて当然だろ。この程度のテスト、100点取れなくてどうするんだ」

レイカ「それは・・」

先生「こいつらはこのままでは非常識なやつらになる。この小テストは全員100点満点取らなくてはならないものなんだ。こんなのできて当たり前なんだよ」

80「生徒の話を聞かないとはどういうことだ」

レイカ「80・・先生・・」

   80、生徒1・2のテストを確認する。

80「自分らで勉強してここまで取ったのか・・すごいじゃないか」

   笑顔になる生徒1・2。

80「ところで。君。こんな点数でも追試にしていたのか?」

先生「このくらいであれば・・」

80「ろくに教えないでテストばっかりっているそうだな」

   小テストが入っている引き出しを開く80。

80「君はこの量をできて当たり前だと言っていたな。君はいつこれらを覚えたというのだ?誰からも教わらず自分で勉強したのか?生まれた時から知っていたのか?」

   言葉が出ない先生。

80「当たり前だと思っていては何もできない。常識だけが全てではない。人だってみんな同じなわけじゃない。誰もが勉強を知っているわけではない。勉強は押し付けるものじゃない。興味を持ってもらうためにやるものなんだ。それが教師のやることではないのか?」

   レイカ、衝撃を受けている。

 

シーン9 同・メビウスの家

   帰ってくるレイカ。

メビウス「おかえり」

アルミス「レイカ?どうしたんだ?」

   部屋に入って行くレイカ。

 

シーン10 同・レイカの部屋

   肘をついて座るレイカ。

レイカ「80先生・・」

メビウスの声「この時、レイカは自分の無力さを感じたと言っていた」

タイガの声「これが生徒会長になろうと思ったきっかけなんだ」

 

シーン11 同・学校・廊下

   部活の張り紙を見るレイカ。

   それぞれの目標に目が入る。

レイカ「みんな頑張っているんだな」

80「レイカか?」

レイカ「80先生!」

80「君は確か部活は・・」

レイカ「入っていないです」

80「そうか・・」

レイカ「でも・・私、生徒会やってみようと思うんです」

80「何かあったのか?」

レイカ「誰もがベストを尽くせるそんな学校にしたいなって思っています。自分の知っていることだけじゃない。あまり得意じゃないものでも挑戦する人を応援したいと私、あの時の先生の言葉で思ったんです」

80「それはいい心がけだ」

レイカ「適正だけじゃなくって、やって見たいことを全力でサポートしたいって思うんです」

80「後期になったらやれるようになるな。レイカ」

タイガの声「それからレイカは生徒会長になるために学校の資料や本を読んで部活の記録や行事のことを徹底的に調べ尽くした」

   部活を見ているレイカ。

 

シーン12 同・体育館

   体育館の舞台に立つレイカ。

レイカ「皆様、生徒会長の・・・レイカです」

メビウスの声「こうしてレイカは生徒会長にまでなることができた」

 

シーン13 生徒会室

   資料を読んでいるレイカ。

   80が入ってくる。

レイカ「80先生・・」

80「レイカ・・どうだ?調子は」

レイカ「なかなか部活をどうサポートすればいいのやら・・」

80「確かに難しいよな。だったら一度話を聞いたらどうだ?きっと何かわかるかもしれないぞ」

レイカ「そうですよね」

80「誰かのサポートをしたいともうならばまずは相手を知る必要があるからね」

レイカ「はい!」

タイガの声「こうしてレイカは部活を1つ1つ回ってどんなことがしたいのか、どんな活動をしているのかを聞いた。80の協力もあってレイカは部活動の目標の達成に貢献した」

 

シーン14 同・正門

   卒業式の看板のところで立っているレイカ。

   やってくるメビウスとアルミス。

メビウス「おめでとう!レイカ」

レイカ「ありがとう!」

アルミス「充実したみたいだな。学校生活」

80「君たちも来ていたのか」

メビウス「80兄さん!!」

80「彼女は逞しく育ってくれた」

メビウス「ここまでなったのは80兄さんのおかげです」

80「いやいや。私は彼女からたくさん学ばされたよ」

レイカ「滅相もありません。お兄さんたちだけでは何も得れなかったんですから」

メビウス「僕もまだまだ力不足です」

アルミス「それは僕もだ」

80「君たちもきっとレイカの力になれるはずだよ」

アルミス「80先生・・」

レイカ「私、宇宙警備隊、目指してみようかな」

 

 




読んでいただき、ありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。