シーン30 惑星デスター(回想開け)
高笑いするトレギアとデンス。
アルミス「そんなことが」
カミソリデマーガ、アルミスを襲う。
受け止めるアルミス。
トレギア「やってしまえ!」
デンス「悪く思うなよ」
闇の刃が出てくる。
アルミス「お前、本当に闇の力を」
振りかざしてくるデンス。
かわすアルミス。
バーニングランスを拾ってデンスと剣バトルが始まる。
アルミス「デンス、闇の力は必要ない。まだやり直せる。ともに宇宙警備隊になろう」
デンス「黙れ!お前はそうやっていつも俺を見下してきた」
アルミス「そんなことしていない。お前の学力はずば抜けている。だからその知識量は僕も驚いた。たくさん勉強になった」
デンス「そんな話には乗らない」
蹴り飛ばされるアルミス。
アルミス「デンス・・」
デンス「お前には消えてもらう」
デンス、デスクロス光線を放つ。
マリンディフェンダーで防ぐアルミス。
デンス「そんなものまで持っているのか」
カミソリデマーガ、体当たりを仕掛けてくる。
食らってしまうアルミス。
トレギア、アルミスを持ち上げてデンスに差し出す。
殴りまくるデンス。
アルミス「やめるんだ!デンス。お前は騙されている。トレギアに」
デンス「何を言っている?俺は自分自身で闇のウルトラマンとなったんだ。君に復讐するためにね」
トレギア「いいぞ!デンス。それでこそ私が見込んだ戦士だ」
ストリウム光線が放たれる。
食らってアルミスを放すデンス。
着地するタロウ。
タロウ「大丈夫か?アルミス」
アルミス「タロウ教官」
トレギア「タロウ!!」
タロウ「トレギア、これはどういうことだ。なぜお前が」
トレギア「君まで参加してくるとはな。嬉しいよ。光がどれほど弱いかを君に教えたいと思っていてね」
立ち上がるアルミス。
アルミス「タロウ教官、あいつは僕が止めます」
タロウ「しかしその体では無理だ。一旦引いて態勢を立て直す」
ストリウム光線を地面に放つタロウ。
トレギアたち、逃げたのに気づく。
トレギア「逃げたか・・まあいい。いずれ会えるさ」
シーン31 光の国・宇宙警備隊本部
本部に戻ってくるアルミスとタロウ。
ゾフィー「大丈夫か?アルミス」
アルミス「すみません・・まさか」
タロウ「自分の友人が闇のウルトラマンになっていたことだな」
ゾフィー「デンスがか・・あいつ・・何年も帰って来ていないと思ったら」
アルミス「あいつが闇のウルトラマンになるなんて・・どうして・・」
シーン32 同・広場
景色を眺めているアルミス。
アルミスのM「僕が上り詰めすぎたからこんなことに・・あいつのこと何もわかることはできなかった」
落ち込むアルミス。
メビウス、隣にやってくる。
メビウスに気づくアルミス。
アルミス「兄さん・・」
メビウス「聞いたよ。タロウ教官から。タロウ教官もトレギアとは友人だったからな」
アルミス「聞いたことあるよ。一緒にタイガスパークを作っていたんだって?」
メビウス「そのことも知っているのか」
アルミス「当たり前だ。よく話聞いていたからな」
メビウス「追い詰めることはない。誰も他人をわかることって難しいからさ。同じ人間、同じ人生なんて存在しない」
アルミス「でも僕は彼を放って」
メビウス「ウルトラマンは決して神ではない。救えない命もあれば届かない思いだってある」
アルミス「それって兄さんが聞いた話なんだよね」
メビウス「僕らだって有機生命体は確かに不完全なんだ。たくさん過ちを犯している。僕だってそうだ。最初に地球に行った頃は・・」
アルミス「建物・・たくさん壊したんだっけ?」
メビウス「ああ。そんな酷いことを僕だってやったんだ。笑えるだろ?」
アルミス「そんなことねぇよ。それがあって絆ってものを深めたんだろ。それに僕・・」
科学技術局を見上げるアルミス。
シーン33 同・科学技術局・研究室
研究室に入るアルミス。
タイトル「デンスが使っていた部屋」
机の引き出しを開けるアルミス。
アルミス「確かあいつここで研究をしていたんだよね。僕も時々手伝っていたんだけど」
設計図を取り出すアルミス。
アルミス「これだ!次元移動装置・・コアゲート」
ヒカリが入ってくる。
アルミス「ヒカリ?」
ヒカリ「アルミス!何をしているんだね」
アルミス「それは・・」
設計図に気づくヒカリ。
ヒカリ「それって、君とデンスが研究していたコアゲートのことじゃないか」
アルミス「はい・・でも結局設計図とこのドア型の模型しかできなくって・・」
ヒカリ「ここに別次元への空間を作ればいいんだな」
アルミス「まあそうですね・・」
ヒカリ「私も協力しよう」
アルミス「いいんですか?」
ヒカリ「おそらくデンスはトレギアとともに別次元にも災害を及ぼさせるだろう。そして宇宙そのものを消し去るつもりだ」
アルミス「そんな・・」
ヒカリ「それを何としても食い止めよう」
アルミス「はい!デンスは僕がけりをつけたい・・」
タイガの声「こうしてヒカリとともにコアゲートっていう別次元移動装置を開発することに協力することとなったアルミスだった」
アルミス「このディメンションエネルギーとコードクラウドを融合させれば」
ヒカリ「行きたい次元に行けるな。本当は別次元に光の国の全エネルギーを使っても一人しかいけないのを5人もいけるように作ることができたんだな」
ヒカリ「アルミス!君の知識もあってのことだ。流石、メビウスの弟だ」
シーン33 同・宇宙警備隊・本部
警告音が鳴っている。
駆けつけるアルミス。
アルミス「何でしょうか?」
ゾフィー「カミソリデマーガ・・だと」
アルミス「どこに出現を・・」
ゾフィー「惑星フォレスト・・」
アルミス「そんな・・ばかな。行きます」
メビウス「僕もいく!」
ゾフィー「メビウス、アルミス。頼む」
飛んでいくアルミス。
シーン34 惑星フォレスト
惑星フォレストに降り立つアルミスとメビウス。
遅れてレイカもやってくる。
メビウス「レイカ?どうして・・」
レイカ「フォレストにやってくるなんて。この星は壊させない」
アルミス「お前、まだ候補生なのに来ちゃダメだろ」
レイカ「アルミス兄さんだって新人なんだから変わらないでしょ」
メビウス「まあいい。とりあえずあいつを止めるぞ」
カミソリデマーガ、木々を破壊している。
バーニングランスで攻撃するアルミス。
風光手裏剣で攻撃するレイカ。
動きが一瞬止まるカミソリデマーガ。
着陸するメビウス。
メビウス「見つけたぞ!カミソリデマーガ」
アルミス「お前は絶対に止めてみせる」
構える3人。
アルミスとカミソリデマーガ、剣バトルとなる。
メビウス、尻尾を捉える。
レイカ、スピード戦法でカミソリ
デマーガを攻撃する。
アルミス「こいつ、相変わらず強いな」
メビウス「狼狽えるな」
メビウス、メビュームブレードを取り出す。
アルミスとメビウス、連携攻撃を仕掛けるがあっさり払いのけられてしまう。
レイカ、光刃を食らってしまう。
メビウス「レイカ!大丈夫か?」
レイカ「大丈夫だよ!」
トレギア、空間を利用してやってくる。
トレギア「これはこれは兄妹お揃いで」
メビウス「トレギア」
デンスも後からやってくる。
アルミス「デンス!」
レイカ「あの人が・・」
デンス「そういえば君、お兄さんのことは話していたけど妹までいるんだね」
アルミス「まあな。今度はどうしようっていうんだ?」
トレギア「デンス君曰く、君たちはよくここで遊んでいたそうだね。小さい頃」
アルミス「デンスから聞いたのか」
トレギア「この星は害悪だ。生命があって迷惑だ。争いは起こるし憎み合っている」
メビウス「だから滅ぼすのか」
トレギア「そうだ。こんな星、滅んでしまえばいい」
レイカ「そんなことはさせない」
デンス「悪いな。お前には消えてもらう」
デストランスクラッシャーを放ってくるデンス。
レイカ、トルネードブロッカーで防ぐ。
デンス「女の子なのにやるね」
トレギア「でもよそ見していていいのかな?」
メビウス「危ない!レイカ!」
レイカをかばってカミソリデマーガの攻撃を受けてしまうメビウス。
レイカ「メビウス兄さん!!」
トレギア「これは思わぬ収穫だな」
アルミス「お前よくも兄さんを!」
デンスを攻撃するアルミス。
受け止めるデンス。
互角に戦っているアルミスとデンス。
カミソリデマーガを追い払うレイカ。
デンス「お前はいつも俺を見下していた。俺のことなんて何にも思っていないんだ」
アルミス「違う!お前の研究振りは光り輝くものだった。僕より輝いていた。だけど今は違う!闇に落ちたなら別だ」
デンス「やはりお前!!」
お互いにパンチがぶつかって倒れる。
トレギア、デンスを起こす。
トレギア「今日はこれくらいにしておくか。君達はそいつと遊んでいな」
消えて行くトレギアとデンス。
アルミス「待て!トレギア!」
レイカ、カミソリデマーガに飛ばされる。
メビウス、怪我を抑えながらカミソリデマーガと戦っている。
アルミス「兄さん!」
ジャンピングキックを仕掛けるアルミス。
レイカ、メビウスを救出する。
異次元に消えて行くカミソリデマーガ。
アルミス「逃したか・・」
焼け野原となっている惑星フォレスト。
レイカ「そんな・・どうしてこんな・・」
エスペランサの木にたどり着く3人。
アルミス「ババ様!」
森のババが使っていた杖が倒れているのを見つけるレイカ。
メビウス「ババ様・・」
涙を流すレイカ。
涙を流して膝をつくアルミス。
続
ありがとございました。