「相棒」   作:ダンちゃん1号

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とりあえずこれで終了。

連載じゃないよ?日常回にするはずだったのに新キャラ出したらそのまま始まってしまった「ウィンの過去」編だよ?


もとの鞘に収まって

結局記憶はいくつか思い出したものの、完全には取り戻せずに終わった。

ただ、ウィンから過去の事は聞いたため、自分の過去は知っている。

案の定糞みたいな過去だったが。

そして、今二人が何をしているかというと────

 

「なぁんであの時嘘ついたぁ?」

「あう…それは、その…」

 

嘘をついていたウィンに絶賛説教中だった。

 

「あのなぁ、言ってくれれば良かった物を…ずっと黙っててさぁ…」

「いや…その…本当に、ゴメン…。」

「ゴメンで済むなら警察はいらん!あと一時間正座ぁ!」

「足が限界なのにー!?」

 

説教と言っても霊使には説教する言葉を持ち合わせていない。

 

つまり、罰を与える、という方法でしかウィンを戒めることができず───

 

傍から見ればただのやべーやつにしか見えなかった。

 

幸運だったのは、他の誰にもばれなかったことに尽きるだろう。

もし、事情を知らない克己とかに見られた日にはそれはもう、死あるのみだ。

もちろん、ウィンダやウィンダールに見つかったらこの世からの消滅は免れない。

つまるところ、誰にも見つかってはならないのだ。

 

ただ、そんなリスクを背負ってでも霊使はウィンに説教をかます。

一人で抱え込んだって何一つ解決しないのにそれを抱え込んで一人で解決しようしようとしたことに関しての説教―――もとい罰を与えなければならない。

 

そんなこんなで一時間が過ぎ、正座も解き、足の痺れいがいの苦痛から解放されたウィン。そんなウィンは開口一番、こう言い放った。

 

「霊使がッ…霊使が嫌がる私を無理矢理…ッ!」

 

状況を知らない人が聞いたらそれはもう通報するレベルのセリフをかましていくウィン。

ただ、今回の件はウィン対霊使ならば10:0でウィンが悪い。そして、今この場に居るのはウィンが何をやらかしたか知っている者たちばかり。

つまり―――

 

「はーい。勘違いさせること言うような悪い子は出荷よー。」

「ごめんって!冗談だから許してエリアちゃ―――」

「へ?なんて?」

 

ウィンが不服を申すとすべてウィンに帰ってくるのだ。

例えば――――

 

「そーれそれそれそれ!ウィンちゃんは何処が弱いのかなぁ…?」

「きゃはっはははははは!ちょ…そこやめ…!あっははははは!」

「へぇ…?ここが弱いんだねぇ?ならば!」

「ちょ!?あっははははははははは!くるひッ…!あははははは!」

 

目の前で行われているウィンとエリアの非常に百合百合しい光景(くすぐりあい)とかである。

余りの百合百合しい光景にすっかり気力を削がれた霊使はその場をクールに去った。

 

 

 

結局、咲姫の真意は未だに測りかねている。

一体、何が目的で霊使と自分を引き離そうとしたのか。

もしかしたら、四道に霊使を引き入れるためだったかもしれない。

ただ、今はどうでもいい。

これからも彼女は霊使いと同じ学校で生活を送ることになったためそれを聞く機会はいつでもあるだろう。

未だにキスキル達の事件は解決していないが、それでも、ようやく、元の日常が帰ってきた。

ウィンは拳を強く握る。

咲姫の本当の想いに、応えるために。

そして、最愛のマスターを守るために。

これからも隣で彼の剣となり、盾となろう。

 

「頑張るからね。これからもよろしく。」

 

夜空を見上げてウィンは笑った。

それはウィンがようやく、過去から解放された証だった。

 

 

 

 

いつの間にか新たなカードがデッキに入り込んでいたが、それに気づくことになるのは、後少し、先の話だ。




はい。
これで「ウィンの過去」編は終了です。
次こそ日常をちょろっと挟んでキスキル・リィラ決戦編になります。

え?決闘回数が少ないって?


こまけぇことはいいんだよ!

ミニキャラ紹介No9
ウィンと霊使
付き合い始めた二人。
このフラグは最初にウィンが出てきたところで既に建ってた。
だって、頭一つ抜けて好感度が高いんだもん

水樹君のデッキ強化

  • ネクロス
  • リチュア
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