Qこっちで出てくるのは女の子ばっかだけど、なんで?
A、【無限軌道】作ろうとして出来たのは【ウィッチクラフト】、【ドライトロン】を作ろうとしたら【イビルツイン】、【ホープ】を強化しようと思ったら強化できたのは【蟲惑魔】、リンクスでも【B・F】作ろうとしたら【ウィッチクラフト】。挙句の果てに【ベアルクティ】作ろうとしたら【ドレミコード】が2ボックスで完成する。
つまりはリアルで持ってるデッキが女の子だらけってことです。
唯一の女の子デッキじゃないのはドライトロンだけなんです。
そして、この作品に出てくるデッキは基本的にリアルで持ってるデッキを実際に動かしながら書いてます。つまりはそういうことです。
「…どういう事だ。」
「あの…ウィンダールが…」
「霊使を視界に入れたら烈火の如くキレるウィンダールが…」
「「「静かにしてる…だと!?」」
ウィンダールの事をよく知る三人は、驚愕の声を上げた。
それも無理はない。
颯人が言っていたようにウィンダールは霊使がウィンを誑かしたと思い込んでおり、霊使を見るとそれはもう、怒り狂うのだ。
しかし、そんなウィンダールも今ばかりは霊使に突っ掛かる事なく、歯噛みをしながら霊使を睨むに留まっていた。
理由としては、非常に単純明快かつ、ある意味では信じられないような理由だった。
そう。
桜色の髪をたなびかせたポンコツ天使───クーリアである。彼女は"音楽"を司る天使であり、ウィンダールとはなんの接点もない。
だが、クーリアが"天使"である以上信心深いウィンダールは下手な事は出来ない。
「ウィンダールの弱点はクーリアか…。」
「貴様ッ…!天使様にタメ口だと…!?どこまでも不敬な…!」
「…おい。この場でクーリアに敬意払ってるのはお前だけだぞ。ウィンダール。」
「何!?ここに居る全員に信仰は無いのか!?」
だからといってここに居る全員がクーリアに敬意を払っていると言えば否である。
というか、この中でクーリアに敬意払っているのはウィンダールしか居ない。
理由は簡単。クーリアの失態が霊使の口から暴露されたのである。
勿論、霊使としては、家を吹っ飛ばされ一時的とは言え間借りの身になった。その元凶がいる以上、どこかでぶちまけなければ納得いかない。
そして、ぶちまけた。
本人が居る前で堂々と、はっきりと。
「
と。
そして、クーリアから四道の事を除く、事の次第を聞き、"クーリアのポンコツさ"が印象に残ったウィンダールを除いた全員が大爆笑。そして、親しみやすい、少し不器用な"ポンコツ天使"としての立ち位置を獲得したのだ。ここに居るほぼ全員、クーリアを"仲間"としてみても"特別な存在"としては見ないだろう。
しかし、何故、咲姫の精霊であるクーリアがここに居るのか。
その理由もまた単純明快である。
咲姫が霊使達の部活───精霊特捜部に加入することを決めたのだ。咲姫もまた、"四道"によって利用され、そして、"四道"に捨てられた存在。
しかし、彼女がこの部に加入する理由は、四道への復讐ではない。
時折、暴走気味で自分を犠牲にするのを厭わない大馬鹿野郎な兄を支えるために加入するのだ。
───しかし、肝心の咲姫が当直のため遅れるらしく、先にクーリアだけがここに来た。
というわけだ。
「ごめんなさい!遅れました!」
そんな事をおもっていたら、咲姫が扉を開けた。
「当直で遅れました!四道咲姫です。よろしくお願いします!」
「改めて、咲姫の精霊のクーリアです。マスター共々よろしくお願いいたします。」
開口一番、咲姫は深々と礼をした。
「っていうか、兄さん。二人をまだ紹介してないの?」
「…あ。やべ。」
『なぁんでライナ達の事わすれるかなー?』
『忘れっぽい性格だからじゃないか?』
(ダルク、今日飯抜きな。)
『お前が悪いだろ』
ダルクとライナに説教されてしまった。
存在を忘れていたのは確かであるため、何も言えないのが辛いところであるが。
「あ、俺、昨日さ、新しい精霊と契約したんだよ」
「なん…だと…」
周囲の驚愕は余所に霊使はライナとダルクをその場に顕現させた。
「新しく霊使君の精霊になったライナと―――」
「同じくダルクだ。割と抜けている所があるマスターだが色々と頼む。」
「抜けてるって…そりゃないぜ…」
「いやー私がいうのもなんだけど、霊使は大分抜けてるよ…」
「ウィン!オンドゥルゥラギッタンディスカー!?」
抜けてるというダルクと、追い打ちをかけるウィン。
そして、衝撃で活舌が以上に悪くなった霊使。
「俺は…一体何を見せられているんだ…?」
目の前で繰り広げられるコントに何一つ理解が追い付かない特捜部一行。
「…霊使、それは既に古いネタだと思う…」
クーリアの後ろからひょっこり顔を出したグレーシアが霊使に突っ込む。
「増えたァ!?」
その後、ドレミコード達が一人一人自己紹介しに出てきたために部室がぎゅうぎゅうになったことは言うまでもない。
「じゃあ、咲姫。お前は克喜達と一緒に宝物の護衛な。」
「分かりました。兄さん。」
改めて、咲姫に仕事を振る霊使。
克喜達は咲姫のデッキを知らない以上、兄である霊使に一任することにした。
その結果が、先の発言である。
「ちゃんと克喜の言うことを聞くように。」
「はい。」
そういうと咲姫は克喜の下へと駆けて行った。
「克喜さん、私は何をすれば…」
「ドレミコードによる人海戦術頼むわ。」
「分かりました。」
こうして、決戦に向けて着々と準備は進む。
「待ってろよ、キスキル、リィラ…!」
リベンジまであと少し。
霊使は拳を握りしめて天に突き上げる。
その右手には僅かながら風が渦巻いていた。
ちなみに今のところ、私が唯一リアルで持っていないデッキは【SRガスタ】のみ。
…あれ?結局女の子じゃね?
アンケートは次の投稿までです。
水樹君のデッキ強化
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