川島ユウイチと吸血鬼   作:三重のシェフ

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吸血鬼スナイパー現るそして散る

吸血鬼小刀ペイ、他者に魔力を与え強くする吸血貴族ブラッドの力。

 

誰にでも力を与えることが出来るという特性の他にこの吸血小刀には吸収した魔力をブラッドに送るという特性がある。

 

すなわち、なり損ないが蓄えた魔力をブラッドが使うことで制限された魔力を一度だけ無視して全力を出すことが出来るのだ。

 

「テメエらの能力は見切った」

 

ブラッドの身体を銃弾が貫き続けている。

だが吸血鬼はその程度の痛みで死ぬことはない、この程度の痛みで死ぬなら戦いを好む吸血鬼の中でブラッドは貴族として生きてはいない

 

「一人は銃の吸血小刀、俺様の魔力を削り消耗させることがお前の狙いだ、そんなもん恐れるに足りない」

 

ブラッドの首が吹き飛ぶ、ブラッドはその手を素早く横に突きだす

 

「あっがっ、あ」

トンファーを持った女が首を絞められ苦しんでいる

 

「二人目はトンファー女、素早い動きで俺様を翻弄するだが悲しいかな、経験不足だ」

 

ブラッドは思い切り女を投げつける

グシャ!!

 

女は音を立てて壁に激突する

身体がピクッピクッと弱々しく蠢いている。

 

「三人目は透明になる能力、正直テメエが一番厄介だ」

 

銃弾が止み、ブラッドの身体が再生する、ブラッドの魔力が吸血小刀に注がれているのか吸血小刀は怪しく光を放っている

 

「魔力の感知も鼻にも耳にも特に異常は感じられなかった、ここまで異常に気付かなかったのはお前の能力のせいなんだろうな」

 

ブラッドが吸血小刀の名を呟いた

ーーペイーー

 

「だから殺すことにする、手下にするには面倒くさそうだしな、一応聞くだけ聞くぜ?」

 

俺様の仲間になる気はあるか?

 

なにもない虚空から大人しそうな男が現れる

そして無言で銃弾をブラッドの眉間にぶちこんだ

 

「あい分かった皆殺しをご希望だな」

そして死刑宣告の言葉を叫ぶブラッド!

「串刺しの刑!!」

 

その言葉とともに部屋中にブラッドの杭が突き刺さる!!

避ける場所もなく杭が刺さり続ける大人しそうな男

 

身体中を杭で貫かれた男はそれでも死にきれずブラッドを睨み付けている。

 

「対したもんだなテメエ、俺様の串刺しの刑を受けて生きて居やがるまあ、他の二人は流石に死んだろ」

 

ブラッドはゆっくりと男に近づく

 

「そのままじゃキツいだろ今楽にしてやるそれとお前の名名はなんだ、覚えておいてやる、名乗れ」

 

男は腕を震わせながら銃をブラッドに向ける

それを見たブラッドは不適に笑みを浮かべる

 

「オレの名はスナイパー、機会があればまた会おう」

そして渾身の魔力を込めた一撃をブラッドに放つ

ブラッドは杭を振るいそれを弾く

 

魔力を込めた弾丸は壁を貫いた

「良い一撃だ、人間の銃とは比較にならねぇなそれと、もう会うことはねぇよ、テメエはここで殺すからな」

 

スナイパーは力尽きたのかその場に頭から倒れこんだ

 

ブラッドはスナイパーにその杭を食らわせようと腕を挙げた

 

その瞬間!!スナイパーの身体が輝きを放ち辺り一面を包み込む!

 

ブラッドは舌打ちをし杭を振り下ろした

 

だが杭は虚空を虚しく貫通するのみ、大人しそうな男、スナイパーは影も形もなかった。

 

「召還か、最初からこれが狙いだったか?」

 

いつの間にか部屋中にあった杭は消え去り部屋のなかにはブラッドのみが居る状態となっていた。

 

「なるほどな、やられた」

 

壁に不自然な血痕が残っている、スナイパーとやらの最後の一撃の狙いは退路の確保だったらしい。

 

「オレ様に透明かの攻略法がない限り追っても無駄だななかなか戦いなれているじゃねぇの、スナイパー」

 

ブォォォォ

何かぎ近づいている

 

それに気づいたブラッドは面倒くさいといった風に腕を前に突きだす。

 

バン!!

 

扉を轟音で壊しながらバイクがブラッドに迫る!!

 

慌てることなく前輪を力一杯握りしめるブラッド

前輪は段々と力を失い止まった。

 

「吸血貴族ブラッド!!」

 

真面目そうな男と肌着の長髪の女がブラッドを呼ぶ

 

「よお、人間ども、昨日のオモチャはどうした?なくしたのか?探してやろうか?」

 

真面目そうな男川島ユウイチはブラッドに宣戦布告をする

 

「お前を倒す、覚悟はいいか」

 

「たおすぞー」

 

ブラッドは思った

 

相方とテンション合わせてから来い、気が抜ける

 

 

 




ブラッド様の強さ存分に思い知ったか!!

そんな感じの連続話でした。
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