GBD:ドレスアップ・ドールズ   作:朔紗奈

13 / 39
細々とでも、書いたら上げるのが大事なので初投稿です

ゲスト2人だよ



チェリー・ラヴ11: ハードコアディメンションにガンプラの嵐 その2。

 キョーちゃんとの一騎打ちのような雰囲気を出しながらも、飛び込んで来るキョーちゃんと、その他の虎視眈々と様子を伺っているガンプラの動きを同時に牽制、あわよくば撃墜する為、先ずは展開し終わったビット、そしてメガ粒子砲をハリネズミの様に周囲にいるガンプラに向けて一斉射していく。

 

 ウェディングユニット……と言うより、そのモデルのテラ・スオーノのMA状態は頭頂高だけですら123mというサイズで、それでいて四方に伸びているユニットもまた、デザインを見るにそれぞれが頭頂高とほぼ同様の大きさとなっている。

 

 つまり、資料が少ない中サイズと外見だけでも、と自分なりにほぼ正確に再現出来るよう計算して作り上げ、なおかつそのユニットを8方向に伸ばしているウェディングユニットは、どの方向から見ても横幅がおよそ250m、というトンデモサイズ。

 

 ざっくり言うなら、縦が大体ネオジオング1機分、横がネオジオングを横に倒して大体2機分。

 

 言ってしまえば、綺麗とか以前に、こういう場だと大きさでそもそも良くも悪くも目立つのだ。

 

 ミッションやルールがある場所ならまだ良いけれど、ここはヴァルガ。全方位にいるガンプラが全て敵、と言っても過言では無い環境な上、今のランカー塗れなヴァルガでは周囲に配慮なんてしていたら、袋叩きされて即堕ち2コマレベルのスピード感で撃墜なんて事もあり得る。

 

 だから、牽制だろうと何だろうと容赦はしない。

 

「それそれそれそれーーっ!!」

《おっと》

《何の光ぃ!?》

《弾幕厚いよ、何やってんのぉぉぉ!!》

《ぬぉぁぁぁぁぁ!?》

《アナトだぁぁぁぁっ!!ウェディングのアナトが出たぞぉぉぉぉぉぉっ!!》

「化け物を見たみたいな反応やめて欲しいなぁ、まったく。おこだよ?」

 

 しかしまぁ、そんな事をしていると元々遅かれ早かれとは言え更に目を引く訳で。

 

《喰いごたえがありそうなヤツにチャンピオン、極上のガンプラがゴロゴロと居やがる……!

全員まとめて、俺に喰わせろォォォ!!》

 

 GBNの中でも戦闘狂のバトルグルメとして名高いオーガくんーー通称『獄炎のオーガ』とその愛機。全身を紅く染め上げ、ガンダム試作2号機サイサリスをベースに鬼の様な意匠を施した近接戦特化型の機体、『GP-羅刹天』。

 

《アナト、すごく綺麗……!》

《よぉし、オーガに負けていられない!俺たちもチェリーさんの所に行くよ、サラ!》

《うん!》

 

 初めて観測されたELダイバー、サーちゃんーー『サラ』と、彼女を救う為にGBNに、と表現してもいい数の人数に勝負を挑み、オーガくんと2人がかりとはいえチャンピオンを撃破するという偉業を成し遂げたリッくんーー『リク』、そしてその愛機、サーちゃんを救った機体のアップデート版と言える、サーちゃんのモビルドールとお揃いな色になった『ダブルオースカイメビウス』。

 

《私も居るの、忘れないで欲しいわ、ねっ!》

 

 ついさっきまで一緒に話していたマギーちゃんと、黒とマゼンタに染めたストライクノワール、ストライクフリーダムのミキシング機『ガンダムラヴファントム』。

 

 そして、

 

《クク……その戦い、我も参加させて貰おうか!!》

 

 一言で言うのであれば、サイコ・ガンダム系統の機体やディビニダド、ハシュマルなどの機体群の要素を継ぎ接ぎに作られた異形の竜。けれど、その力は見せかけだけのハリボテでは無い事を、乗り手のランクと、ヴァルガを襲う災害として認知されている事が証明している。

 黒いドレスを身に纏った、半人半竜の姿の女性、『クオン』と、自らの半身と呼ぶ機体『ジャバウォック』。

 

《あのクリエイトミッション、そして配信を見て以来、一度ーー「クオンちゃんだぁーー!!」な、何!?》

 

 丁度この間マギーちゃんと話し、会ってみたいと思っていた所での出会い。

 テンションが上がらない訳がなかった。

 

「『初めまして』クオンちゃん!チェリー・ラヴです!ミッションとか配信見てくれたとかありがとうございます!クーちゃんって呼んでいいですかわあったぁ!?」

 

 そのテンションのままについ昨日のカナちゃんの時と同じように話しかけていると、アナトの目の前に突然ドラグーンが現れたのが画面に映り、慌ててリフレクター・ビットを操作して射撃を反射、逸らす事にどうにか成功させる。

 

《うむ、腕は衰えていないようで何よりじゃの》

 

 アナトの前方上方に現れた反応から届いた通信、なんだかんだで久し振りに聞くその可愛らしい声と反する古風な喋り方の声からは、どこか満足そうな雰囲気が感じられて少し嬉しくなる。

 

「テンちゃん先生!久し振り!!」

《へ!?て、テンコ様!?あ……その、機体は……!!

……待ちなさい、あなた今テンコ様の事なんて?》

《久しいの、チェリー。クオン殿も、この間ぶりかの?そなたがヴァルガに来ると聞いて、久し振りに少し揉んでやろうか、との。

 ーー心構えはいいかの?》

 

 アナトのカメラに映る位置まで降りて来たことで、テンちゃん先生……GBNにおける個人ランク10位、『二桁最後の壁』『現人神』と呼ばれるダイバー、『テンコ』が操る機体が表示される。

 

 それは、第10回ガンプラフォーストーナメントでデビューを果たした、プロヴィデンスガンダムをベースとした改造機。

 

 日輪を背負い、100を越えるオールレンジ兵器を従えて自由自在に操るその機体は、すぐそこにいるクオンちゃんにも大きな影響を与えたと言われている。

 

 そして、私にとっては以前ビットについて指南を受けた時の、先生役の機体。

 

 その名もーー『天帝天照』。

 

「……よぉーーし!みんな纏めてかかってこぉーーい!!」

《待ちなさいあなたテンコ様の事テンちゃん先生ってどういうこと!?》

《そなたらは変わらぬのぅ……相変わらず面白い子らじゃの》

 

 




という訳で、改めて。
青いカンテラさん家のクオンちゃん様(ダイバーのすがた)、アルキメです。さん家のテンコ様、参戦!(例のエフェクト

感謝感謝です

この一帯えらい事になりそう(こなみかん
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。