GBD:ドレスアップ・ドールズ   作:朔紗奈

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だれてきてる気がしてまずいなと思いつつも初投稿です。

誰だヴァルガでパーティ始めようとさせたのは。
配信させんかい(

引き続きあの2人がゲストだよ
口調大分不安わよ


チェリー・ラヴ12: ハードコアディメンションにガンプラの嵐 その3。

 一言で言うなら、その一帯の有り様は嵐のようだった。

 

 その中心にいるガンダム・アナトフルドレスウェディング、天帝天照だけで使用されているオールレンジ兵装の数は300を超え、挙句にジャバウォックのサイコプレートとフェザーファンネルが飛び交う始末。

 

 そんな中でなお、その弾幕をいなし、防ぎ、時に利用しながら戦闘を続けるTRYAGEマグナム、GP-羅刹天、ダブルオースカイメビウス、ガンダムラヴファントムの4機。

 迂闊に近寄ろうものなら、何かしらに巻き込まれて撃墜されるのが目に見えるそこに、近寄ろうとする者は皆無と言ってよかった。

 

《リフレクター・ビットの動きは良いが、ストライカー・ビットの動きが些か甘いのう?》

「3桁マニュアル操作は、まだ、出来ないんだって、ばぁっ!防御優先!」

《マニュアルで二桁後半も操作出来るなら十分以上じゃないかしら……?》

《実に素晴らしい戦場だ……そうは思わないか、マギーさん、オーガ、リク君!!》

《あぁ……最高だァ!!この戦い、存分に味わわせてもらう!!》

《こんな戦い、次はいつあるか分からない!俺も全力で行きます!》

《頑張って、リク!》

「ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"いつ見てもリクサラ可愛いよぉ……ぎゅーってしてそのままお持ち帰りしたい……だめ?」

《はいはい、終わってからになさい?》

「マギーちゃんのいけず」

《あの……マギーさん、この人普段からこうなんですか?配信だけじゃなく……?》

《ふふっ……そうねぇ、いつもこんな感じかしら》

《妾と初めて会った時もそうじゃったの》

《詳しく、聞かせて、貰おうかしら?》

「いーよ、クーちゃんになら喜んで聞かせたげる!ベッドのぉ……な・か・で♡」

《ん、なぁっ!?」》

 

 そんな中でなお、こんな会話がなされているのが個々人の実力の表れと言えた。

 

 とは言え。

 

「(やっぱこのメンバーが集まるとしんっどい!!)」

 

 この中で1番苦戦しているのは、さもあらん、と言うべきか、チェリーだった。

 

 多対一を想定しているウェディングとは言え、その為に主に用いられる兵装であるストライカー・ビットとリフレクター・ビットは天帝天照とジャバウォックへの対応に追われて思考のリソースも大半をそちらに持って行かれている。

 

 メガ粒子砲とハイパーメガ粒子砲も発射はするが、射角が決まっているのもあり偶に嵐の外で巻き添えを食らって撃墜されるガンプラが居るものの、出来れば当てたいメンツには牽制にしかならない。せめてもの救いは、近接戦闘をしている4機がアナトをまともに相手をする余裕が無く、半ばオブジェクトとして扱うしか無い状態にある事か。

 

 ランク戦を含め、現役で第一線でバトルを楽しんでいる者と、今は対人戦からは一歩離れてGBNを楽しんでいる者の違いが、如実に現れていた。

 

 ビット群の制御を完全にオートにしようものなら容赦無く落とされて行くのが目に見えており、『マリッジリング・ウェディング』で一度は修復されるとはいえ、無駄に使い潰すのは得策では無い。

 

 そう考えたところで、チェリーははた、と気付く。

 

『修復されるんだから、扱い切れる数まで削ってもいいんじゃない?』

 

 と。

 

「テンちゃん先生、クーちゃん。ついでにみんな」

《なんじゃ?》

《テンコ様との事を吐く気になったのかしら?》

「ビット、今から『一基分まで』減らすからよろしく!!」

 

 『一基分まで』。その意味を悟ったダイバー達は、一瞬で警戒体制に移行する。

 

 そして、

 

「Go!!」

 

 その周辺を舞っていたストライカー・ビットとリフレクター・ビットの総数の7/8が、ミサイルの如く一斉にそれぞれの機体へと放たれた。

 

 8方向に伸びるユニット1基につきストライカー・ビットが30機、リフレクター・ビットが10機搭載されているウェディングユニット。つまり、操り切れているかはともかくとして、総数で言うのであれば双方含めて実に320機。ガデラーザのファングの総数のおよそ倍、と言えば分かりやすいだろうか。

 

 気が触れているとしか思えない数である。

 

 その7/8、多少減らされているとは言え200機を超えるストライカー・ビットとリフレクタービットが、無線誘導式の実体弾として使用されたのだ。

 

 数の優位を維持するか、使い切れていないビットを使い潰して思考の余裕を生み出すか、という選択肢から、チェリーが選んだのは後者だった。

 

「よし、これで集中出来る!行くよ、アナト!」

《そなたが装備を使い潰すなどと、そこまでするとはの!

 アナトを綺麗に見せたいだけで勝ち負けにはさして拘らないと、以前言っていたと思うのじゃかのう?》

「うん、まあ確かに昔は兎も角今は拘りは無いけどさ。

 ーー勝った方が、嬉しいじゃん?」

《それは、確かにの!》

 

 ドラグーンを用いて事も無げにビットを迎撃しながら声をかけてくるテンコに、にぃ、と笑みを浮かべて返すチェリー。

 

 そして、そこに飛び込んでくる巨大な影が一つ。

 

《これでどうにかなると思ったか、魔王の花嫁ッ!!》

「何その板かっっっった!?硬すぎじゃない!?ずるじゃん!!」

《サイコプレート!ずるじゃないわよ!!》

 

 サイコプレートを操作し無数のビットを防ぎながらの突撃にビットとメガ粒子砲の射撃を加えていくも、意に介さず、と突撃するジャバウォックは、サイコプレートを束ね、『ヴォーパルソード』へと変化させたそれへと手を伸ばす。

 

《先ずはその巨大なユニット、切り裂かせて貰おう!》

 

 その言葉と共に、握り締められた『ヴォーパルソード』を形成するサイコプレート同士が互いに共振しあい、深い蒼の巨大な光の剣と化しーー

 

「これは流石にまず……!?

 緊急脱出ーー!!」

 

 ガンダム・アナトフルドレスがウェディングにマウントさせているバエルソードを掴んで飛び出した直後、ジャバウォックが持つ光の大剣が放つ、名を『エンド・オブ・ワールド』と言う必殺技がウェディングユニットを両断した。

 

「うっわぁ、あのサイズが真っ二つって何……?こわ……

 うーん……さっきのビットの使い方は失敗だったかなぁ……でも結局こうだしなあ」

 

 まぁいーや、とアナトにバエルソードをしっかりと握らせ、

 

 

《ばえるそーどを持ったようじゃな……

 うぇでぃんぐを破壊したとて油断はせんようにの、クオン殿》

《えぇ、する気は無いですけれど……どうかしたんですか?》

《二年……いや、三年近く前にはなるかの?チェリーのアナトの前の愛機は、『近距離特化』の機体での。

 個人ランクを気にせんから順位こそ低かったが……近距離戦での実力で言えば、当時の20位台は固かったじゃろうな》

 

 

「偶には久しぶりの格闘戦、楽しもっか……アナト!

 ーーーー『阿頼耶識』!!」

 




チャンプ達はチャンプ達でヒャッハーして楽しんでるので影薄くなってる事にしといてくんなまし


マギーちゃんとかチャンプと絡んでりゃ強くもならあなって(
次くらいでヴァルガ回終わらせたいわね……
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