GBD:ドレスアップ・ドールズ   作:朔紗奈

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週末の朝なので上手く行ってれば初投稿です。

予約投稿出来てれば多分朝に投稿されてると思うのだわ。
出来てなかったら手動で投げる。


チェリー・ラヴ20:おはよう。

「ん、んん・・・・・・」

 

 朝日がカーテン越しに差し、その眩しさで目が覚めた私は、もぞり、と小さく身じろぎをする。

 

「んー・・・・・・んー・・・・・・?」

 

 微睡みながら少し体を動かす度に鳴る、寝る時に着た男性ものの大きなサイズのシャツとシーツが擦れてシュル、シュル、という音を聞きながら寝返り。そして、

 

「んぅ・・・・・・?ぁ・・・・・・おはよ・・・・・・♡」

 

 先に目覚めていたらしい『彼』の顔が視界に入り、寝ぼけた頭で挨拶をして頬に触れながら啄むような軽いキス。

 

「ん・・・・・・♪いっしょにねるの、わたしからキスしやすいからすき・・・・・・♡」

 

 もう一度キスをして、改めて『彼』と視線を合わせ、

 

「・・・・・・だいすきだよ♡」

 

コメント

:あ"

:ン"ッ

:可愛いかよ

:画面が邪魔なんだが?

 

「みんなぁ・・・・・・どーだったぁ?」

 

 とゆーわけで、今日の配信はおはよう配信。

 

 のそり、と顔として使っていたハロカメラを抱えながら体を起こし、垂れている袖で軽く目を擦る。

 

 GBNだから意味があると言うわけではないけど、まぁ、気分とリアルで染み付いてる行動、って感じ。実際、割と真面目に寝起きだし。

 

「くぁ・・・・・・あらためておはよぉ・・・・・・

 こんな朝から、みんなありがとねぇー」

 

 私のフォースネスト、部屋という部屋の殆どがコスプレ用のスタジオとして改造されているエターナルの一室、私の住んでいる部屋を再現している部屋のベッドの上でぺたんと座りながら、配信は出来ているもののまあまあな寝ぼけ頭でラバーズのみんなに挨拶。

 

「週末とはいえ、みんなよく朝から起きれるなぁ・・・・・・」

 

コメント

:寝てへんぞ

:徹夜だからなぁ

:偶然

:仕事前ぞ(死んだ目

 

「ねないとだめだよー?偶然ニキはラッキーだねぇ・・・・・・

 仕事前ニキは・・・・・・頑張って♡」

 

 ちゅ、と抱えていたハロカメラに軽くキスをすると、ふと気付く。

 

「・・・・・・あ」

 

コメント

:気付いてしまった・・・・・・

:おのれ仕事前ニキ、貴様の罪は重い

:眼福だった

 

 ハロカメラを前に向けて抱えていた気がしていたけど、それは完全に気のせいで、普通にこちらを向いていた。つまるところ、至近距離で私のお腹&胸(ver.彼シャツ)をじっくり見せていた訳で。

 

「・・・・・・えっち♡」

 

 改めてむぎゅっと押し付け、見えないようにする・・・・・・と見せかけて、敢えてカメラの上の方の部分を少しずらす事で、顔を抱きしめてる感じに写るようにする。

 

コメント

:エッッッッッッッッッッッッッッッ

:かわエッッッッッッッッッッッッ

:エッチコンロ点火!

:江戸(以下略)

:略しないで

:カメラそこ代われ

 

「ん、しょっと。それじゃ、そろそろベッドから出よっか」

 

 ハロカメラを前を向くように抱えなおし、ベッドから降りてリビングへ。

 

「待っててねー?」

 

 このくらいかな、と背が高い人が座っているイメージの高さで椅子の上にハロカメラを浮かせ、ちょいちょい、と指を動かして着ている彼シャツの上にエプロンを着け、髪をまとめてポニーテールにする。

 

「よし、と。とりあえず簡単なのでいいよね?」

 

コメント

:彼シャツエプロンポニテ・・・・・・!

:チェリーちゃんの朝ごはん・・・・・・?

:彼女かな?

:こんな彼女が欲しい人生だった

 

「何言ってるの?私、あなたの彼女でしょ?

 ・・・・・・彼氏でもない人と、夜みたいな・・・・・・あんなコト、しないよ?」

 

コメント

:何したんですかねぇ・・・・・・

:ナニしたんじゃないですかねぇ・・・・・・

:おかしい・・・・・・彼氏の筈なのに昨日の夜の記憶が無い

 

「・・・・・・きもちよかった、よ♡」

 

 耳元で囁き、そのまま耳にキスするように軽くリップ音を鳴らす。

 

コメント

:エッッッッッッッッッッッッッ

:エッチなことしたんですね?(画略

:彼女にキスされた筈なのに横見ても誰もいない

:涙拭けよ

 

「じゃあ、ご飯作ってくるね?」

 

 萌え袖になっていたシャツに手を通しなおしてカメラの正面にあるキッチンに向かい、手を洗ってから冷蔵庫の中を覗き込んでハムと卵、レタスとキュウリとプチトマトを適当に取り出す。

 

 フライパンに油を引いて加熱、トースターにパンを入れながら野菜を軽く洗い、フライパンの具合を見てハムを敷き、その上に卵を片手で割って落として、洗った野菜を見栄えが悪くならない程度に手早く皿に盛り付けていく。

 

コメント

:恐ろしく手早い朝食の準備、俺でなくちゃ見逃しちゃうね

:ジッサイ手慣れている

:お?

:なんだなんだ

 

「ん、一人暮らしだしマギーちゃんのお店で手伝ったりしてるからねー

 ・・・・・・うん?どうかした?」

「いえ、何もありません。おはようございますマミィ」

 

 キッチンからリビングを覗くと、ハロカメラを抱き抱えて代わりに椅子に座っているビスクちゃんが居た。どうやら、コメントはビスクちゃんが動かした事への反応だったらしい。

 

 あの一件の後、ビスクちゃんを私個人用だったフォース、ブロッサムの時の二つ名でもあった『千変万花』に誘い、2人目のフォースメンバーとして加わった事で、今ではビスクちゃんはこのエターナルに自由に出入り出来るようになっている。勿論ブリッジや格納庫は言わずもがな、スタジオになっている部屋の数々や、ここのような現実での部屋を再現しているスペースにも。

 

 ずっと1人だったし、色んな意味で自由な部屋が多いから少し考えたほうが良いのかな、と思いはしたけど、ビスクちゃんがそのままにしておいて欲しいと言っていたのでそのままにしている。

 

「あ、ビスクちゃんおはよ。起きるの早いね?」

「そうでしょうか?」

 

コメント

:・・・・・・マミィ?

:チェリーちゃんはママだった・・・・・・?

:確かに溢れんばかりの母性

:チェリー・ラヴは私の母になってくれたかもしれない女性だ!

 

「マミィは私のマミィです。勝手な事を言っていると容赦しませんよ」

「ビスクちゃん、めっ」

「すみませんでした」

 

コメント

:クール系っぽいけどもしかしてポンでは?

:クール系美少女いいぞ

:めっ可愛い

:顔見てみたい

 

「私はいいのでマミィを見ていて下さい」

「ビスクちゃんはねー、すっごく美人さんなんだよ?」

「マミィの方が美人な上可愛らしいです」

 

コメント

:ところでマミィって

:ビスクちゃんも綺麗なんやろなぁ

:母娘百合キマシ?

 

 コメントのみんながビスクちゃんの話に移って盛り上がってる間に焼けたハムと目玉焼き、トーストを皿に移して、サラダも一緒にリビングのテーブルに運び、私側とビスクちゃん側に並べてからビスクちゃんからハロカメラを受け取る。

 

「はい、ビスクちゃんでーす♪自己紹介お願い!」

「はじめまして。マミィのおかげで生まれたELダイバーのビスクです」

 

コメント

:ELダイバーか

:やっぱり美人やんけ

:髪も肌もしっっっろ

:目が赤いのが映えるな

 

「お褒め頂きありがとうございます。

 マミィとダディ以外に褒められても、という気持ちはありますが、悪い気はしませんね」

「ビスクちゃん、だーめ」

「すみませんでした」

 

コメント

:チェリーママ・・・・・・

:依存系美少女の娘と合法ロリ巨乳美少女ママの・・・・・・百合!

:だーめ可愛い

 

「百合、かぁ・・・・・・改めて外から言われると、どんな風にするといいかなぁ・・・・・・

 こう、とかどう?」

 

 ハロカメラをビスクちゃんの対面、私が座る椅子の所で浮かばせてビスクちゃんの後ろに回り、所謂あすなろ抱きをしてほっぺを擦り付けてみると、

 

「では私も」

「・・・・・・へ?」

 

 座ったまま身体ごと横に向けて振り返り、私の腰に手を回してくるりと体勢を変えられ、お姫様抱っこに近い状態で抱えられてしまい、ビスクちゃんの顔が急に近付いて思わず心臓が跳ねる。

 

「こんなのクール系お姉様じゃん・・・・・・顔が良すぎる・・・・・・」

「お姉様・・・・・・なるほど。

 こほん」

 

 ビスクちゃんは軽く咳払いし、更に私を少し持ち上げる事で顔を近付ける。心臓に悪い。

 

「足元に気をつけなさい、チェリー。私が居なかったら倒れて怪我をしていたでしょう」

「お、お姉様・・・・・・助けて下さってありがとうございます!」

 

 組んだ手を胸元に、ビスクちゃんに感激の表情で感謝の言葉を言うと、ビスクちゃんは私の身体を支えている手とは逆の手で私の頰に触れて更に顔を寄せて来た。

 

「・・・・・・ッ!?ビスク、お姉様・・・・・・?」

 

 ちゃん、と呼びそうになって慌てて呼び方を変えると、ビスクちゃんは私の耳元で小さく囁く。

 

「次からは、気をつけるのですよ」

 

 はむっ。

 

「ひぇぁっ・・・・・・!?」

 

コメント

:これは百合

:是非カトリック系な制服を着てやってもろて

:お姉様(娘)と妹(母)・・・・・・アリ!!!!

:耳はむは良き

 

「待って今マジで素の反応出た・・・・・・あんなの刺激強過ぎじゃん・・・・・・犯罪じゃん・・・・・・美人罪じゃんあんなの・・・・・・」

「顔を赤くして恥ずかしがるマミィも可愛らしいですよ」

「ん"ッッッッッ!!」

 

コメント

:チェリーちゃん、自分から絡みに行く割にどちらかと言えば受けなんか?

:実は誘い受け説、あると思います

:誘い受け酒飲み合法ロリ巨乳コスプレママおじさんお姉さん(妹)

:字面の圧よ

:要素が果てしなく渋滞起こしてるんよ

 

「〜〜〜〜っ!!終わり!!今回の配信終わり!!」

「終わるのですか?」

「終わるの!!マトモに続けられる気がしないから!!じゃあねみんな!!週末仕事ニキは頑張って!!」

「配信は終わっても私はここに居ますが」

「続きはしません!!調子狂っちゃったから!!」

「しないで済むと、いいですね・・・・・・?」

「意味深な事言わない!!てか早く下ろしてビスクちゃん!?力強いんだけど!?」

「あぁ・・・・・・マミィが私の手の中に居るなんて、なんて幸せな事なのでしょうか・・・・・・」

「あーもう!!おつチェリー!!!!」

 

コメント

:これはナニか始まる予感がしますねぇ・・・・・・

:逝ってくるかぁ・・・・・・!おつチェリー!!

:仕事ニキは生きて帰って来い

:おつチェリー!

:おつチェリー

:おつチェリー




夜は添い寝しかしてませんが????(すっとぼけ
配信回久しぶりな割に割とさくさく書けた気がして良かったです(小並感

ビスチェリはあるかも知れないし無いかも知れない。
チェリー(恋愛)のifカップリングendシリーズも気が向いてモチベがあれば書きたさはあるのだわね・・・・・・
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