衛宮さんの今日のごはん   作:パーカス

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今回はガルパメンバーはあまり出ません。
今回の主体は士郎と愉快な男友達との1日です。




男子学生の1日

★桜丘男子学園

 

 

 

「おーい、衛宮ー!」

 

廊下を歩いていると、後ろから見知った声で呼ばれたので振り返る。

 

「大輝?なんか用か?」

 

「用も何も、最近お前家の用事とバイトであんま遊べなかったからなー、久しぶりに遊びに行こうぜ!」

 

「あー…それについては申し訳なく思ってるよ」

 

「別に気にすんな!お前にも色々事情があるの知ってるし……で?いつ遊べる?」

 

士郎は脳内でここ1週間の予定表を思い浮かべ、いつ空いてるか探し出す。

 

「うーん、明後日ならバイトもないし、特に早く帰る用事もないな」

 

「マジか!じゃあ明後日の放課後な!他にも来れる奴見つけとくわ!」

 

「あ、おい!」

 

士郎が何か言う前に大輝は走り出し、人混みの中へと消えていった。

 

「ったく…」

 

士郎は愛想笑いしながら、自分が目指していた場所まで歩き出す。

 

目的の場所に着き、扉を2回ノックしてから部屋に入る。

 

「失礼します」

 

「お、待ってたよ、士郎くん」

 

眼鏡を掛けた男が書類に目をとおしながら、出迎えてくれる。

士郎が来た所は、生徒会室

士郎はとある企画で、クラス代表の実行委員に選ばれ、今日はその各実行委員が集まり、会議する為に士郎はここに足を運んだのだ。

 

「好きな席に着いてくれ、他の人達が集まり次第始めるからね」

 

「了解です」

 

言われた通り士郎は空いた席に座り、今回の議題についてどうするか悩み、その後続々と実行委員達が生徒会室に入ってき、人数が揃ったので、会議が始まった。

 

「えー、暑い中集まってくれてありがとう。今回の議題なんだが─────」

 

お互いに意見を出し合い、時間が来たので今日はお開きになり、士郎は帰宅する為教室に鞄を取りに戻っていると

 

「衛宮ー!」

 

振り返ると、大輝と達也が俺の鞄を持ちながら歩いて来た。

 

「実行委員おつかれ〜、ほい、お前の鞄、教科書とか入れてるから確認よろ」

 

「お、おう、サンキュー」

 

「衛宮、お前はこれから帰るのだろ?」

 

「まぁな、買い出しもこの前やったから寄り道せずまっすぐ家に帰るさ」

 

「なら途中まで俺達と一緒に帰ろうぜ」

 

「了解」

 

鞄の中身を確認し、置き忘れもなかったので大輝達と一緒に帰ることにした。

 

商店街を通りながら、他愛の話をしながら帰宅していると

 

「あ、そういえば衛宮、CiRCLEのバイト受かったんだな」

 

「え、なんで知ってんだ?」

 

「部活の友達がCiRCLEでお前を見掛けたって聞いてな、ったく…水くせぇじゃねぇか!俺達に内緒にしやがってよォ!」

 

大輝が腕を士郎の首に巻き付け、頭をグリグリと拳を回す。

 

「し、仕方ないだろ!?大輝達が落ちて俺だけ受かるなんて、言い難いに決まってるだろ?」

 

「衛宮よ、俺達を侮ってもらっちゃ困るぜ。お前だけ受かった、なんてナンパに失敗してビンタされるより痒いぜ!!」

 

「いやドヤれる事じゃないからな!?何やってんだよ!」

 

達也のドヤ顔に咄嗟にツッコミを入れた士郎だったが、実際大輝達と受かった事言おうか迷っていたのでこうも軽く流してくれた事に、内心で安堵した。

 

「大丈夫だ士郎!CiRCLEで彼女作れなくても明後日は俺達とナンパすれば見つかるかもしれん!!」

 

「その為に遊びに行くなら俺は行かないぞ!?」

 

「照れんな、衛宮」

 

「照れてねぇよ!!」

 

バカ騒がしく帰路を辿った士郎達であった。

 

 

 

そして迎えた明後日……

 

「よし……行くぞ!野郎共!!」

 

「おぉー!!」

 

「俺ら3人しかいないぞー……」

 

校門前でテンションが高い2人に付いて行けず、少し距離を離して立っていた。

 

「なんだ〜衛宮〜、テンション低いぞ〜」

 

「逆に何でそんなにテンション高いんだよ……」

 

「当たり前だろ!?ナンパメンバーが増えたんだ!ここまで喜ばしい事はないぜ!」

 

「しないから」

 

「「ダニィ!?」」

 

校門前で少し目立ちながら、大輝達と茶番をそこそこやって(やらされて)から、士郎達はショッピングモールに向かって行った。

 

 

★ショッピングモール

 

 

「さて、早速始めるか……」

 

「そうだな…始めるか…」

 

2人は士郎の方へ振り返り、ドヤ顔で宣言する。

 

「「ナンパをすr「しません」─────えー」」

 

「当たり前だろ?茶番はもういいから早く行こうぜ」

 

「ノリ悪いなー、ま、いいけど」

 

大輝と達也はちぇー、と言いながらゲームセンターの方へ向かって行き、士郎はその後に続いて歩き出した。

 

と、ここまでは良かったもののゲームセンターに着いた時、学校帰りやただ遊びに来ていた女性達を見つけると、士郎を置き去りにし走っていきました。

 

「はぁ…後で拾ってやるか…」

 

士郎は若干呆れながらも折角ゲームセンターに来たのだから、少しばかり周りの探検をしに行きました。

 

「へぇー、今はこんなにも種類があるんだな…」

 

コインゲームやらクレーンゲームなどに目を向けながら、辺りを探索していると、突然後ろから─────

 

「シロにぃ〜!」

 

と抱き締められ、慌てて後ろに目を向ける。そこには

 

「あこ?」

 

「うん!あこだよ!シロにぃ久しぶり〜!」

 

あこが嬉しそうに笑い、士郎から離れる。

 

「確かにあこに会うのは久しぶりな感じがするな」

 

「そうだよ!あこ寂しかったよ!」

 

「ごめんごめん!また今度何か作ってあげるよ」

 

「ホント!?シロにぃの料理おいしいから楽しみ〜♪」

 

「そういえばあこはここで何してるんだ?」

 

「おねーちゃんと来たんだけど、買い物終わったら呼びに来るからゲームセンターで遊んできなって言ってくれたから」

 

「なるほど、巴もいるのか…」

 

「会いに行く?」

 

「いや、やめとくよ、買い物の邪魔しちゃ悪いし」

 

 

その後、軽くあこと談話した後別れ、大輝達と所へ向かう。そこには本試合に負けてしまったといった感じの雰囲気で椅子に座っていた。

 

「おーい」

 

「あぁ……衛宮か……」

 

「よく……無事だったな…」

 

2人は真っ白に燃え尽きた表情で、士郎を見てきた。

 

「もう……駄目だ…俺たちは……」

 

「あとは……任せ…た…」

 

何でここまでなってるかは分からないが、とりあえずナンパに失敗したんだな、と悟り、呆れながらも2人にジュースを渡す。

 

「元気だせよ、今度なんか作ってやるからさ」

 

「うぅぅ…衛宮〜」

 

「心の友よ〜」

 

変な事をしなければ、モテるのに…と内心で思った士郎だが、敢えてこの事は口にしない。すぐ調子にのるから

 

少し頼りなくどうしようもない奴らだが、この学校で出来た初めての友達なので、何かと世話を焼いてしまう自分に少し呆れながらも、こんな日常を楽しく思う士郎だった…




さぁ久しぶりの男2人組だぜ〜!
次回は海編かまた別の何かを投稿したいな〜


今回はバンドリのメンバーじゃなく、士郎の通う学校の友とのバカ騒ぎな日常編でした〜





(※こんなノリの男子友達が自分の学生の時に実際にいました)
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