衛宮さんの今日のごはん   作:パーカス

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文章力がほ゛し゛い゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!


誰かください(´;ω;`)


てな訳(?)で第4話です!
どうぞ!


星の筍

「たけのこ?」

 

「…はい」

 

今日は昼過ぎに学校が終わり、今日は部活とバイトがないので遠回りして帰っていた。

しばらく歩いていると金髪のツインテールの女の子───市ヶ谷有咲に出会った。

 

そして彼女の手には紙袋が握られていた。その中身には───たけのこ

 

何故

 

 

「えっと…」

 

「…いりませんか?」

 

有咲からたけのこが入った紙袋を差し出されるが、少し状況を理解できず、困惑する。

 

すると有咲の後ろから

 

「有咲ー!どうだったー?」

 

猫耳のような髪をした女の子────戸山香澄が手を振りながら走ってくる。その後ろから3人の女の子も後から走ってきた。

 

「どうも何も士郎さんを困らせてるよ!香澄の案のせいで!!」

 

「えー!?」

 

どういう事か分からず、首を傾げていると2人の女の子が近付いてきた。

 

「ごめんなさい、困らせちゃいましたね」

 

「香澄ちゃんの案で士郎さんなら何か美味しいもの作ってくれるって」

 

「なるほど」

 

ポニーテールの女の子────山吹沙綾と、ショートカットの女の子────牛込りみが説明をしてくれてやっと理解出来た。

 

要するに香澄が俺にたけのこで何か料理を作って振舞って欲しい、ということだろう…

まぁ別に断る理由もないし

 

「別にいいぞ」

 

「本当ですか!?」

 

「おう、ていうかそのたけのこどうしたの?」

 

「えっと実は────」

 

沙綾から聞いた話だと、学校の帰りに困っていたご老人を助けて、そのお礼としてたけのこをくれたらしい。

それでそのたけのこを俺に渡す為、じゃんけんをして勝った有咲が俺に届けに来た、という事らしい…

なんで勝った有咲が届けに来たのか分からないけど、まぁ良いことをした彼女達に何か振舞ってあげようとやる気が出た。

 

「さて、たけのこでどんな料理を作って欲しいか何か要望はないか?」

 

「んー、パッと思い付くのは筍ご飯?」

 

「それでもいいけど、何かもっと別のが食べたいね」

 

「たけのこの里!」

 

「それはお菓子だバカ!」

 

どうやら思い付かないらしい

俺も何がいいかと悩んでいると

 

「士郎さんは今日の夜、何を作る予定だったんですか?」

 

ロングヘアの女の子───花園たえが聞いてきた。

 

「んーそうだな、今日はグラタンにしよっかなって思ってて────そうだ!」

 

「士郎さん?」

 

「グラタンにたけのこを入れてみるってのはどうだ?」

 

「グラタンに?」

 

「そう」

 

「それいい!!」

 

「じゃあ決まりだな」

 

さて、あとは何処で作るか……

多分今日は、蘭がモカ達と一緒にいるらしいからしばらくは帰って来ないからな…

 

そう悩んでいると香澄が

 

「じゃあ有咲の家でやろう!」

 

「はぁ!?なんで私の家何だよ!」

 

「だって有咲の家が1番広いし、士郎さんが行ったことある家って有咲の家しかないもん」

 

「うぐッ」

 

香澄の言う通り、俺は何度か有咲の家にお邪魔させてもらってることがある。まぁ、基本有咲の家の蔵掃除を手伝いに行ってるだけだけどな

 

「〜ッ!!分かったよ!じゃあ私ん家行くぞ!」

 

「やったー!」

 

渋々といった感じで、有咲は自分の家でやることを許可したようだ。

俺は有咲に小さい声で囁く。

 

「本当にいいのか?」

 

「別にいいですよ、香澄の無茶には慣れますから……」

 

有咲は苦笑いで応える。

俺は少し歩く速度を落とし、後ろから彼女達を見る。彼女達が楽しそうに話をしていると、蘭達が楽しそうに話している風景と重なった。

 

俺はその風景に笑みがこぼれ、彼女達の後ろを歩いて行く。

 

 

◆市ヶ谷宅

 

 

有咲の家に着き、俺は有咲にキッチンに案内してもらっていた。

 

「冷蔵庫にあるもの勝手に使ってください」

 

「了解」

 

そう言って香澄達がいる所へ戻ろうとしている有咲を俺は咄嗟に呼び止める。

 

「あとさ!」

 

「え?」

 

「俺のことタメ口で話してくれていいぜ」

 

「い、いや、だって士郎さんは年上…」

 

「別に俺は気にしないからさ」

 

俺は彼女とは3回くらい話した事があるけど、いつも使いづらそうな敬語で話していて、香澄達と話していている時素の自分で話せて楽そうに見えた。なら俺は素の彼女と話がしたい。

 

「で、でも…」

 

「別に無理にとは言わないさ、でも出来ればタメ口でいいってだけさ」

 

「……分か…った」

 

「ありがと」

 

「!!」

 

俺は笑みを浮かべながら、彼女の頭を撫でる。

何か撫でるのが癖になってる気がするが……

 

「よし、じゃあ作ってくるから有咲は香澄達の所にいてくれ」

 

「お、おう」

 

有咲は耳を赤くしながらキッチンから出て行き、香澄達の所へ戻って行った。

 

「さて、始めますか」

 

まず初めにアク抜きをしていたたけのこをマカロニくらいの大きさで薄切りに

玉ねぎも薄切り、鶏もも肉は一口大に

アスパラは固い根元部分の表面をピーラーで薄くむき

塩を加えた湯で固めに茹であげ

氷水に落とし、食べやすい大きさに切る

マカロニはたっぷりのお湯で茹でる

フライパンに油を引き、鶏もも肉、玉ねぎ、たけのこの順に炒め

マカロニ、水、牛乳を加え煮立たせたら、シチュー粉を加えて味やとろみを調整

耐熱皿に盛り付けたらアスパラチーズをのせる

最後にパン粉を少々振り掛けたらオープンレンジへ

10〜15分経ったら─────

 

「うん、焼き目がいい感じだ」

 

さて、香澄達がいる所に持って行くか

 

 

「うわぁー!いい匂い!!」

 

「ホントだ!」

 

1個1個慎重に持ってき、彼女達の前に置いていく。

 

「はい、お待ちどーさま」

 

「美味しそう!!」

 

「これは楽しみ!」

 

「じゃあ食べようか」

 

 

『いただきます』

 

 

シャクシャクと音を立てながら、美味しそうに食べる香澄達。

 

「ん〜!!美味しい!!」

 

「ホントおいしー!」

 

「食感がいいね」

 

「たけのこってグラタンに合うんだ〜」

 

「…美味しい」

 

それぞれ感想を言い合いながら、食べるスピードを止めることなく、食べ続ける。

俺も自分のを1口食べてみる。

 

うん、上手く出来てる

 

俺は再び香澄達を見る。

彼女達は笑顔で仲良く話し合いながら、食べ続けている。

俺はその光景に口角が上がり、微笑むようにその様子を見ながらグラタンを食べ続けた。

 

 

 

彼女達が、ずっと仲良く笑顔でこれからもい続けて欲しいな…

 

そんなことを思いながら、彼女達の笑顔を見続けた。




次回の投稿日がちょうどバレンタインデー!!
つまり次回は、バレンタイン回!!
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