Afterglowのメンバー全員がコンビニ店員として働きます!
★オマケ
令呪を持って命ずる……!!俺に文章力と大いなる語彙力をォォォォォォォォォォ!!!!
ではどうぞ⤵
「いらっしゃいませー」
コンビニのレジで商品のバーコードを読み取り、接客をしている男の姿があった。
「3点で合計460円です」
商品を袋に詰め、レジ打ちをする。
「460円丁度お預かりします」
客からお金を受け取りレシートを渡す。
「ありがとうございましたー」
笑顔で客を見送る。
これの繰り返しを約1時間くらい続けている。
「ハァ……」
ひっそりと溜息をついていた時
「お疲れ様」
声がした方へ見遣ると、笑顔でこちらに近付いて来る女性がいた。
「疲れた?」
「あぁ、コンビニの店員って結構疲れるな」
「アタシはもう慣れたけどね」
クスクスと小さく笑う。それに対し俺は苦笑いで
「流石だな、リサ」
彼女の名を口にする。
俺がコンビニで店員をしている理由は約2時間前に遡る。
☆3時間前
俺は家で家事をしていた。蘭はひまり達とCiRCLEに行くらしく今は家に1人でいる。今日は部活も特にそれといった用事もないので、部屋を掃除していた。
あらかた掃除が終わり、居間でくつろごうと向かっていた時、LINEが届く。
「ん?」
メッセージ私は見ると、送り主は蘭だった。
『士郎さんって今暇?』といった文が送られてきた。
「まぁ、掃除も終わったから暇っていえば暇だな……」
『暇だよ』と返信すると、すぐ既読がつき返信がくる。『今から羽沢珈琲店に来て』と送られて来たので『わかった』と送り、家を出た。
羽沢珈琲店に着くと店前で蘭達を見付けた。
「あ!士郎さんきたー!」
「こんにちは、士郎さん!」
「シローさん、やっほ〜」
「待たせてごめん!」
「いや、そんな事ないぜ。それにアタシ達が勝手に呼び出したんだし」
俺は蘭達の元まで少し駆け足で近付き、呼び出した理由を聞く。
「それで俺は何で呼ばれたんだ?」
「実は─────」
「モカちゃんを助けて欲しいのだー」
蘭が答えようとすると横槍が入る。
「どういうことだ?」
モカの言ってることがイマイチ理解出来ず蘭に聞いてみた。
「モカがアルバイトしている所で今日急に人員不足になったみたい」
「そこでアタシ達が手伝いに行こうって話になって」
「でもどうせならもう1人くらい人手が増えたいいかな〜って思って」
「士郎さんを呼ぼうって事になったんです」
「なるほど……」
要するにコンビニにヘルプとして行くって事か……
「てかモカってアルバイトしてたんだな」
「それは心外ですなー。モカちゃんだってやる時はやるよー?」
「い、いや、別に疑ってるわけじゃないんだが……」
今までのモカを思い出すと、コンビニで働くモカの姿が全然想像がつかない。
「ま、まぁともかく!俺は別にいいぜ」
「ありがとーシローさん」
「じゃあ早速向かおうぜ!」
「おー!」
俺達は目的地のコンビニまで歩き出した。
コンビニに着きレジを見ると、男の人が1人だけ立っていた。
「おぉーモカちゃん、その子達が手伝いに来てくれた子達かな?」
「お疲れ様でーす、あたしの友達でーす」
「そうかい!ほんと助かるよ!それじゃあモカちゃん、お友達を裏に案内してきな、服は予備のがあるからそれを使ってね」
「さぁーモカちゃんについてこーい」
モカに続いて蘭達が着いて行く。俺は裏に行く前に先程の男性に話しかける。
「えっとモカっていつもあんな感じですか?」
「そうだよ、お陰でモカちゃんはこのコンビニのアイドルになってるよ」
「は、はぁ……」
ま、まぁ迷惑になってないならいい……かな?
「君もモカちゃんの友達かな?」
「まぁ、そうですね」
「いやーモカちゃんも隅に置けないな〜!」
「え?」
男性は俺をジロジロ見ながらいきなり笑い出した。あとこの人店長だ……名札に書いてあったよ……
「まさかこんなに頼り甲斐がありそうな男を捕まえているなんてな!これは将来モカちゃんは幸せになりそうだね!」
「そ、そうですか……」
いきなり笑い出したと思ったら今度はよく分からない話をしてきた。ちょっと理解出来なかったけど、モカは将来幸せになるのは間違いないだろう。
なんせモカの周りには蘭やひまり達がいるんだ。喧嘩する事もあるだろうけど、彼女達なら何とかやってのけるはずだ。
「いや〜君のような子ならモカちゃんを任せられる!頼んだよ!!」
「いや、あなたモカの親でも何でも無いですよね!?」
「何言ってるんだ!私はモカちゃんの店長だよ?」
「店長だからってそんな権限ないですよ!?」
と、店長とレジ越しに言い合っていると、店の扉が開いた。
「お疲れ様です」
「おぉ、リサちゃんお疲れ様!」
そこにはRoseliaの今井リサがいた。
「リサ?」
「あれ?士郎さん、買い物?」
「いや、今日は助っ人としてここに来たんだ」
「あぁ〜、モカが言ってた助っ人って士郎さんのこと?」
「まぁ、そうだな。今日はよろしく頼むよ」
「任せといて!先輩としてしっかり教えてあげるから!」
「お手柔らかに頼むよ」
リサと軽く挨拶を交わし、笑いながら会話をしていると
「ま、まさかリサちゃんとまで仲良しだったのは!?これは中々相手が手厳しいぞ!モカちゃん!!」
「さっきから何言ってるんですか……」
もう店長さんと話す事に疲れ、少し呆れ顔で店長を見遣る。
「安心したまえ、士郎君!君がどちらを選ぶかは君次第だからね!私は何も言わないよ!!さぁ!若き少年よ!青春を謳歌するが良い!」
「だからさっきから何なんだよ!?」
この時、俺の口調は敬語からいつもの口調で突っ込んでる事に気付いてなかった。だが、隣でこの光景に微笑んでるリサがいたことは気付いていた。
「全く……あの店長さんはいつもあんなんなのか?」
「んー、アタシもあんなテンションが高い店長さんは見た事ないかな?」
店長さんと会話を終え、リサと一緒にスタッフルームに向かい、制服を着る。
「あの人と話していると何か疲れてくるよ……」
「そう?士郎さん結構楽しそうだったよ?」
「冗談はやめてくれ……」
苦笑いで答え、俺は蘭達と所へ向かう。
「あ!士郎さん遅いよ!」
「悪い、店長さんと話し込んじまった」
ひまりが頬膨らませて怒ってきたので、俺は謝罪の言葉と一緒に軽く頭を下げて謝る。
「そういえば店長さんと士郎さんの声こっちまで聞こえてたけど何の話してたの?」
蘭に問い掛けられ、俺は言おうか迷ったがあまり関係ない話をしていたので、はぐらかす事にした。
「ん?あー、あまり気にしなくていいよ」
「ふーん」
「それより早速始めようよ!」
「そうだな、でも人数が多いから二手に分かれて1時間事に交代制にしていこう」
「クジはもう作ってあるからみんな1本選んで!」
いつの間にかつぐみがクジを用意していたらしい……俺達はつぐみの言われた通りに1本選び、掛け声と同時に引く。
「いっせのーで!」
結果は……
前半:士郎、蘭、リサ
後半:モカ、ひまり、つぐみ、巴
「うん、バランス良く別れたね」
「そうだな、両方に経験者がいるからいい按配で別れてる」
「じゃあ早速始めようー」
「おー!」
という訳で冒頭に戻る
始めた時間が11時くらいだったので今は13時くらいまで時間が進んでいる。
「商品はもう並べ終えたのか?」
「元々あんまり減ってなかったからすぐ終わっちゃた」
「そうか、ならこっちは大丈夫だから蘭の手助けしてやってくれないか?」
「りょかーい」
そう言ってまだ客の相手をしている蘭の方へ向かっていた。俺とつぐみはこういう接待業は今までやってきたのであんまり困らなかったが、こういう事を初めてやる蘭とひまりは結構四苦八苦しているみたいだ。
巴はすぐに接待業にも慣れ、蘭やひまりみたいに困っていた所は見なかった。
才能っていうのか?こういう事をすぐ慣れて出来ちゃう事を。
それに対してひまりは
「何でそんな簡単に出来ちゃうの!?」
「いや、えっと、何となく?」
「うぇぇぇぇん!!巴が虐めてくるよぉぉぉ!!」
「えぇ!?」
といった感じでスタッフルームに入ってきてひまりがリサに慰められていた。
「おーい、交代の時間だぜ」
「ん?もうそんな時間か」
「あぁ、あとご馳走様。美味しかったぜ」
「それは良かった。結構急いで作ったから味見してなかったから少し心配だったんだが」
実は後半組と代わる時
「シローさんご飯持ってない?」
「え?ご、ご飯?持ってないけど……」
「えー、モカちゃんお腹ペコペコだよー」
「モカやめて!私も我慢してるんだから!」
「そういえばまだ何も食べてなかったな……」
「あたしも……」
「……わかった、今から急いで作ってくるよ」
「え!?今からですか!?」
「丁度俺は今から休憩時間だしな、少し待っててくれ」
そう言って俺は家まで全力で走り出した。
幸いにもそこまで遠くなかったので、そこまで疲れる事はなかった。
俺は家に入り、キッチンに立ち何を作ろうか悩み込む。
「手軽に作れて食べれるやつか……アレを作るか……」
まず初めにフォーク等で海苔に細かい穴をあけておく
次にスパムを5mm~1cmの厚さに切って、きゅうりは斜め切り
市販の白身魚のフライは海苔の横幅より小さいサイズに切って、レタスは食べやすい大きさにちぎり水気を取る
油をしき、卵に塩を少々ふってかき混ぜ炒り玉子に
フライパンでスパムを焼く
醤油、砂糖、みりん、酒、粒胡椒を加え入れ、中火で焦がさないように照りが出るまで焼き粗熱を取る
全形海苔は横半分に切っておき、ラップを敷いて切った海苔をのせ、塩をふり、ご飯を適量のせて
その上に具材をのせていく
一つはごま、スパム、炒り玉子、きゅうり
もう一つはレタス、白身魚のフライ、タルタルソースの順で
中央で折り曲げ、具材をサンドしラップで巻き包んで完成!
後は人数分……いや、モカとひまりはよく食べそうだからそれなりに多めに作っておこう
「よし!後は持っていくだけだが、流石にこれを持ちながら走ると形を崩しそうだから自転車で行こう」
俺は自転車のカゴにランチバックを入れ、コンビニまで漕ぎ出した。
店に入った時には時間が55分になっていた。
「あ、シローさん」
レジにもたれかかっているモカを見て苦笑いを作りながらランチバックを見せる。
「作ってきたぞ」
「おぉ〜」
「休憩時間に食ってくれ」
「りょかーい」
そう言って俺はスタッフルームに入る。
「……!士郎さん!」
「士郎さん!本当に作ってきたんだ……!」
「まぁな」
ランチバックを机の上に置き、制服を着る。───すると。
「士郎さん、休憩しなくていいの?」
「ん?大丈夫だよ、そんなに疲れてないしな」
「……ならいいけど」
「ありがとな、蘭。心配してくれて」
「……別に」
蘭は顔を逸らし、俯く。そんな蘭の頭を俺は撫でる。
するとこの光景を見ていた人物から冷やかしを言ってくる。
「熱々だね〜」
ニヤニヤしながら見ていたリサがいた。蘭はすぐ顔を赤くし俺から少し距離を取った。
「いや〜ほんと傍から見たらもうラブラブのカップルだよ〜?」
「カ、カップ────!?」
「冷やかしはやめろよ、リサ」
「え〜」
俺はそのままスタッフルームから出て行き、ひまり達の元へ向かう。
「おーい、そろそろ交代だー」
「はーい」
「やっと終わった……」
「お疲れ、ひまり。ご要望のご飯は机の上に置いてるから好きに食ってくれ」
「やったー!」
「あ、でも全部食べるなよ?蘭とリサの分も考えて食ってくれよ?」
「はーい」
そういった感じで後半組と交代して、1時間勤務を果たしにレジに立った。
「さて、蘭とリサにも伝えてくるか」
「いや、アタシが伝えとくから先に裏に行ったら?」
「そうか?じゃあお言葉に甘えて」
俺は巴に言われた通りに先にスタッフルームに入って行った。そこには、綺麗に平らげられた後のラップのゴミが片付けられていた。
「おぉ〜これが士郎さんが作ったおにぎりか!」
「美味しそう」
後ろから声が聞こえ、そっちに見遣ると蘭とリサがいた。
「さぁ、俺達も食べようぜ」
俺はランチバックからおにぎりサンドを取り出し、蘭とリサに渡す。そして席に座り、手を合わせる。
「「「いただきます」」」
同時におにぎりサンドにかぶりつく。
「美味しい〜」
「……」
リサは頬に手を当て美味しそうに食い、蘭は何も言わないが目を爛々と輝かせながら食べていた。
さて、ひまり達が終わった次の時間がラストだ。
ラストまで気を引き締めて、頑張りますか……!
俺はそう思いながら、おにぎりサンドにかぶりついた。
次回は……ななななんと!!
青タイツさんが出てきます!!
お楽しみに!!