帝国手記   作:一般国家総統

10 / 17
これから貴方が目撃するのはそれを見た瞬間身の毛のよだつような恐怖の疼きを味合わせることでしょう!
(一度言って見たかったんや…)


第8話 前哨戦 荒天戦闘

世界標準時3時45分

海上、強襲揚陸支援艦『永凛丸』(第89、108、143歩兵師団、第23強襲揚陸隊、第85戦車隊乗船)食堂

「作戦開始地点まで後何時間ぐらい〜?」

「この艦が現在18.3ktで航行中ですから……後8時間ぐらいじゃないですか?」

「8時間か〜…暇だなぁ…何しよう」

「銃の手入れでもしてたらいいんじゃないですか?」

「ええ〜、めんどっちい〜」

「じゃあゲームでもしたらいいんじゃないでしょうか」

「分かったよ〜、お前も一緒にやる?」

「私には戦車の整備があるので」

「真面目だね〜第85戦車隊隊長さん」

「貴方が不真面目なんですよ、第108歩兵師団師団長さん」

「役職名じゃなく名前で呼んでくれないかな〜?」

「それを言うなら貴方もでしょう…さて、私はこの辺で失礼しますね」

「まあ一緒に頑張ろうや、上陸作戦なんだし、戦車は歩兵の支援がいるんじゃないか?」

「それを言うなら歩兵も戦車の支援がいるだろうに…では」スタスタスタ

「真面目だね〜……さて俺も準備するかな…」

艦橋

「今のところ敵影はなし…曇り空だし少し霧が出ている…まず航空機などが来る可能性は少ないな……」

「でも話によると敵は魔法?なるものを使ってくるらしいですし、警戒するに越したことはないですよ」

「そうだが…まあ所詮魔法なんて科学の劣化版だろ」

「慢心は良くないですよ、艦長」

「善処しよう」

海上、第32艦隊旗艦『金剛』艦橋

「進行方向にスコールあり、回避しますか?」

「作戦本部に聞いてみろ」

「了解、作戦本部こちら第32艦隊旗艦金剛、進行方向にスコールあり、回避の是非を問う」

『こちら作戦本部、規模はどのぐらいだ』

「中の上ほど、頑張れば航空機の発着艦ができる程度だ」

『ならば回避はするな、前進せよ、敵艦隊も展開している筈だ、作戦開始の前哨として戦果を期待する』

「了解、通信終わり……だ、そうです艦長」

「そうか、引き続き前進、周囲の警戒を怠るな」

「了解」

一時間後、世界標準時5時、スコールの中心付近

「凄い雨風ですね」

「そうだな…だが敵は魔法なるものを使う、決して警戒を怠るn『進行方向に機影あり!距離4万数48!』…そらきた、敵さんのお出ましだ」

「総員戦闘配置!特に対空要員は気合を入れろ!」

「了解!」

「作戦本部に無線で伝えておけ」

「了解、作戦本部こちら…作戦本部!作戦本部!こちら第32艦隊旗艦金剛!応答願う!」

「どうした……まさか」

「無線が…通じません…」

「敵機からか⁉︎それともこのスコールで…」

「未確認機加速!距離3万9千!」

「この短時間でそこまで…全砲!開け!、対空砲は射撃開始!弾幕を張れ!」

「了解!対空砲急げ!」

ドドドドドドドドドドドドドドド

「流石速射両用砲といったところでしょうか…凄まじいですね」

「何をボサッとしている!早く敵機ありの報を味方艦に知らせんか!」

「りょ、了解、こちら旗艦金剛!進行方向に敵機発見距離38万7千!」

『なんだって!クソッ総員戦闘配置、対空砲射撃開始!』

「進行方向に敵影あり!水上艦が10…20…敵艦隊です!進行方向より敵艦隊!距離3万数28!」

「ご新規さんだ!砲弾のウェルカムサービスをしてやれ!」

「了解!一番二番開け!砲撃開始!撃てぇ〜!」

ドオォォォォォン ドオォォォォォン

「装填急げェ!」

<ソウテンイソゲェ!  ハヤクシロハヤク!

「初弾!弾着確認!敵艦を3隻持っていきました!」

「砲撃を続けろ!敵機の数は⁉︎」

「減ってません!しっかり回避行動をとってます!距離1万7千!」

「探照灯照射!敵機を照らせ!機銃も攻撃開始だ!」

「迎撃急げ!」

「敵機より攻撃!来ます!」

「総員何かにつかまれ!衝撃に備えろ!」

ズウウウウウウウゥゥゥゥゥゥン ドオオオオオオオォオオオオオン

「護衛駆逐艦エレバス蒸発!本艦小破!他艦にも被害が出ています!」

「クソッ!、敵艦隊の方はどうだ!」

「おそらく21隻撃沈!敵艦隊は踵を返していきます!」

「敵機撃墜!2機の撃墜です!敵航空隊は撤退していきます!」

「何度も言うが警戒を怠るな!…クソッ、まさか此処までとは…予想外の被害だ…」

「作戦本部!こちら第32艦隊旗艦金剛!応答願う!」

『こちら作戦本部、どうした、急に定時連絡をしなくなったが…』

「敵艦隊、敵航空隊と戦闘に入った…敵航空隊を確認した直後に無線が使えなくなった…おそらく魔法だろう…」

『作戦本部了解、して被害は?』

「旗艦小破、それ以外は全中破、そして護衛駆逐艦エレバスの蒸発…これが受けた被害だ…」

『…それはどの程度の攻撃でだ?』

「一撃だ、一撃でここまでの被害が出た…」

「…作戦本部了解、戦果は如何程に?」

「敵艦隊28隻のうち21隻の撃沈、敵航空隊は全員エースだと思われますが、48機中2機撃墜です」

『了解、予想以上に被害がデカい、撤退を許可しよう』

「分かりました、撤退します」

「艦隊反転!撤退だ!」

(辛いな…この戦争、勝利できればいいが…)

 





  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。