帝国手記   作:一般国家総統

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チカレタ


第9話 作戦開始 仮称仏方面軍

世界標準時11時12分

海上、強襲揚陸支援艦『永凛丸』艦橋

「作戦開始まで分刻みになってきたな…」

「第32艦隊がやられたのは痛手ですがね…」

「今回も生きて帰って連中を煽ってやろうぜ!」

「良いアイデアですね!賛成です!」

「さて…現在仮称英国海峡、仮称ノルマンディ沖約50km地点…上陸予定地は仮称ウイストルアム」

「上陸後第89師団は仮称ブレスト方面へ、第108師団は仮称パリ方面へ、第143師団は海岸線を突っ切り敵首都と予想される仮称ベルリン方面へ…」

「第102、120航空隊があらかじめ進行方面を爆撃、戦車隊が荒廃した土地を突き進む電撃戦…」

「必要とあれば本土から砲撃支援が飛んでくる…」

「…にしても皮肉ですね、電撃戦を世に知らしめた国に電撃戦を仕掛けるなんて」

「いや分からんぞ、この世界のあの国はドイツではないかもしれんからな」

「あっそうだ、艦内放送で最終整備を終わらせておけと伝えろ」

「了解、『ザザッ 艦内放送、艦内放送、兵士諸君は武器の最終整備を終えるように、以上、ザザッ』」

「さあ話してる間にもう11時半ですよ、作戦開始まで残り30分、大事にしましょう」

「まあ我々は海岸3km地点まで行って敵部隊を葬るだけの簡単な仕事だがな」

「まあそうなんですけどね…おっと作戦本部より通信…敵部隊は予想以上に強力であった、追加で5個師団、3個戦車隊、1個艦隊を派遣する

くれぐれも慢心しないように…ですって」

「なかなかの増援だな、攻略が簡単になるぞ」

「まあ作戦開始まで少し休憩しましょうよ」

「ああ、そうだな、ちょっと休憩するかぁ」

世界標準時11時58分32秒

「作戦開始まで残り1分28秒です」

「全隊準備よし、上陸艇全て正常」

「機関全速用意」

「了解、機関全速用意」

「午前零時まであと5…4…3…2…1…作戦開始!」

「機関全速!海岸3km地点より反転!」

「了解!機関全速!急げ!」

ドオォォォォォォォォン  ドォォォォォォォォォン

「この音は何なんですか?凄く小さいですけど陸の方から聞こえてくるんですが…」

「多分爆撃隊のGBU-120/B爆弾の音じゃないか?あれかなりデカいし」

「あのドデカイクラスター爆弾ですか…確かに対地には抜群ですけど…条約ってどうなってるんですか?」

「ハハッ、考えてみろよ、ここは元の世界とは違うんだ、条約なんか必要ねえんだよ!」

「ええ…(困惑)」

「何にせよ此処からは敵地だ、此処までもそうだけどな、警戒するに越したことはないし、敵戦力を過小評価するのもダメだ」

「だからといってこれは……………まあ普通ですね(洗脳済)」

「目標地点まで47分…何もなければいいが……」

世界標準時0時52分

「海岸まで4.8kmです!」

「少し早いが機関停止!上陸艇を発進させよ!」

「了解!全隊出撃!皆に武運を祈る。」




スランプ…
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