「先発隊より永凛丸へ、制圧完了、後続の揚陸許可を」
『こちら永凛丸了解、後続を上陸させる』
「了解、通信終了…っと、あと20分ほどで後続の上陸が完了するだろう」
「にしても意外と居なかったなぁ、敵兵」
「そうですねぇ…これがドイツなら上陸までに2回は死にましたね」
「だなぁな、ハハッ!」
「あのー……すいません、今回が初めてなんですが何かコツとかって…あったりしますかね?」
「コツかぁ…そうだな…特にはないが…まあ恐怖耐性つけとけ」
「恐怖…耐性?、それって何なんですか?」
「えっ…ゲームした事ないの?」
「ありますけど…」
「えっ、よく〇〇耐性って出てこない?」
「物理攻撃耐性とかですか?」
「そういうのと掛けて緊張を解そうとしたんだけど…」
「そうゆう事ですか…ありがとうございます」
「まあ良いってことよ、これから沢山血を見ることになるからな」
「SANチェックありますかね」
「いちいちやってたら時間が足りんぞ」
「そうですね…」
「おっと、後続の到着だ」
「工兵!仮設線路敷設急げ!」
「あれが装甲列車ですか…ゴツいですね…」
「見ろ!虎4やぞ!二桁の虎4やぞ!」
「そう興奮しないでくださいよ隊長…みっともないですよ」
「そうか…」グスン
「いくら11歳でもそう簡単に泣かないで下さいよ…」
「ん?ん〜……敵戦車を確認!数15!」
「距離はどのぐらいだ!」
「110弱ぐらいですかね」
「汚い(正確な情報を寄越せ!)」
「逆ですよ…」
「敵戦車の特徴は?」
「仏のルノーB1と同系統とみられます」
「ならば虎4の主砲で抜けるな、オーバーキルなぐらいだ」
「攻撃しますか?射撃用意は出来てますよ」
「敵はこちらに気付いているのか?」
「おそらく気付いていないかと」
「では奇襲という形で……待てよ…」
「どうかされましたか?」
「今お前B1って言ったよな」
「はい、そうですが…あれっ?」
「気付いたか?今まで敵は独逸の兵器によく似たものを使ってきていた…」
「しかし何故あの敵は仏蘭西の兵器なのか…ですね?」
「鹵獲品という結論もあるが…奴らの進行方向はライン方面だった」
「つまりここは敵国とは関係のない可能性が?」
「だが既に爆撃してしまったからなぁ、これは宣戦布告とみなされるなぁ」ニチャァ
「じゃあしょうがないですねぇ、射撃許可を頂けませんかぁ?」ニタァ
「よかろう、射撃許可を出す、敵を生かして帰すな」
「よし!(現場猫)照準開始!」
『照準は既に終えています!』
「準備が良い+1145141919810点」
「だから汚いですって…」
「全車!射撃開始!撃てぇぇぇ!!」
ドッドオォォォォォォン
「敵戦車隊沈黙!…誘爆確認!全車撃破!」
「よし!前進開始!夜明けまでに300kmは浸透するぞ!」
『了解、全車海岸に沿って敵首都と想定される仮称ベルリンまで侵攻開始』
「歩兵隊も前進だ!敵兵を一人残らず土へ返してやれ。」
虎4ことTigerⅣのスペック
全長10.71m
車体長7.49m
全幅3.79m
全高3.27m
速度(整地)47km
速度(不整地)31km
行動距離(整地)328km
行動距離(不整地)273km
主砲 53口径120mm対戦車砲(70発)
副武装7.79mm機関銃4門(連装型2基)
装甲 車体前面一律228mm
車体側面一律98mm
車体背面最大75mm
砲塔正面一部(実質)558mm(本当は一律192mm)
砲塔側背面一律105mm
乗員 7名