南東方位艦橋、捕虜収容所、食堂
「D-143000!、D-143000は何処だ!」
「何だ!まだ昼食の時間の筈だぞ!』
「相変わらず態度がデカイな…まあ良い、尋問室まで来てもらうぞ」
「尋問室に?何故だ?何も問題は起こしてない筈だぞ」
「貴様から聞くことはまだまだあるからな、分かったか?」
「…分かった、向かおう」
同方位艦橋、同収容所、尋問室
「で、何を聞くんだ?、あといい加減鶏以外も食わせてくれ」
「あと27日我慢しろD-143000、で早速本題に入るが、貴様の国の軍に人が空を飛ぶ部隊はあるか?」
「…何故それを聞く?」
「先ほど謎の人型実体より攻撃を受けたんだ、まあ被害はゼロだがな、でその実体が空を飛んでいたんだよ、何か知らないか?」
「それはどのぐらいの規模だったんだ?」
「1500程度だ、殆どは海の藻屑になったがな」
「…それは我が国が誇る航空魔導隊だな…」
「航空魔導隊?どんな隊だ?」
「簡単に言ってしまえば、魔力を持つ人間を兵器転用した隊だ、それよりもさっき殆どと言ったな、何人生きている?」
「それは教えられない、いずれここに連れて来られるからそれまで我慢しろ」
(兵器転用か…それがこの世界の常識なのか?、分からんな…とりあえず聞くか)
「さっき兵器転用と言ったがそれが普通なのか?」
「ああ他国もそうしているからな、私も一回でいいから空を飛んで見たい物だがな」
「だが貴様は総統を攻撃した時魔法を使ってたじゃないか」
「あっちとこっちじゃ兵科が違うんだよ、それに空を飛ぶには専用の宝具がいるからな」
「兵科が違うねぇ、まあいいや質問はこれで終わりだ、引き続き鶏肉を食べてくれたまえ」
「だから鶏以外を食わせてくれと言ってるんだ!、もう限界だ!」
「はいはい、頑張れ〜」
「ぐぅぅ…」
東方位艦橋五階、国土放送局
「作戦案がまとまった、早速発表といこうじゃないか」
「相変わらず早いですね」
「書類仕事より楽で面白いからな」
「さて準備をしてくれ」
「了解」
総合戦闘指揮場
「もうそろそろじゃね、作戦発表」
『ザザッ これより攻略作戦の発表を行います、軍属の方は集中してお聞きください』
『どうもどうも皆さん、総統です、早速ですが作戦内容を伝えますね〜
まず敵国の位置について、先日の敵襲時奴らは2時の方角より攻撃してきた、つまり2時の方角に敵国があるというのはもう周知の事実だろう
次に初動だ、まず敵国は沿岸国であると言うのは想像つくだろう、つまり初動は海軍にかかっている、その為この作戦においては海軍より三個艦隊、陸軍より四個強襲揚陸隊でかかる
海岸の防衛を崩して仕舞えば戦車隊で轢いていくだけの簡単な作業だ、しかし敵は魔法と言う未知の攻撃手段を持っている、油断はするな
航空隊の援護もつけるが敵にも航空魔導隊とか言う奴らがいる、注意しろ戦力は未知数だ
文明レベルはおそらく近代ぐらいだろう、戦車もいる可能性がある
一応本土からも援護射撃を行う、死者を出さん様にな
後は講和会議だ、楽な仕事だろ?
現在世界標準時8月20日15時30分、作戦開始は世界標準時8月30日0時0分だ
これで終わりだ、準備しとけよ ザザッ』
「何だ簡単じゃないか、一ヶ月で落としてやろう。」