世界同士の衝突?
そんな秘密が隠れていたのか?
「クソ、マサカ負ケルトハナ」
「案外強かったけど……師匠よりは弱いな」
「ワシの師匠よりも弱いな」
「私の師匠よりも強かったけど」
まあ勝てたけどね。
聞いた話によると師匠ランクが高い奴ほど少ないらしい。
Sランクが1%
Aランクが4%
Bランクが10%
Cランクが25%
DEランクは60%だとか。
布川さんはBだけど…………僕はなんだろ。
「フ、貴様ラモガンバレヨ」シュウウウ
あ、消えた。
ゲームみたい。
「んじゃ帰るか」
もう海底人の気配は無いしね。
ここには用は無い。
「ちょっと探検してみたいな」
「なんで?」
「だって海底でどんな暮らしをしてるか気になるじゃん」
「わかる」
確かにどんな仕事とかあるんだろう。
何食ってるか気になる。
「その前にゲームクリアしよう」
★
「あー帰って…………来たァァァァァァァァ!」
「久々の太陽光ですな」
「ああ、空気美味い」
マジで空気が美味しい。
凄い空調が悪かったし。
「んでどうするの?」
「確認したけど四つのエリアのヌシが討伐されたらしい。それでラスボスが表れた情報が無い」
「四つエリア制すれば出てくるんじゃないの?」
「まだボスがいるんだろうな…………セーフエリアに戻ろ」
「はーい」
もう既に四つエリアをクリアされたらしい。
北南は【乙女座銀河連合】東は【金剛財閥】らしい。
んで。
「あーやっと地面に着いた」
「久しぶりの陸地じゃ」
「あー手を着いてたい」
固定された陸地が1番良い。
うふふあはは。
「んでどうしようかの」
「待とう。数日設けたんだし時間が経って出現する可能性もある」
「だよね。んじゃ戻る?」
「どうしようか…………暇だし他の能力者と交流するか」
「いいかもね」
そー言えばどんな能力者がいるんだろう。
警察や自衛官にもいるしヤクザや学生のクランもいる。
企業や生産、職人ギルドの様なのもあるんだよなぁ。
「あ、【ヘパイストス】の人が出店だしてるよ」
「【金剛財閥】も出してる…………」
まあ商才たくましいクランだ。
でも【金剛財閥】のクランは人多いって聞くし、班に分けて役割分担してた方が効率的かも。
「奢るよ二人とも」
「サンキュー」
えっと…………わっ!
「ゴチュウモンハ?」
「ロボット?」
AIだ! すげぇ。
ここまで来るとかこのクランの技術高ぇ。
「あ、【ヘパイストス】の出店か」
工場でAIロボットとか使いそうだな…………人件費少なくなるけど人を雇わなくなるから複雑だ。
「んじゃラーメンと餃子とチャーハン」
「海鮮バーガーとフライドポテト」
「牛丼中盛り、みそ汁付きで」
「オノミモノハ?」
「水」
「僕はミルクティー」
「ワシはお茶」
「カシコマリ」
ちなみに布川さんはラーメンね。
僕はハンバーガー。
「待つ時間が長いの」
「だね。話して時間潰そ」
まあ暇だし。
「んで海底王。奴の言ってた事どう思う?」
「本当かどうか分からないけど有り得る話かな? 五万人を能力者にする時点で大事だしね」
「それにどんな理由で災厄が起きるのか気になるの………………」
だよね…………災厄はどうして起きるかは説明してくれなかったし。
それは神に聞くしか無いな。
まあ喋れる機会はあるとは思う。
「オマタセシマシター」
「うむ」
やっと料理が届いた。
待ってました。
「餃子少し食べる?」
「うん。ポテト食う?」
「儂も」
こんな弁当交換とか良いよね。
「あ、蚊だ」
バチン
とみさんが蚊をパンッてした。
タイミング良い。
「待って! 今の蚊じゃ無かったよ!?」
「?」
「どゆこと?」
「小さいシラスに羽が生えてる奴だったけど…………」
よく見えたな。
…………ん? なんの生物?
「よく見えたな…………」
「うん実は凄い目が良いんだ。160kmの球の縫い目も見えるよ」
ふぇ、そう言えば才能があるから神に選ばれたんだっけ?
ピコン
『中央エリアにてエリアボス〈フライングシラス〉が討伐されました』
『これより北エリアにてラストボス〈ポセイドン〉が出現します』
…………今の?
今のがエリアボス?
「飯食べたら北エリアに急ごう」
「ゆっくり食べさせて…………」
「儂も」
「…………」
★
『ラストボス〈ポセイドン〉を【乙女座銀河連合】が討伐されました』
『Congratulation!!』
や、やられた。
僕が食べるの遅いから遅れた…………ハンバーガー美味しいし。
やっぱり念能力関係のグルメは最高だな。
んで僕らは海上でだべっていた。
「あー負けたか〜」
「ご褒美は何貰えるんじゃろ」
何を貰えるんだろ。
なんかのシステムとか実装されるのか?
あ、システムがリザルト画面に。
魚 156万
人 300万
海底人 6億4900万
エリアボス 10億
合計 16億5356万
もう遊んで暮らせる額稼いだんだけど!
FIREしたいな。
考えとしてはクランのレベルを上げたりして機能を拡張したい。
「ねーとみさん?」
「どした?」
「良かったらウチのクランに入らない?」
「いいぞ」
いえーい新入メンバーだ。
★
んじゃケジメ付けるか。
「やっぱり出すんだね」
「まぁね。逆に考えればそっちも顔とか見せないし、話しかけて来る事も無いって事だから」
「そうかな〜? 図に乗ってまた請求してくるんじゃない」
「ありうる…………その時は消すよ」
幼なじみ…………名前は忘れたが金を払って縁を斬る事にした。
金は沢山あるんだし、擦り寄ってくるかもしれないし手切れ金って事で。
「一応録音あるから」
「弁護士紹介するよ?」
意外とコネ広いな布川さんは。
「…………」
「どうしたのニヤニヤして」
「良い恋人が出来たなって」
「嬉しいっ」ギュ
本当に布川さんは可愛いなぁ。
イベント終了。