現実に念能力者!?   作:煽りイカ

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これからの事

「う〜んっ〜」

「ふぅ」

 

 お泊まりして翌日、僕らは結ばれベットの上で寝ていた。

 童貞喪失しました……布川さんも処女でした。

 

「うっ〜」

 

 右手の方に彼女が寝てる。

 

 正直やりすぎて隣でグロッキーになっている。

 こっちも体力が沢山あり、師匠にクソ苦い秘薬とかぶち込まれたので精力が有り余ってるのだ。

 

「おはよう」

「お、おはよう…………」

「コーヒーでも飲む?」

「うん……飲む」

 

 粉とポットが置いてあったのであっためて淹れる。

 

「美味しい」

「インスタントもいける」

 

 2人で飲むコーヒーもいいな。

 

「それにしてもさ」

「?」

「美人な彼女もらったよ」

「そ、そう」カアアアアアア

 

 めちゃくちゃ美人なんだけど。

 僕には勿体ないくらいのヤバさ。

 

「それとさ…………聞きたいんだけど?」

「ん?」

「この姿と地味な姿どっちがいい?」

「…………」

 

 どっちも好きなんだけどなぁ。

 

「どっちも好きだと言いたいけど、地味な方がいいかな?」

「? なんで?」

「僕の好みだしさ、それにこの場面で目立ち過ぎると念能力者だってバレる可能性もある」

「あ、確かに纏が出来てるし。こっちは隠れ念能力者でやろうと思ってるし」

「言っておくけどクランを作る際には布川さんの事は言うつもりは無いからね」

 

 念能力者だって事を出頭しろと言うけど、クランや他人の事を言えとは言ってないしね。

 他人の個人情報を簡単に吐く人間は信用出来ん。

 

「とりあえずしばらくしたら出頭するよ」

「情報流してね?」

「いいよ」

 

 そんくらいは問題無いだろ。

 

「あ、まだやるか」

「夜あれだけ元気だったのに!?」

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 それにしても今日は休日で良かったぜ。

 

「ここが部屋?」

「安アパートだけどな」

 

 て、彼女が僕の家に来た。

 暇だったからだそうだ。

 

「お邪魔します。綺麗に片付いてるね」

「あまり物置いてないからね」

 

 家具とかも最低限だし。

 

「あーでも居心地いいかも」

「狭いけど」

 

 狭いが安心する空間だ。

 眠いな。

 

 僕は紅茶を淹れる。

 

「それで? クラン作って何やるの? クランによって目的が違うよ?」

「こっちは賞金稼ぎみたいなチームにしたい。もしくは便利屋みたいな」

「ツェズゲラとか感じ?」

「イグザクトゥリ」

 

 実は掲示板を見ててやりたい事をやる為に趣味や信念が同じ人間を集めるクラン募集をしていた。

 特別に公務員になれたり、料理や農業の分野や会社への求職等の勧誘もあった。

 

 実は漫画見てて、グリードアイランドみたいにチームで組んで物事を成したいと密かに憧れていたのだ。

 

 もしかしたらイベントとかやるかもしれないし、グリードアイランドとか天空闘技場みたいな催し物も出そう。

 

 てかイベントって何をやるんだろう。

 景品とか用意してあるんだよな? 

 

「とりあえず賞金稼ぎシステムとか見てどんなのがあるか見ない? 私らが出来そうなの」

「どんなのがあるかな?」

 

 ちょくちょく見ているが段々数が増えている。

 簡単に説明すれば異世界転生とかでよくあるギルドの仕事。

 この世界の未解決事件や問題が依頼として出されるみたいだ。

 難易度により金額が高い。

 

 例えば巨大化した熊を討伐して欲しいとか、珍しい植物を納品してくれとか。

 難しい依頼だと、殺人事件の犯人探しや指名手配犯の討伐、絶滅危惧種の繁殖とか難病の特効薬作り。

 

 犯人や指名手配犯をどうやって探せばいい? って話になるし、動物や医療等の分野に詳しくないとダメな依頼だ。

 

「私の能力は応用力あって便利だから多少は平気」

「僕も多少は平気」

 

 そういえば布川さんの能力ってなんだろ? 

 機会があれば見てみたい。

 

「これなんてどう?」

「ん」

 

 骨董品等のコレクターとかが探してますとかの依頼だ。

 

「せどりとか?」

「うん。叔母が質屋をやってるし、骨董品店にも顔がきくんよ」

 

 原作でゴンキルがやっていた事なのでワンパターンだが、現実でも副業で実際にやっている人間もいるくらいだ。

 

 凝を出来るやつ沢山だろうし、こんな世界になる前でも超能力者みたいな人間もいたし…………もしかしたら早めにやった方がいいかもしれない。

 

「よし、早めにやるか」

「思い立ったら吉日って言うしね。確かに明日質流れのやつがあるし行かない?」

「行こうか」

「ちょっとデートみたい」

 

 よく考えたらデートだな。

 良い。

 

「他にも出来そうなの依頼とか無いか?」

「埋蔵金とかあった。徳川とか豊臣とか」

「こっちも海外のもある。黒ひげの財宝とかナチスドイツのとかも」

「天叢雲剣の捜索とかある……」

 

 依頼にあるって事は…………え? マジであるの!? 

 確かに自分の財産は後世まで残したいとか思うが死んだら何も使えんだろ。

 自分の名声を未来に残したいとかそんなもんだろうか。

 

「変なのもあるね。孫と会いたいとか水が欲しいとか」

「シンプルだな…………でもそう言うのに限って難しいんじゃないか?」

 

 死んだ孫と会いたいとか水源不足だから作物が育たぬとか? 

 イタコや地面操作する能力とかが役に立ったりして。

 

「あ」

「どうしたの?」

「壊れた金庫を開けて欲しいってのがあった」

「出来るの?」

「出来ますけど?」

 

 僕の能力かかれば簡単だ。

 

「隣の県だね。時間あったら行ってみよう」

 

 グウウ

 

「あ…………」

「私何か作ろうか? 有り合わせでいいならだけど」

 

 お腹の虫が鳴いてしまった。

 考えたら朝何も食ってなかった。

 

「お言葉に甘えよう」

「えっと、冷蔵庫には…………卵チャーハンがいいかな?」

 

 作った料理を食べると美味しかった。

 

 

 

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